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Pine Script™ (v5) の覚書 - 3 : SMAを表示する(3)

前回までの話。


ta.smaとplotで、移動平均線を描画する

plot関数を使うと、series変数の値を折れ線として描ける。
以下のように、20期間移動平均線を描く。

//@version=5
indicator("マイスクリプト", overlay=true)
sma20=ta.sma(close,20)
plot(sma20, "20移動平均線")

これをチャートへ反映してみると図1のようになる。

図1 チャートに移動平均線を表示する

続いて、短期・中期・長期の移動平均線を描く。

//@version=5
indicator("マイスクリプト", overlay=true)
sma20=ta.sma(close,20)
sma50=ta.sma(close,50)
sma200=ta.sma(close,200)

plot(sma20, "20移動平均")
plot(sma50, "50移動平均")
plot(sma200, "200移動平均")

これをチャートへ反映してみると図2のようになる。

図2 3種類の移動平均線を表示する

線が複数で、どの線か分かりにくい。
見分けられるよう、色と太さを変えておく。

//@version=5
indicator("マイスクリプト", overlay=true)
sma20=ta.sma(close,20)
sma50=ta.sma(close,50)
sma200=ta.sma(close,200)

plot(sma20, "20移動平均", color.aqua,1)
plot(sma50, "50移動平均", color.yellow,2)
plot(sma200, "200移動平均", color.red,3)

これをチャートへ反映してみると図3のようになる。

図3 3種類の移動平均線を表示する(色、太さを変更)

線の幅(linewidth)は、1~4の4段階(1が最細、4が最太)。
色はRGB表記や透明度の指定など細かい指定も可能だが、
ここではシステムで用意されている色(red/yellow/aqua 等)の中から指定した。(参照:Constant Colors


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