Pine Script™ (v5) の覚書 - 3 : SMAを表示する(1)
今回使うもの plot, ta.sma
plotとその引数
plot(series, title, color, linewidth, style, trackprice, histbase, offset, join, editable, show_last, display) → plot
plotにはたくさんの引数があり、設定することで見た目を変えることができる。
本稿では、plotの必須要素としてseries変数と title, color, line, width の4つだけに限定する。
plotは、処理している時点のseries変数の値をプロットし、デフォルトでは折れ線グラフとして描画される。
plotの基本的な使い方
myplot=plot(series変数, plot名, 色, 線の太さ)
プロットしたグラフをあとから参照しない場合には、単に
plot(series変数, plot名, 色, 線の太さ)
で良い。
ta.smaとその引数
ta.sma(source, length) → series float
ta.smaでは、ローソク足ごとの値(series変数)をsourceとして、lengthの期間の単純移動平均を計算する。一般的にはローソク足を代表する価格として、open/high/low/close/hl2/hlc3/hlcc4/ohlc4 のうちから一つを指定し、平均値をプロットすることで、単純移動平均線を描画できる。
続く↓
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