見出し画像

まだまだ成長できる ~高校サッカー編 #30~

こんにちは。
RB(あーるびー)です。

高校サッカー編 第30回です。

前回noteでご紹介しました通り、息子の初めての選手権予選への挑戦が終わりました。4月の高校入学から、まずはこの選手権予選を目標にしてきたこともあり一区切り。


今回は、息子のサッカーの「変化」について。


公式戦でもトレーニングマッチでも、私が応援・観戦に行ける日は、ビデオ片手にグランドに足を運んで息子のサッカー姿を見られることが私の週末の楽しみの1つ。撮影したビデオはその日の内に編集。ハイライトってほどのものでないのですが、どちらかというとタッチ集に近いような形でプレー集として編集。編集として残すのは良かったプレー部分のみ。ミスしたシーンなど良くなかったプレーは残しません。

私の老後の楽しみとして今のうちに見易くしておこうかなという程度のものですので、最近はBGMをつけることもなく、本当にプレー映像を切り貼りしただけのもの。

これらのプレー集を見ていると、中学生の時と高校生になってからでは、編集後に残るプレーというのが以前と全然違ってきています。


中高とCBというポジションは変わらずなのですが、中学生の時のハイライト映像として残るプレーの9割方は、ビルドアップでの好プレー。ボールを握る時間を多くしたいという方針のチームだったこともあり、とにかくCBがボールを触る回数が多かったです。息子の長所である、中盤中央の狭いスペースに縦パスを刺すプレー(パスの受け手となるFWやインサイドハーフの子の受け方がめちゃくちゃ上手かったことも要因)や、相手FWのプレスの逆を取って運ぶドリブルがほとんど。DFとしてのメインの役割であるインターセプトやヘディングでの競り合い勝負の映像はほとんどありませんでした。(まぁ、これが中学の時にスタメンを取れなかった原因を象徴しているんですけどね ^_^;)

一方で高校に入ってからのこの8ヵ月。春先は、やはりビルドアップ中心の映像が残ることが多かったのですが、夏以降のメインは「相手FWとのガチンコヘディング勝負」。本人もこのヘディング勝負ができないと高校サッカーでは生き残っていけないと改めて自覚したようで、夏前あたりからヘディングが得意な先輩に弟子入り。コツを教わり、自主練でのヘディング練習にもお付き合いいただいたようです。高3の先輩が1年生のヘディング練習のために、ボールを投げたりロングボールを蹴ってくれるんですよ。このチーム、この先輩、本当に素晴らしいな~、有難いな~と。感謝。


夏以降のハイライト映像のメインはヘディング勝負のシーンへと変わっていきました。

身体の線も太くなり身長ももうすぐ180cmと、相手のデカゴツ長身FWとも十分にヘディングでやり合えるだけの身体になってきたこともその要因の1つですが、一番の要因は息子自身に「ここがCBとしての勝負所」という自覚が芽生えたことかと。

助走の取り方、ジャンプのタイミング、競り合いの際の腕の使い方など、先輩から色々なことを教わり試合で実践。昔から負けん気だけは強かったところに、ヘディングの「技術」が付いてきて、CBとしての迫力も出てきました。

試合後半、たいていのチームは残り15分あたりで185cm級長身FWを投入し、ロングボールを放り込んできます。息子くん、この選手交代を見て、ビビるというよりは「やってやるぜ~」と気持ちが一段と盛り上がっている様子。先日の試合のハイライト映像もヘディングバトル5本のみでした(^_^;


自分次第でまだまだサッカーは上手くなれる。

息子を見ていると、本当にそう思わせてくれます。
43歳のオヤジも息子から学んでおります。

読んでいただきありがとうございました。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?