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妻の挑戦12(悪い決算)

こんにちは。プライベートバンカーT&Sです。

久しぶりの投稿です。今回は妻の挑戦シリーズです。

この企画は私のプライベートバンカーとしての経験を活かすことなく、ただ妻の資産を2倍にするため株式に集中投資するという、皆様にとって全く有意義とならない情報をお届けするものです。

しかし『そんなに株式投資は甘くない!』という教訓と考えれば、参考になる部分もあるかもしれません。是非、それらもご理解の上でお読みいただければ幸いです。

まず初めに、私の妻は井関農機という企業の株式を2500株ほど保有しております。昨日(5月13日)の終値は1232円であり、時価評価としては300万円程になります。

しかし妻はこの株式を平均1615円で購入しているため、現在は100万円弱の評価損を抱えております。およそ25%程度の下落ということになります。

おそらく上手なトレーダーであれば、ここまで引っ張ることなく下落率10%程度で損切りするものだと思いますが、残念ながら私にはそのようなアドバイスができませんでした。そしてシビアな妻の単独ディールであれば、もっと機械的にロスカットできたのだと思います。

しかしPER8.9倍、PBR0.43倍、配当利回り2.43%という市場から全く評価されていないこの企業の株式を、運用指南役である私自身がなかなか諦めることができなかったは事実かもしれません。

そして2022年12月期第1四半期の業績ですが、売上▲4.2%、営業利益-、経常利益▲96.6%、四半期純利益▲84.5%と最悪に近い内容でありました。

もちろん同社によると前年同期にあった経営継続補助金などに伴う需要喚起の反動があることや、米価下落による購買意欲減退などにより農機製品及び作業機が減少となるなど、いくつかの理由があるようですが、数字だけを見ると、どんな理由も右の耳から左の耳へ通り抜けていく感じが致します。

唯一の希望は、決算補⾜説明資料にて先行きの不透明さは残るものの、 業績予想の修正はないとしていることです。

せっかくコロナ禍の混乱で赤字決算となった2020年12月期から、みごとに黒字転換して30円の復配をさせた2021年12月期。今期は飛躍の期となるよう期待している投資家は私だけでないはずです。

是非、通期予想以上の実績を残して頂きたいものです。世界の農業危機を救う企業と信じております!

ということで、当分塩漬けになりそうです・・・。


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