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全くの第三者から製作依頼を受けて感じたこと

前回、メルカリでミニ色紙への書道(揮毫)製作依頼を開始したと書きました。

1回目のご依頼はXのお知り合いで、メルカリの発送の仕方すらよくわかっていなかったので発送練習させていただきました。もちろん作品は全力で書かせていただきました。
らくらくメルカリ便というヤマト運輸で発送するものなのですが、ネコポスというポスト投函タイプなので、集配に来てくれません(送料がお安いこともあります)。

それでも発送はすごく簡単で、コンビニのマルチコピー機にQRコードを読ませて出てきたレシートを店員さんに渡し、発行してもらった紙を封筒に貼り付けるだけ…というもの。
あとはヤマト運輸さんがコンビニに集めに来て、そこから発送するという仕組みです。


そんなわけで一回目の受注製作が終わり、お相手の所に届いて取引完了となったところで、再度募集をかけてみました

先日から始めたところなので、のんびり構えていたら、その日の夕方に依頼が入りました!これにはびっくりしました。
今回のご依頼は全く見ず知らずの第三者さんなので、更に気を引き締めて製作をしました。

ご依頼者からは「かすれを少なくして欲しい」というご希望がありました。僕の書風はかすれを味と思って欲しいのですが、そのことは注意書きしていないですし、そこも対応出来てこそだと思うので。

何度か練習をして、2枚色紙に揮毫し満足な作品が出来ました。これを封筒に入れて発送するわけですが、やはり受験生のように何度も確認してしまいます。間違いはないはずなのですが、一度封をしてしまうと緊張してしまいました。

手書きの手紙を同封し「どうしてもかすれは出てしまいましたが、それも味と思っていただけると幸いです」と書き添えました。
そして、依頼を受けたその日の夜にコンビニで発送することが出来ました

絵などと違って、書は比較的早く製作することが出来るのも強みだと思います。書は筆の勢いが大事ですし、こつこつ塗ったり構図を考えたりするものでもありません。その点では、書は僕に合っている芸術です。

頭の中や練習紙上で大体の感覚を掴み、色紙に一気に書き上げます。


こうして作品はご依頼者のところに旅立って行ったわけですが、ご依頼者は「以前から揮毫に興味があり…」と書いておられ、潜在的な需要があったのかな?と少し自信がつきました
メルカリだけでなく、他のサイトを見てみても、書(揮毫)の受注製作はあまり聞いたことがありません(僕の見識が浅いだけかもしれませんが)。
メルカリという簡便・匿名な方法で、かつリアルな色紙作品を受け取っていただけることは、アーティストとしてとても嬉しいことです。

ご依頼者さんの受け取りが完了したら、また募集をかけてみるつもりです。
今回の第三者さんからのご依頼は、本当に勉強になりました!


私の名刺です


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