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まさかのスピード内定。システム開発会社から総合コンサルファームに転職を決めたエンジニアの憧れと挑戦

向後さん
千葉県出身。大学を卒業後に大手システム開発企業に入社し、基幹システムの開発や保守に携わる。社会人5年目である2024年6月に、東証プライム上場の総合コンサルティングファームへの転職が決定。


Right Brothersが転職の支援をさせていただいた方に、これまでのご経歴や転職活動を振り返って印象に残ったエピソードなどを伺う連載企画『Bridge』。今回は大手総合コンサルファームに転職を決められた向後さんにお話を伺いました。



難しかったから野球を始めた


ー 向後さんは千葉県出身とお伺いしました。
 
高校まで千葉の実家にいました。大学に入学した時に家を出たのですが、4年生になるまでは同じ千葉県内で兄と二人暮らしをすることになったので、いつでも実家には帰ることができました。
 
ー お兄さんと仲は良かったのでしょうか?
 
そんなことはなかったです。(笑) 一緒に住んでいた時も、基本的にはLINEでコミュニケーションを取っていました。たまに私の帰宅が遅くなると、玄関のチェーンが閉まっていて、朝まで近くのコンビニで過ごすこともありました。それ以来、帰宅が遅くなる時は兄に「チェーンをかけないでおいてください」と連絡するようになりました。
 
 
ー お兄さんから影響を受けたことはありますか?
 
兄とは年齢が3歳離れているのですが、兄が友達と遊んでいるところに自分も交ぜてもらうことがありました。この時期に、自分よりも年齢が上の人たちとの接し方に慣れたような気がします。
上下関係を学んだ経験というと、小学3年生から野球を始め、その時のチームメイトとよく遊んでいたことからも多少は影響を受けているかもしれません。
 
ー 野球を始めたきっかけについて教えてください。
 
もともとは、一番仲が良かった友人がサッカーをやっていて、その影響で自分もサッカーをやりたくなったんです。でも、野球チームに所属していた友達に誘われて練習についていったら、結構難しくて。その難しさが、逆に楽しさややりがいに繋がっていることに気がつきました。

将来から逆算した行動と選択


ー 中学校での生活について教えてください。
 
比較的、真面目に過ごしていたと思います。勉強は「可もなく不可もなく」程度にやっていて、それよりも野球部での活動がメインだったので、部活のチームメイトとの仲が深まりました。
2年生までと3年生の時とで顧問の先生が代わったものの、二人とも別の種類の厳しさがありました。最後の大会で勝ち抜いて県大会に出場することが決まった時、そんな顧問の先生が嬉し泣きしていたのが印象に残っています。
 

ー 高校生活について教えてください。
 
中学の時よりも勉強を頑張り、特に物理が好きでした。物理は身近な事象を法則で理解できるので面白く、野球をやっていた私にとっては、ボールの空気抵抗や摩擦などと絡めて学習できたことで好奇心が掻き立てられました。
 
ー 高校卒業後は、中央大学理工学部に進学されたんですよね。
 
はい、指定校推薦で入学しました。このチャンスを掴むために、評定を上げるべく、高校入学時から定期試験の時には特に勉強を頑張っていたんです。
また、大学では、物理や数学よりも機械系を専攻したほうが就職に有利だと考え、精密機械工学科に入りました。
 
ー 大学時代の思い出を教えてください。
 
楽しい4年間でした。軟式野球のサークルに入ったのですが、人と仲良くするのは得意なほうで、先輩からの誘いも断らずに付き合っていました。この経験によって、社会人になってから上司に可愛がられるコツを掴むことができたのかもしれません。

ー 大手システム開発企業に就職されてからの話を聞かせていただきたいです。
 
大学を卒業したのは2020年3月で、その頃はちょうど新型コロナウイルスが流行し始めた時期でもありました。そのため、研修はリモートに切り替わったものの、会社側もそのような対応に慣れていなかったので、お互いに探り探り進めていったような記憶があります。
入社後は80人ほどの社員が所属する部署に配属されて、基幹システムの開発や保守に携わりました。情報処理の基礎を一通り学ぶことができただけではなく、誰に何を聞けば課題を解決に導けるのかを考えながら仕事をする習慣が身につけられたのはよかったと思います。

転職活動とRight Brothersのサポート


ー そこから転職活動の開始に至った理由を教えてください。
 
普段からYouTubeでさまざまなジャンルの動画を見るようにしていたのですが、ビジネス系の動画を見ている時に、あるM&A仲介会社の存在を知って、興味を持ち始めました。その会社の社長はカリスマ性があり、私にとって憧れの存在となりました。自分もその社長のようにビジネスの世界で活躍したいと考えるうちに、そこで働きたいと思い始め、Right Brothersの高野さんと大澤さんに相談することにしました。
結果的にその会社からは内定をもらうことができなかったのですが、その時に高野さんから勧められたのが、東証プライムに上場している大手コンサルファームでした。その企業には、私が働いていたシステム開発企業から転職する者も少なからずいたため、私自身は避けていたものの、話を聞いたり情報収集をしたりするうちに気が変わり、チャレンジすることにしました。
 
ー 次にエージェント担当となった冨沢のサポートはいかがでしたか?
 
冨沢さんはレスポンスが早く、柔軟に対応してくれて、とても頼りになりました。内定までのスケジュールもスムーズで、選考が始まってから1〜2週間程度で内定が出たのではないでしょうか。
選考のスピードが非常に早くwebテストの対策が大変でしたが、本を3冊買い、3日間ほどかけて寝ない覚悟で猛勉強した結果、無事にwebテストにも合格することができました。

ー これから転職活動をする方へのアドバイスはありますか?
 
事前の準備にしっかり取り組んで、対策を立てることだと思います。転職の方向性が決まったあとは、自分のキャリアの棚卸しに時間をしっかり使いました。仕事終わりに午前3時まで準備を行っていた日もあったのですが、その事前準備があったからこそ今回のようなスピード感のある選考でも対応できたのだと思います。
あとは自分がうまくいかなかったと感じた面接は、受け身になってしまっていたことが多かったため、その反省を生かして臨んだことで今回の内定をもらえたのではないかと思います。
 
ー 本日は貴重なお話しありがとうございました!

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