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仕事を通じて苦手を克服。その先で掴んだキャリアチェンジの切符

小河さん
埼玉県出身。2019年に東洋大学を卒業し、フィットネス企業へ新卒入社。インストラクターとして、集団クラスの担当・プログラム管理等の業務を担当。その後、パーソナルジム会社にてトレーナーに従事し、顧客指導、新規顧客獲得を行う。遠方からレッスンを受けにくる生徒さんもいるとのこと。


Right Brothersが転職の支援をさせていただいた方に、これまでのご経歴や転職活動を振り返って印象に残ったエピソードなどを伺う連載企画『Bridge』。今回は、フィットネスインストラクターから人材紹介会社の株式会社プレアデスへの転職をご決断された小河さんにお話を伺いました。



チームスポーツの面白さ

ー どのような学生時代を過ごされたのでしょうか。

中・高と陸上に打ち込んでいました。高校までは距離が遠かったので、毎朝5時20分に起きて電車と自転車2台を乗り継いで朝練に参加していました。陸上ではあまり結果を残すことができなかったのですが、部活を通して体の仕組みやトレーニングなどに興味を持つようになり、健康スポーツを学べる大学に通うことにしました。入学後はラクロス部でマネージャーになったのですが、フィットネスジムでアルバイトもしていたので、充実したハードな毎日を送っていました。

ー ラクロス部では、なぜ選手ではなくマネージャーをされたのでしょうか?

それまでは個人競技しか経験したことがなかったため、チームスポーツで、なおかつ支えるような立場を経験したいと思いマネージャーを選びました。チームを客観的に見ることの多いマネージャーという役割を通じて、勝つためにはメンバーそれぞれのモチベーションのバランスを保つことが重要であることを学び、個人競技ではわからなかったチームスポーツの面白みを知ることができました。

ー 部活を引退後は就職活動を始められたのでしょうか?

大学3年の後半から本格的に始めました。この時フィットネス業界を志望していたわけではなかったのですが、インストラクターのアルバイトをしていたこともあり、他社のフィットネスクラブを勉強する目的で会社説明会に参加したことがきっかけで入社することになりました。

仕事を通して苦手を克服した


ー 入社の決め手について教えていただけますか?

その会社は、マシーンや店舗展開方法など、フィットネス業界の中で最先端だったという点と、働いているスタッフがいきいきしていた点が、とても魅力的に感じて入社を決めました。入社の前後で印象のギャップもなく、本当に良い会社だったと思います。

ー 大学時代もフィットネスでアルバイトをされていましたが、就職して大きく変わった点などはありましたか?

インストラクターになったことですね。入社当初、先輩がインストラクターをされているクラスを見て、「私には絶対無理だ!」と絶望しました。元々人前に立って話すことは苦手でしたし、50人以上を一人で担当するなんて想像ができませんでした。

ー 実際にされてみていかがでしたか?

とても苦戦しました。集団の前で話すのが苦手だったのと、指示を出しても伝えたいことが伝わらないというもどかしさを感じていました。自分一人では解決できないと思い、上司や先輩方から力を借りて、徐々にですが改善していくことができました。今では人前に立って話すことが得意になったと感じるようになり、自分でも「よくこんなに真逆に性格が変わったな」と驚いています(笑)

頑張れる理由は、「周囲の存在」


ー 周りの方々の存在は大きかったのではないでしょうか?

すごく恵まれた環境だったと思います。この時も、周りの人が頑張っているのを見て、「自分ももっと頑張れる」というモチベーションになっていました。
特にその時の上司を尊敬しているのですが、部下の扱いがとても上手な方でした。一人ひとりをきちんと見てくれていて、トラブルの際は一番に矢面に立ってくれる懐の深さもあったので、自分もこんな風になりたいと思いながら日々過ごしていました。
ところが、それも新型コロナウイルスの影響でガラッと変わってしまいました。

ー どのように変わってしまったのでしょうか。

営業ができない期間が長く続き、顧客に関わる機会が大きく減ってしまいました。加えて、前年度以上に売上をあげていても、給与が下がってしまったこともあり、転職することにしました。
転職先はパーソナルジムの会社で、トレーナーの仕事を担当していました。転職後は、前職のインストラクターよりも一人ひとりの顧客と向き合うことができ、自分の成果がわかりやすく評価につながるという点についても満足していました。ただ、トレーナーの仕事は個で完結する部分が多く、もっと周囲や色々な人を巻き込みながら仕事をしたいという気持ちが芽生えてきました。

ー それで、再び転職活動を?

はい。トレーナーの仕事は、来店した方の対応のみになるので、自分からお客様を獲得しに行く機会はありませんでした。新規入会のための初回面談も、来店前から入会を決めてきている方が多いので、契約していただける前提です。これでは、成果を自分事のように感じることができませんでした。そこで、自分から働きかけて、数字をしっかり作れるようになりたいという気持ちから、営業職を中心に転職活動を始めました。そのタイミングでRight Brothersさんからスカウトメールをいただき、面談することになりました。

ー 営業職に就くためには様々な業界が選択肢にあったと思うのですが、なぜ人材業界を選んだのでしょうか?

Right Brothersさんとの初回面談の時に、私の叶えたいことなどをお伝えした後、人材業界を薦めていただいたのがきっかけです。具体的な業務内容や働き方について教えてくださり、自分に合いそうだと感じて、人材業界に絞って転職先を探すことに決めました。その上でプレアデスに入社を決めた理由は「人」です。面接でお会いする方みなさん、仕事が好きということがお話しから伝わってきて、私も同じ環境で働きたいと思いました。社長との面接では、人材業界で価値提供をするための心構えや覚悟などを話していただいたのですが、それほどプライドを持ってこの仕事をされているのだということが伝わってきました。

Right Brothersの転職支援から感じたこと


ー 今回の転職を振り返ってみて、いかがでしたか?

今までの会社でも「一緒に働く人」は自分にとって大切な要素ではありましたが、今回の転職でも一緒に働きたいと思える方々と出会うことができたので、その点はすごく満足しています。
転職を始めた当初は他のエージェントの方と数名面談したのですが、その時に「現職の関係で入社希望日が少し先になる」という状況を伝えると、離れていく方がすごく多かったです。他のエージェントさんは、売り上げのためにとにかく私を転職させたいという本音が透けて見え、求人情報を送ってくるだけだったり、時期が近くなったら相談してほしいと言われるだけだったり、少し冷たい対応をされました。一方で、Right Brothersさんだけが、きちんと私の状況を聞いてくださり、寄り添ってくださいました。Right Brothersさんは他社さんと違い、私のことを「求職者」というより「一個人」として向き合っていただけたことがとても嬉しかったです。

ー 担当者(大山・石垣)の印象はいかがでしたか?

石垣さんは、物事を噛み砕いてわかりやすく説明してくださり、私の立場に立って対応してくださいました。大山さんは私の考えや想いを言語化し、的確なアドバイスをくださいました。今後は自分も同じ業界で働く身として、お二人から学んだことを生かしたいと思っています。

ー 本日は貴重なインタビューのお時間ありがとうございました!

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