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5/19 ガッキーショック

お楽しみ様です^ ^

19日は凄い展開を迎えましたね。

静かな日には何かが起こるアノマリーはあるかもしれませんね。

今回の前説は、強欲について記述します。

相場と対峙しているときに心理的な影響が必ずと言っていいほど関係してきます。まだそれが欲という範疇で影響されているのなら及第点ですが強欲となってくるとまた違う視点になります。

強欲は思考を停止させる能力を持ち合わせています。

相場と対峙している方は思い当たる節があると思います。人というのは感情で動く生き物ですから欲を無くすことや忘れるといったことは必ずないです。

もし人に感情がなければ人ではありません。

強欲である人間には、その行動を体系化することで欲を緩和させることができます。例えば、ある人が虫歯で医者にもお菓子を食べることを警告され止められていたとします。しかし目の前には大好きなお菓子が置いてあったとして自問自答が始まります。医者に食べたら悪化すると言われてるからやめるなど、一回ぐらい問題ないし食べても問題ないなどの事が考えられます。

このように体系化していくとどのような行動をしなくてはならないのか明確化していきます。体系化することで視覚化され相場には対峙できますが、あくまで緩和なので完全に強欲な部分を取り除くことはできません。それほど強欲と言った悪魔は根にしがみついています。

強欲の背景を体系化したり相場然り何事にも体系化することで問題点の改善につながっていくことにもなります。

あなたは人の感情について深く考えたことはありますか?

それでは、市況に入ります。

東京市場

先日の米株から引き続き下落しています。
商品価格の高騰からインフレ圧力があると認識しマーケットは反応している模様で前場から日経平均株価は400円近い下落を付けました。

依然としてインフレ懸念が払拭されませんが、地区連銀の発言からやはり一過性のものとの発言がありドル円に関しては弱気な動きではありますが、上方向の見解は変わりません。

それと、イランの核合意に進展があるとのことで19日発表するとニュースがありました。

12時頃に黒田総裁が発言をしましたが、サプライズも何もなく通常通りの同じことの発言を繰り返しています。政策手段が複雑になっているとのことから察することがありますね。もう手段はないと思いますが…

BTCに関してはイーロンショックから大幅に下げが入っています。一度プラスの発言をしましたが結局下げが入っていまのでどこで仕掛けていくのかが難しい場面を迎えています。触媒を欲しています。

USDJPY

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開場後の動きは仲値公示まで上昇して下落するといったジンクスを持ち合わせていますが、長期的には上です。まぁ一旦休憩はありますからそれですかね。

ロンドン市場

開場後のドル円は下落していきましたが、円がかなり売られて上昇していきました。

あのテーパの織り込み具合は異常でしたから一旦の休憩ですかね。相場は上がり続けることがないことの理由付けを知ることは必須。

USDJPY

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ジリ高ではありますが何点かスキャの視点からで言うと入れる箇所がありました。

GBPUSD

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これさいこうですね

15:00 GBP CPI y/y

Actual1.5% Forecast1.5% Previous0.7%

これといって変動はありませんがアメリカのCPIの結果からポジティブサプライズで振幅がありましたからセンチメントからしてCPIは注目されていた材料でもありました。今回予想との同値なので振幅がない状態です。

ニューヨーク市場

21:30 CAD CPI m/m

Actual0.5% Forecast0.2% Previous0.5%

CADJPY

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USDJPY

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カナダのCPIを打っていたのでその反動で伸びているのかなと安値ブレイクしたときに思いましたが突如としてブラックスワンが起きたので驚きはありました。

ローソク足一本一本を注視しているとあまり傾向としてはどこかの意識ラインで弱くなるとは思いました。一般的にブラックスワンが現れると突発的な動きをされますが今回のブラックスワンではローソク足の動きに勢いはみれずに徐々にという動きでした。

この現象はキャリアとして短いのもありますが初めての体験でしたので良いケーススタディを経験しました。

ダウオープン時には米株は400近い下落をしました。VIX指数も上の動きがありマーケットは恐怖に駆られています。

ブラックスワン

コトの発端は、仮想通貨にあります。
何ヶ月前からか仮想通貨を取引するのに必要なファクターとしてイーロンマスクの発言然りTwitterでのつぶやきが相場を大きく動かす要因となってました。

20時頃BTCの売りが加速したことでリスクオフの円買いが突如として入りました。その動きが明るみに出た時刻は21:45頃です。
18日からイーロンのTwitterのつぶやきからBTCに異変が起こりましたが一時的な公算が大きいことから円買いには走らないとのコンセンサスです。しかし18日の中国の規制強化がされたのも背景としてありますが時系列が…それにしてもきっかけはイーロンですね笑

BTCが暴落したことで多くの取引所で取引障害が発生しました。40%近い下落ですから損切り利確など売買が活発的になりすぎたことが原因ですね。実際19日にbitFlyerが緊急メンテナンスが入っていたりしていましたから尚更振幅度合いが進むと取引障害にはなります。

ただ今回の発端が仮想通貨市場だけなら被害は少なくなっていましたが、金融市場全体にまで影響された所をみるとかなりの問題です。ダウ先物然り300下落していました。

少し落ち着いた辺りにボスティック総裁の発言がありました。今回の変動は金融市場全体には影響がないとの発言ですが、しっかりと全体に影響していますね。長期的な目線で発言されているのかなと思います。

過去にもブラックサーズデーといわれる今回と似たブラックスワンが2020年3月12日に40%暴落した時以来の出来事です。

稀有な出来事というか、仮想通貨が為替に反応する事は初めての経験でしたので良いケーススタディでした。カナダのCPIの玉を持っていたことからかなり損出を喰らいました笑
指標みていなかったらなとは思いますが自分が下手くそだということを認識した上で改善していきたいと思います。

常にPDCAです。

3:00 USD FOMC Meeting Minutes

USDJPY

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一部参加者は今後の会合でテーパリング協議開始との報告を受け大幅に上昇しました。金利も1.68近い上昇をしています。

またインフレは一過性の上昇の後和らぐ見通しを付けていることから和らぐ動きにもなると考えています。

今回のFOMCではあまり進展がないとのコンセンサスでしたがテーパ観測による報告を受けたのでサプライズではありますね。
ただ先週から地区連銀の総裁が発言から読み取れる部分もあり示唆はされていました。

FOMC前には織り込みの上昇かブラックスワンの一服なのか定かではありませんが、裁量による知識は必要ですがチャートで読み取れると様々なことが理解できるようになります。突発的な動きには何かしらの理由が必ずありますし平場でできた足はなにも意味がないと考えたらそこまでですが、意味がないとは考えにくいです。

・TOPIC・

-イランの核問題の再建合意 原油3%下落

-LIBORカウントダウン

-ディマンドサイド経済


それでは、お楽しみ様でした^ ^

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