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SF小説から未来を切り開く

このnoteは、最近社長になった人と、まだ何者になるかわからない若者が、「こんな生き方もいいんじゃない?」とライフスタイルをゆるく提案するnoteです。

時代と未来

時代はケーキ

社長 そういえばさ、時代はケーキだって書いてあったけどさ、例えばなんだろうみたいな。

20代役者 それ僕も考えてみたんですけど、どうも思いつかなくて。

社長 スポンジ部分は変わらないで上のイチゴとかは変わるって話じゃん?

20代役者 そうですねー。本では、ファッションという土台は変わらないけど、いろんなものがあってその中でその時代の流行があるみたいな話でしたよね。

社長 仕組みの話っぽい感じがあるよね。

20代役者 確かに。組織とか。

社長 仕組みだったらわかるな。売り方とかさ。結局変わらないわけだし。

20代役者 そうですね!

社長 スマホだったら、ケータイとパソコンを足したやつでしょ?それはケーキだよね。

20代役者 確かに。スマホの売り出し方のポイントって、これを電話だと思わせたことですよね。

社長 確かに。

20代役者 何の抵抗もなく使えたし。それがあってネット社会が普及したわけだし。

社長 なんかそのケーキの話で思ったのはさ、王道が1番強いなって感じたな。それがあって変化球があるわけだからさ。

20代役者 そうですね。

社長 うちの会社で言ったらコンプレッサーっていうのがあるんだけど、王道で言ったら据え置き型。でもうちが最初に出したのが充電式。飛び道具的だったんだけど、1番は王道が売れるんだよね。それで学んだのは、全部出すことだね。王道も邪道も。

20代役者 邪道を出したから、王道も注目された可能性もありますよね。

社長 そうだね。人間が欲しいものがどの時代も共通しているのだとしたら、必要としなくなったものもあるじゃん?固定電話みたいな。だとしたら長く続くようなものを作った方がいいのかなぁとか思ったりするよね。

20代役者 たしかに人間が欲しいものは変わらないですけど、必要なものってなんか増えているような気がするんですよね。人間が必要なものは少ないかもしれないですけど、人として生きていたら、その人には必要なものが必ず増えていく気がします。その最たる例がスマホだと思いますね。

社長 確かにそう言われるとそうかもしれないね。

20代役者 多分、長く残るものを作る人って、それがなくては生きていけないような世界にすると思うんですよね。やっとSFを読む時が来たのかもしれないなぁ。

社長 SF???

20代役者 アメリカとかの社長って元オタクとか多いみたいで、大学デビューしてSFで未来を創造して物を作っていくみたいです。これがあると世界がどうなるのかというのを語れるのはSFを読み漁ってきたからっていうのがあるらしいです。
日本人経営者に足りないのはSF性らしいですよ。

社長 なるほどね。

20代役者 ソフトバンクの孫さんは、その辺で足りないらしいです。技術的な革新は言えても、それがあるとどんな未来があって、その先にどんなものがあるのかというのはわからないし語れない。それが最大の弱点みたいで世界との差らしいです。

社長 なるほど!勉強になります!SF読んでみるかー。

20代役者 まとめ
どの時代も王道が強い。王道という型を知ればずらすことができる。そしてそこに個人や会社の個性がでてくるのだと思う。
これからの未来はどうなるのか。そのカケラはいつもSFにあるとアップルやメタバース空間を見て思う。
次はどうなるのか。どんな未来を創造し実現するのか、楽しみである。