見出し画像

R日記 ~274日目~『スタンフォード式生き抜く力』読書会

先週末、リードフォーアクションが
主催する読書会に参加してみた。

最近読んだ星 友啓さんの
本についてで、神田さんと
星さんの対談を通して
理解を深める2時間。

『スタンフォード式生き抜く力』
星 友啓 (著)

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B08CZSS4K3/

こちらの時間で
土曜の夜9時だったのと、
他のセミナーが重なっていたので
最初の15分ほどマルチスクリーンで
視聴し、残りは録画版で
じっくり勉強することに。

オンライン読書会で
面白かったのが、
最初に提示されたルールが明確で
誰でも気楽に参加できる点。

ルール3か条
1, ゲームに参加する
2, 呼吸とお水
3, 「遊び心」を持つ

そして、本題の前に Good & New という
トピックが与えられ、24時間以内の
良かった出来事を各自発表し、参加者が
笑顔になる仕組み作りもしっかり
整備されていた。

さすが神田先生。

緊張もほぐれ本題へ。

目次をながめ、自分の気になる
キーワード3つで問いを立てる。

実際に手を動かして作業していると
本人もその気になってくる。

この自分なりの問いの設定により
読書への集中度もかわり、
パッシブな授業から
アクティブな投資作業へと
読書が一気に変化する。

しっかり体系立てて
プログラムが組まれている。

その後、神田さんがみんなが
さらに参加しやすいように
具体的な質問のサンプル例を
投げかけ、対談スタート。

実は自分もこの本を読むまで
スタンフォードにオンライン高校が
存在することすら知らなかった。

中高一貫で、8割以上が
アメリカ人らしいが、世界各国
から授業を受けている。

2006年に開講し、いまや
その高校の校長先生に
なってリーダーとして旗を振っているのが
著者の星 友啓 さんである。

もともと哲学専攻で、
オンラインでも感情やエンパシーの
教育を広めたいという信念で
突き進むこと10数年。

最近ではコロナもあり、
改めて注目を集めている
教育形態だけに注目されると
その分苦労も多いようで
目立たないようにやっていると
笑いながら話されていたのが
とても印象的だった。

シリコンバレーのリーダーといえば
ガンガン引っ張る体育会系と思いきや
実は下から支える縁の下の力持ち的存在が
多かったというのが最初の印象だった
ようで、著者星さんはご本人が
その言葉を地でいっているような
教育界における新時代のリーダー。

オンラインだが、その語り口からは
誠実な人柄と情熱が
ビジバシと伝わってきた。

スタンフォード式では
誰かに物事を教えながら
学んでいく『脳の社会性』に
ついて熱弁されており、
まさに読書会がその場に
なっていた。

「他人との関わり合いや
共存といった社会性が
脳を育てる」

ギフテッド教育など、
日本では一部社会不適合者の
意味合いで捉えられる場合もあるが
星校長いわく、科目間でのばらつきが
あるそんな生徒こそ、
スタンフォード・オンラインハイスクールが
教育で力を与えられる対象だという。

リーダーとして、目標がぶれてしまうと
ごますりにも取られてしまう
サーバントリーダーシップ(支援型)についても
即答されており、改めてゴール目標が
明確であることが大事だと痛感した。

エンパシー(共感)は、
”同感”でなく
”違い”を認識し、
そこから学ぶ姿勢がとにかく大事。

2倍速で視聴したが、
学び多いオンライン読書会であった。

頭も晴れ晴れクリアになってきた。
今日のニューヨークは晴れ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?