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プロテインは筋肉の原料にはならない【必要な摂取量だけ摂ればOK】

■こんな人にオススメ!
・プロテインを摂取する意味があるのかを知りたい。
・プロテインを摂取すべき量はどのくらい?
・プロテインが筋肉を作らないってどういうこと?じゃあ、何が筋肉を作るんだ?

■本記事の元ツイート↓↓



■自己紹介
こんにちは。オレはRay。筋トレ歴14年、プリズナートレーニング歴2年だ。実力に関しては、BIG6の平均は、ステップ8で、ブリッジはステップ9に挑戦中だ。ちなみに、以下の画像におけるオレの肉体は、【プロテイン抜き】かつ普通の食事と、プリズナートレーニングで築き上げたものである。


ということで、本記事を読む価値は大アリだと自負している。

今回は、「プロテインの必要性の有無と、適した摂取量を見つける方法」について解説していこうと思う。

1. プロテインは、摂取してもしなくても筋肉量は変わらない

結論を言うと、筋肉をつけるのにプロテインを摂取する義務はない。
なぜなら、プロテインが筋肉量を増やしてくれるわけではないからだ。
基本的に、筋肉を作る原料は、以下の3つである。
・筋トレ
・必要分の栄養素とカロリーの取れる食事
・十分な休息と睡眠
この3つを押さえておけば、特にサプリメントも必要ない。
ここら辺は、「監獄式ボディ・ビルディング」(以下の画像の書籍)が証拠となる。

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とはいうものの、「プロテインを飲むようになってから体調が良くなった」という人もいる。
また、「プロテインを摂取するようになってから筋肉がつきやすくなった」とコメントする人も、割と多く見かける。
ではなぜ、上記2つの現象が起きたのかというと、考えられる要因は以下の2つ。

・たんぱく質の摂取量が足りない人が、プロテインを飲むことで、必要なタンパク質量を補うことができた
栄養失調に陥っていた人が継続して必要なカロリーを摂れば体調が段違いに良くなるように、タンパク質が不足している人がタンパク質を継続的に摂取すれば調子が良くなるのは、当たり前の話なのである。プロテインに限らず、どの栄養素も必要量を摂るようになれば、体調が良くなるに決まっている。(あくまで食事面に限った話だが)

つまり、プロテイン摂取で見違えるように好調になったあなたは、単に「タンパク質を意識的に多めに摂る」というアプローチがハマっただけだ。これを曲解して、「プロテインを大量摂取すればマイク・タイソンやモハメド・アリになれる!」とか考えてしまうのは愚かである。あくまで、必要量だけ摂るようにしよう。

・単に、筋トレの効果が出始めた
大体の人が、「筋トレに少し慣れてきたな…」というタイミングで、プロテインを摂り始めるはず。正しく負荷をかけられるようになり、自分なりのワークアウトのリズムがつかめてきたあたりで、筋トレの効果が現れる。体調が良くなるとか、筋肉がつくとか。で、このタイミングでプロテインを摂るようになると、以下のように錯覚するのだ。

「うおおお!プロテインが最強のコンディションと、強靭な筋肉を与えてくれた!」と。どうだろう?この文章を読んで、ハッとした人は多いのではないだろうか?つまり、好調と筋肉サイズが手に入ったのは、単にあなたのトレーニングの効果が出ただけなのだと。

2. プロテインの真の摂取量=体重×1g

結論を言えば、1日に必要なタンパク質の量は、体重のkg(キログラム)をg(グラム)に変えるだけで完成する。

オレの場合だと、以下のようになる。
オレの体重は64kgなので、必要タンパク質は64g。…以上!簡単な計算だろ?
で、あとは、64gをどう確保するかを考える。食事で50gほど摂れているなら、15gくらいをプロテインや、おやつなどで補充といった感じだ。

普段、あなたが食べている食品の成分表示に「タンパク質:7g」のように記載されているので、それをメモって、合計を数えていくと、あとどれくらい必要なのかがわかる。

ちなみに、米国医学研究所によれば、「たんぱく質の必要な摂取量は、体重×0.8g〜1g」
なので、体重×1gに少し届かないくらいであれば、神経質になる必要はない。

3. 筋力アップ→筋肉アップの順で、筋肉は作られる【結局、筋肉は筋トレで作られる】

このテーマの内容は、テーマ1で紹介した「監獄式ボディ・ビルディング」を参照してもらった方が早い。
そして、そちらを読むことによって、「なぜ筋肥大には数ヶ月という期間かかるのか」という疑問が解消できる。あなたなりに、答えを探すつもりで一読する価値はある。

一応、このブログでも後に詳細を書いていく予定なので、それまで待ってくれ(笑)。

■まとめ
:プロテインは摂取してもしなくてもOK【1日の必要なタンパク質が摂れていれば不要】
:1日に必要なタンパク質は、体重×1g
:筋力→筋肉の順番で作られる

■Rayのコメント
「筋トレにプロテインは絶対に必要だ!」と考えている人は多いが、そういった人たちに、敢えて「プロテイン抜きで筋トレした期間はあるか?」と聞きたい。

オレは、トレーニーや、これから筋トレを始めたいと考えている人たちに、正しいやり方で鍛えていて、必要な栄養素をしっかりと摂っていれば、筋力も筋肉サイズも増すことができるということを、知っておいてもらいたいのだ。

栄養管理は、最初は基礎知識を覚え、数字をもとに実践するものだが、慣れてきたら「身体の声を聴く」ことが継続的に健康を保つ秘訣だ。奇怪な理論に惑わされない、あなたなりの軸を確立していけ。

■終わりに
本記事を読んで内容を気に入ってくれた人は、ぜひtwitterなどでもツイートをチェックしてみて欲しい。アカウント名は、Ray@プリズナートレーニングだ。
読んでくれてありがとう!


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