人との距離を保てない。青春と恋愛コンプレックス、異性への幻想

抗うつ剤を飲んだからさあ安心と思ったら、さらに不調に沈んでしまって参っている。


ここ最近の不調の吐き出し

怖い。怖い。人が怖い。外が怖い。


音がぜんぶ雪崩入ってくる。耳が痛い。
みんな私の悪口を言っている気がする。怖い。
抗うつ剤の副作用なのか、胃が気持ち悪い。吐きそうだ。

栄養と水分が足りていないんだろうか。
それとも、季節の変わり目だから身体が参ってるんだろうか。
しんどい。すぐに疲れてしまう。

集合住宅の掃除のおばさんに「太った?」と言われて更に凹む。
いや太ったけど。太ったけど!



友達と、数カ月ぶりにご飯に行くことすら辛い。これじゃあ友人が途絶えてしまう。

いや、途絶えはしないだろうけど確実に疎遠になるし、
相手も「ああ私とはそこまでは関わりたい感じじゃないのね」なんて思っていないだろうか。

関わりたい友だちに、なんて伝えたら関係が続けられるだろう。



……あー…孤独だ。孤独感が凄い。



理解のある、大人な恋人もいるのに。保護者ではないけど、理解者もいるのに。
訪問看護さんだって、週に2回来てくれる。話だって聞いてくれるのに。
ケースワーカーさんだって、いつでも親身に力になってくれるじゃない。

両親の介護とかに追われてはいないし(どちらも他界してしまったので)、仕事をしていないので日々責任を負うタスクも無い。
苛めてくる人間とかも居ない。ご近所トラブルとかも特にない。
ハッピー過ぎるじゃないか。


……


そういう問題じゃないんだよなあ〜。たぶん。
ああ〜。


本題

青春コンプレックス、異性への幻想

たぶん、自分のなかに
まだ誰にも打ち明けられていない、しんどいこと」があるんだろうと思う。

たぶんそれは、性的なこと。



LINEマンガで「氷の城壁」という、リアルで深い描写の恋愛漫画を読んでいる。

ヒロインと男の子が紆余曲折のすえにやっと隣に並べるようになった。
長かったけど、とても読みがいのある紆余曲折だった。

二人は、本当の「好き」を見つけた。



私は恋愛経験がない。
思春期がめちゃめちゃ遅れて25ぐらいに来て、それまで一切異性に興味がなかったので、恋愛する機会をことごとく逃してきてしまった。

学生時代、たぶん私を陰で好きだった男子とかも幾らか居たんだろうと思うし、
もし私が思春期が正常に来ていたなら普通に恋愛していただろう。

ただただ青春コンプレックスが膨らんでいく。置いてけぼりなまま、時間が過ぎていく。



他人との距離感が下手くそ過ぎて、それが同性なら「なんか距離近いなぁ」で終わるんだけど。
男の子や男性とは度々そういう関係に傾き掛けては、湧き上がる恐怖で周囲を巻き込んで関係を破壊してきた。

特にTwitter時代が何度かあって、その頃はまだ思春期が来ていなかった。
だから恋愛したいとか、セックスしたいでは無くて(まあ興味はあったけど)、
安心を得たい、愛されたい、存在を許容されたい
という心理だったと思う。


家族が、絆が欲しかった。
愛着障害が酷かったにしても、本当にやらかしつづけてきた。


思春期が到来して幾らか経ったいま。
男の子への、男性へのコンプレックスが、幻想が消えない。

かっこいい、精悍な眼差しの男の子がアニメなんかで出てくると、恋してしまう。
バンドのボーカルや、ギタリストに、ときめいてしまう。


もし学生時代ちゃんと女子として振る舞えていたなら、客観性を携えて、人と人とでちゃんと関係性を育めるステージにいたなら。
こういう男の子と付き合ってたんじゃないかな、そう考えてしまう。


でも、いま悔いたって何も戻れない。
少し前に、偶然連絡の取れた当時のクラスメイト幼馴染の男の子。
身体の関係になりそうになって、でも怖くて、彼氏くんがいるから拒んで、LINEでも疎遠にした。


ひとつだけ、幻想は消えた。でも、まだまだ足りない。
いま画面越しに恋したって相手からは返答は返ってこないし、一緒に食事も出来ないのだ。
社会的に弱者で、学歴も経験もろくに積めていない自分。かりに好きになったとして、そんな素敵な人は同じ生活ステージに居ないんじゃないか。


『私は、本当は好きな人が他にも存在するんじゃないか?』
リフレインする。

彼氏くんに不満はない。
理解もあって、病気もお互い似ている。生活水準も同じ。趣味も合う。金銭感覚も合う。

気配りも出来るし、頭の回転も早い。自分の利益だけで接して来ない。

何より、でろでろに愛してくれる。最高の相手だと思う。


ただ、出会うのが1発目なのが良くなかった。悪い例を見ないまま、貴方と出会ってしまった。
もしかして、私が好きになれる人が実はもっと他にも居たんじゃないか?と考えてしまう。

でもそうは言っても、私は彼氏くんが好きだ。自分の意思で一緒にいる。
少なくとも、彼と一緒にいることで、私はこれからも成長したい。

いまは、ただそれぐらいシンプルでいいんじゃないかな。


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