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これまで四柱推命の勉強のため読んだ書籍を記録します。 随時更新予定。 四柱推命を書籍で学びたい人の参考になれば幸いです。 泰山流 関連書籍泰山流四柱推命学入門 著:伊藤泰苑 中級者向けで、四柱推命の用語をそこそこ知っていれば読めます。 刊行されて年が経っているため、現代の書籍と比べると言葉が古かったり図説が少ないです。後述する粟田泰玄氏(伊藤氏のお弟子にあたる方)の書籍のほうが読みやすいかもしれません。 阿部泰山氏から直接推命学を教えられた方なので、当時の泰山氏の人
四柱推命の相性のみかたを紹介します。解釈は勉強中です。 相性は、以下の観点からの調べ方があります。 男性側の命式 女性側の命式 日支蔵干(配偶者の位置)と月支蔵干の関係 五行の均衡 日干 陰と陽 空亡 干合・支合・会局・方合 大運 天戦地冲 この記事で取り上げるのは、日支蔵干の状態からみた配偶者の推測についてす。 日支蔵干は配偶者を表す場所 命式において、日支蔵干は配偶者の位置として読まれる。 日支蔵干が命式全体から見てどのような状態で、喜ぶ通変
四柱推命の相性のみかたを紹介します。解釈は勉強中です。 相性は、以下の観点からの調べ方があります。 男性側の命式 女性側の命式 日支蔵干(配偶者の位置)と月支蔵干の関係 五行の均衡 日干 陰と陽 空亡 干合・支合・会局・方合 大運 天戦地冲 この記事で取り上げるのは、女性側の命式のみかたです。 簡潔に言うと、結婚を見据えた女性に持っておいてほしい条件のようなものです。 女性側の分析四柱推命において、女性の命式でみたいポイントは「食傷」「官」「命式全体
四柱推命の相性のみかたを紹介します。 相性は、以下の観点からの調べ方があります。 男性側の命式 女性側の命式 日支蔵干(配偶者の位置)と月支蔵干の関係 五行の均衡 日干 陰と陽 空亡 干合・支合・会局・方合 大運 天戦地冲 この記事で取り上げるのは、男性側の命式のみかたです。 簡潔に言うと、結婚を見据えた男性に持っておいてほしい条件のようなものです。 最後に、私の夫を実例に素人がなんちゃって鑑定しています。 参考にしすぎない程度に御覧ください。 相
命式で日干が妬合しているときのみかたを紹介します。 妬合があると、命式に対してややマイナスな影響を与える。 どのように悪影響が及ぶのか以下の例題からみていこう。 日干&他干と妬合したときの命式 上の図の命式は、日干と年干が月支蔵干と妬合している。 ①日干のみかた 丁日の申月…月令を得ていない(囚令) 十二運…四旺が建禄1つと衰えている 比助の通変…丁(比肩)1、丙(劫財)1、甲(印綬)2 洩剋の通変…戊(傷官)1、己(食神)1、壬(正官)1 1〜4の内容から
干合が命式にあるときの、日干と格・その他通変の命式のみかたを解説します。 基本とする考え方は、月令・十二運・通変の比助(洩剋)を使った内容になります。 基本のみかた(前回の記事)はこちらから。 干合による変化とは 基本的に、命式に干合があった場合、以下4つのような変化が加わる。 この内容を念頭に、例をみていこう。 ✒命式にとって必要&良い通変が旺強する例この命式は、日干の甲と年支蔵干の己が干合している。 日干との干合なので、己(正財)はこの場合、 命式にとって良
日干と格・その他通変の強さのバランスのみかたを解説します。 基本とする考え方は、月令・十二運・通変の比助(洩剋)を使った内容になります。 今回の内容の予習になる記事 命式の具体例日干のみかた 戊(土)の申(金)月生まれは、月令を得ていない(休令) 十二運は、日干のみ「帝旺」で旺じ、それ以外3つは衰えている 比助(火・土)の通変…劫財2 洩剋(金・木)の通変…食神1傷官2、偏官1正官1 1〜4の内容から、この日干は「小強」一歩手前ほどの強さとみる。 格のみかた
四柱推命の通変のひとつ、比肩(劫財)の解説をします。 比肩のみかた通変とは、陰陽五行の生・剋・比を2字におきかえて通じさせた仮借形容詞のこと。 比肩とは、日干から見て同一五行(比和)で、陰陽が同じもの。 劫財とは、日干から見て同一五行(比和)で、陰陽が逆なもの。 有用なとき 命式から見て、比肩が良い通変になる基本的なみかたは以下の通り。 日干が衰弱しているとき 食神が衰弱しているとき 1.に加えて偏財が旺強・大過しているとき 害になるとき 命式から見て、比肩
用神のひとつ、調候の干について紹介します。 調候の干とは 命式を見たとき、自分を表す日干は甲木から雨露までの10種類のいずれかに必ず該当する。 その日干が、どんな季節のときに生まれたのかは月支でわかる。 調候の干とは、春夏秋冬のいずれかに生まれた日干が、生まれた日の気候を整えて世の役に立つために欲する干のこと。 具体的に説明すると、 春や秋のように過ごしやすい季節がある一方で、夏や冬のように「暑すぎる」「寒すぎる」季節がある。 調候の干の役目は、後者の季節のように「
日干の旺・衰・強・弱をはかる「通変のみかた」について取り上げています。 通変星のおさらいは以下の記事からどうぞ。 日干と格の旺・衰・強・弱をはかる3つの指標 四柱推命では、日干を自分自身と捉える。 自分の命式を会社に例えたとき、自分は会社の社長だ。 そのとき、会社を支える7人の社員(四中八字で日干を除いた数)の中で、月支蔵干の社員は番頭となる。 会社は社長だけ敏腕でも、社員をまとめる番頭も力を持っていなければ発展しない。 なので、四柱推命においては、日干と番頭の「格
強さや勢いの程度を表す「月令(時令)」について取り上げています。 「月令を得ている」とはなにか 生まれた月の十二支が日干と同じ五行のとき、あるいは日干を強める五行のとき、「月令を得る」という状態になる。「旺じている」ともいう。 日干をはじめ、各干の旺・衰をみる条件のひとつで、生まれた季節から応援されて力を得ている状態を表す。 赤の◯で囲った箇所のように、日干と月支が同じ五行であれば、その日干は月令を得ている。 生まれ月の五行の考え方 月令を得ているか否かの判断は、
命式・大運(年運)で補助ツールとして役に立つ「十二運」について取り上げています。 十二運は、「動物占い」の12の動物のもとになった指標でもあります。 十二運とは 十二運は、胎 から始まり 絶 で一周する、人間の一生を12の段階で表したもの。 もともとは仏教の十二輪廻から発展したもの。 例えば、「胎」は 胎児 を、「帝旺」は社会で活躍し最も勢いが栄えている状態を、「絶」は肉体を失った状態を表す。 四柱推命ではこの十二運がどのように使われるかというと、 代表的なもの