noteをはじめた小説家がやるといいこと。
ちょっとした工夫がほとんどだが、一年Noteを使った俺が得た知見をおいておく。これらを活用してもいいし、無視しても良い。
・ちゃんと寝よう
文章を書いて公開するのは上手くいくと、どんどん楽しくなるものだ。
だが、同時に一定の時間もかかるもの。楽しくなりすぎて体調に支障をきたすのは本末転倒だ。
小説を書く能力を維持し、向上するためにも睡眠は重要なので、睡眠時間を削ってまで作品を作らないよう注意しよう。
・目次を用意しよう
Noteは古いコンテンツを探すのには余り向いていない構造だ。
そのため、自作品へアクセスしやすい目次を用意しておくのは、読者にも優しいし、いざ自分で探そうと思ったときにも優しい。
作品が溜まりに溜まってから作ろうとするのはかなり大変なので最初に作った方が良い。(最初に作らなかったせいで俺はずるずる後回しにしてしまっている)作った後はトップページに固定しておこう。
・短編を投稿しよう
Noteのユーザーは平日のスキマ時間にぱっと読めるコンテンツを優先する傾向がある。これは俺の一年ほどの一日三回投稿で得たデータからの推測だ。
おそらく、働いている平日のごくわずかな時間で楽しめる限られた娯楽なのだろう(最近はソシャゲとかえっらい時間かかるしな)
長編連載とか、タイトルに番号が振られているだけで避けられさえする。
そのため、固定ファンがつくまでは短編を数多く投稿して、読んでくれる人を増やしてから連載を投稿したほうが良い。
もちろん継続的に短編を投稿するのも大事だ。長編と並行して短編を数作るよう癖をつけておいたほうが良いだろう。
・投稿時間を固定しよう
Noteで作品が読まれやすいのは、出勤時の7時前後と退勤時の17時前後だ。それと帰宅して落ち着いた頃合いの19時以降も当てはまる。
なので上記の時間を狙って、定期的に投稿するといい。
何時に見れば新作が投稿されているか明確なのは、読者の離脱を起こしにくいと考えられる。おすすめは月曜日の夕方に週一で投稿することだ。
・連載への導線を用意しよう
大前提として、シングルテーマ、単独のコンテンツの方がフォローはしていただきやすい。フォローすれば何が読めるか明確だからだ。
コラム、小説、エッセイなど複数にまたがって投稿する場合、一番読まれにくいのは連載小説となる。そのため、現在連載している作品へのリンクは毎回貼っておいたほうが良い。ほんの僅かではあるが、誘導があるとないとでは大違いだ。
・交流しよう、仲間を作ろう
NoteはSNSでもある。創作仲間を非常に作りやすい環境だ。
小説なら、エンタメ小説であればパルプ勢が集まるバー・メキシコクラスタがあるし、文芸ならNote文芸部クラスタがある。
一人で活動し始めた時は何かと心細いものだし、一緒に切磋琢磨する仲間がいた方が精神衛生的に良いものだ。
ただし、自作を読んでもらうよう強要したり、バーター的な互助関係を作ろうとするのはよした方が良い。過去にスキの投げあいを義務付けた連中はアカウント削除された事例がすでにある。それに義理や付き合いで読み合いを強いると、自分の作品に魅力があって読んでもらえてるかわからなくなるものだ。
この辺りのさじ加減が難しいとこだが、仲間はいた方が良いのも事実。
Noteで好みの人をフォローしたら、ツイッターの方でもチェックしておくといい。
・前後のリンクを整備しよう
連載作品の場合、テンポよく読めるのは大事だ。
しかしNoteの場合、小説専用サイトと違って必ずしも前後にリンクがあるとは限らない。コラムとかも書くと順番がグチャグチャになりがちだ。
そのため、冒頭と末尾には前話と次話へのリンクがあった方が良いだろう。
ないと次を探すのが地味に面倒くさいものだ。
・好きな事について書こう
人間、共通の好きな事があると仲良くなりやすい。
スキなことについて書いた文章は同好の士に読まれやすいし、仲間づくりにもつながる。Noteには揚げ足取りでいちゃもん着けてくるやつも少ないので良いことづくめだ。
書くことに困ったら、好きな事について書こう。
・迷ったら、楽しいに立ち返ろう
作品をひと目に触れさせると、自分の力作が思いの外反応なかったりする。
まあ、それも現実だ。変に受けを狙って滑ると余計辛くなったりもするだろう。
そういう時は自分にとっての楽しさに立ち返ろう。
自分の作品の最初の読者は自分自身だ。
自分をちゃんと楽しませられてるか、楽しく書けてるかに立ち返ろう。
戦場へ
以上の事に気をつけて活動すると、漠然とやるよりは色々得るものがあるはずだ。特に人の縁は得難いものなので、勇気を出して積極的に交流してみるといい。
今回はここまでだ。またな。
現在は以下の作品を連載中!
弊アカウントゥーの投稿はほぼ毎日朝7時夕17時の二回更新!
主にロボットが出てきて戦うとかニンジャとかを提供しているぞ!
ドネートは基本おれのせいかつに使われる。 生計以上のドネートはほかのパルプ・スリンガーにドネートされたり恵まれぬ人々に寄付したりする、つもりだ。 amazonのドネートまどぐちはこちらから。 https://bit.ly/2ULpdyL