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夏の三原色……!?

先日のイシノアサミさんの記事『夏の三原色』について。
“色”という視点から季節を感じるもの、について書かれた内容で、絵描きさんらしい視点だなぁと感じました。↓

コメント欄に皆さんの「私は、僕は、この三種類っす!」という声がたくさんあって「これお題にして企画出来るんでない?!」と、私はコメントしたんですが、考えてみれば、文章だけでなく写真も居るし、気楽に企画モノにするのは難しいかもなぁ、と思い直しました。

……で、私の『夏の三原色』といえばコレ!!
ビール!!

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季節ごとに各酒メーカーが何かしら発売するし、最近はスーパーでも色んなビール置くようになって、嬉しい限り!!
パッケージを見るのも楽しみです。

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私が社会人になった頃、スーパーに並ぶ缶&瓶ビールは現在のように種類が潤沢でなく、キリン、アサヒ、サントリー、サッポロの代表的な銘柄しかなかったです。
『食』に関して、人々はずっと無知で、よくいえばおおらかでシンプル、悪くいえば関心と拘りがなかった。良いものと良くないものが混在していて、それを見分け、品質に目を向けようとする人はごく一部だったと思います。

私の『食』に対する意識を変えた最初のキッカケは「美味しんぼ(花咲アキラ/ビックコミック)」でしたねー
一巻発売は1984年!うへぇ37年も経ったのかぁ……。

今、読むと、カルチャーショックというか、逆に興味深いかもしれません↓『作法とは料理の美を完成させるものと見つけたりっ』

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『ビール回(18巻)』では、当時、発売間もない『アサヒスーパードライ』を作中でこき下ろして問題になってました(※30年以上前のことなので、現在は改良を重ねて、当時より圧倒的に高品質になってると思います)
上でも書きましたけど、当時は食の品質に関する法律が今より緩かったので、酒ひとつとっても、品質に大きな差があったのです。主に安い日本酒とか、ウィスキーとかね。

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……で、次は「もやしもん」(石川雅之/イブニングKC)。
食材、食文化、食にまつわる雑学に楽しく触れることができてこれもカルチャーショックを受けたなぁ。一巻発売は2005年。16年前……。
うんちく抜きにしても面白いので未読の方はおすすめ!

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もやしもんでもビール回ありました。8巻↑
時代が変わると視点も変わって面白いですね。

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ちなみに……酒繋がりで、日本酒好きのバイブルといえばコレ!
「夏子の酒」(尾瀬あきら/モーニングコミックス)
一巻は1988年。これで日本酒を学びましたよ。種類とか現状の課題とか……。物語も面白いっ↓

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最近では料理をテーマにした漫画も増えてきて、ひとつのジャンルとして確立してますよね。
けど、振り返ってみると「料理」より、やっぱり「食」または「食材」をテーマにしたものの方が、私の中では印象が強いかなと感じます。
ぶっちゃけ、そこまで料理に興味がないので(あっ、かなりのnoter さんを敵に回した瞬間!?w) 料理漫画は、物話とキャラが相当良くないと読み進める気にならないのですーえへへ。

ここ最近の作品ではやっぱり「きのう何食べた?」(よしながふみ/モーニングKC)がダントツで面白い。一応BL(?)てとこも高ポイント。

ドラマも良かったんですが(西島秀俊が好きなので)どちらかといえば私は原作派、ですね。

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「酒と恋には酔って然るべき」(はるこ/A.L.C.DX)も面白いっ。
これ読んで、微発砲日本酒の魅力を知りました。
主人公のお姉さんがね、ほんと美味しそうに呑むんですよねぇ……↓

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何かと絡んでくる生意気なわかぞ…いや後輩の今泉と主人公のなんやかやも……気になるとこなんですよ……。

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……あれっ、三原色の記事のつもりが、いつの間にかコミックレビューになってるぞ??


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「ジョジョの奇妙な冒険 第四部」
あなたも絶対食べたくなる!億泰くんの食レポ!(10話)



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