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年下アイドルを好きになるロジック

私は年下アイドルが好きだ。高校生のアイドルに毎日トキメキと煌めきをもらっている。

私達オタクは何故、年下アイドルに惹かれるのか。それを今回は徹底的に分析していこうと思う!

まず、私が指す年下は「中学生から高校卒業した直後くらいまで」の年齢である。もうここらへんの時期のアイドルはヤベェ。とくに10代後半。とにかくヤベェ。なにがヤベェのかもこれから説明していこうと思う。…がんばるぞ!


私は今年、25歳になった。それなのに好きになる子は全員10代だ。推しはみんな高校生。おかしい。ハッキリ言ってキモイと思う。普通の女子だったら、(25歳を女子と言っていいのかも微妙なところだが)同世代か年上のアイドルに対して「かっこいい!」「キャー!」と言っているだろう。それは恋心に近いものだ。私も昔はそうだった。

しかし私は、気づいたら拗らせBBAオタクになっていた。高校生のアイドルを見て「かわいい…」しか言っていない。この子はここを伸ばせば〜と分析するのも楽しい。決してそういう目で見ていないにしても世間一般の人から見たらキモすぎるだろう。
私が男だったら近寄りたくない危険な存在だ。もちろん、どこかでヤバいとは思っている、周りにも言われる、でも推しがかわいい、ただそれに正直に生きるのはやめられないのだ。

年下アイドルが好きなBBAオタクはよく言う「成長が尊い」「キラキラしている」そう、10代のアイドルの成長、そしてその輝きは凄まじいのだ。


私が初めて推した年下のアイドルは、ジャニーズJr.でTravisJapanの中村海人くんだ。彼は私の2つ下で、もう立派に23歳と大人になっているが、私が応援していた頃はまだ高校生だった。私が彼を全力で応援していたのは彼が高校生のときだ。私もそのときはまだ10代と若かった。

彼は現場で見るたびに成長していた。昨日の舞台より今日の舞台。ダンスもメキメキと上手くなっていた。どんどんかっこよくなっていくそんな彼から目を離せず、応援しているのがとにかくたのしかった。もうその頃から私の高校生ラブなBBA気質なオタクになる片鱗は見えはじめていたのかもしれない。

高校を卒業してから彼はグングン垢抜け始めていた。もう怖いくらいだった。そして彼の所属するトラジャは今、Jr.を率先して引っ張るリーダー的存在のグループになった。


そして次に好きになったのは、スターダストのエビダンという管轄にいるSUPER★DRAGONの田中洸希くんだ。田中くんのことは、スパドラが結成された直後に応援を始めた。その頃私は20歳。そしてなんと田中くんは中学2年生だった。紛れもないショタである。中村くんとの年の差が2歳だったのに対して、もう考えるのも恐ろしくなるレベルで年の差が開いた。この、田中洸希くんの存在。私が年下アイドルを好きになる根源となった人物と言っても過言ではない。

私が初めて見た田中くんは、ステージに立ったとき、目を泳がしながら自信なさげに踊っていた。はじめてのハイタッチ会の時は、目を合わせずにハイタッチではなく優しく私の手を撫でてきた。この子大丈夫か?と心配になったのをいまでも覚えている。
私はなぜかそんな彼に惹かれ、成長が見たくて、私は2ヶ月ほど週1で行われる現場に通いつめた。するとどうだろう、彼はみるみる成長し、胸を張ってステージに立つようになり、堂々と踊り、歌い、握手会でも目を見て話を聞いてくれるようになった。

そんな彼は現在高校3年生。中2の頃の成長を見てお腹いっぱいになった私はもう彼からは離れてしまっているが、最終的にはグループ内でメインボーカルを任せられるほどの自信をつけていまもステージに立っている。人気ナンバーワンらしい。あの…あの彼が…(まさに誰おま)

中村くんを応援したときとはまたちがった、誰が見てもわかる成長を感じさせてくれたのがこの田中洸希くんだった。彼を応援して以降、私の10代のアイドルへのトキメキは一層増したし、尊く感じるようになった。


そして、それから少しオタクのブランクがあるのだが、去年から現在にかけて応援しているのがジャニーズ、SnowManのラウールくんだ。彼は現在高校2年生。彼は、ひとまわりちかく離れた職人肌のグループに投げ込まれ、誰が見てもわかる成長を遂げている。自らのファンを「成長段階フェチ」と呼び、手名付けている。私も手名付けられている一人だ。

ちなみに彼は、去年のコンサートで私の「3秒彼氏になって」うちわに反応してくれた。私の高校生と付き合いたいという夢を叶えてくれた人物でもある。(だから犯罪)


そしてさらにいま、少年忍者、Lilかんさいなど、まるっと10代のジャニーズJr.に熱を注いでいる。最近は、手は出すものかと決めていたはずの19年にジャニーズ事務所に入所した子(尾崎龍星くん)にもとうとう興味を持ち始めてしまった。

推しとの年齢差は、年々開いていく一方だ。自分は年齢を重ねているはずなのに、推しの年齢が変わらない。私はヤベェやつなのかもしれない。



10代のアイドルの魅力はなんだろうと考えたときに、まず1番に出てくるのが「キラキラオーラ」だ。
基本的にアイドルはキラキラとしたオーラを纏っている。もちろん20代以降のアイドルもキラキラしている。でもその20代以降のアイドル以上にキラキラしているのが10代のアイドルだ。これは、一般人にも言えることだ。その時は気づかなくても、10代特有の輝きはやっぱりこの上なく眩しいものである。

20代以降のアイドルを否定しているわけではない。ファンの喜ばせ方を知り始めた20代以降のアイドルは、魅せ方がある程度わかっていて、落ち着いたキラキラを私たちに提供してくれる。

10代のアイドルはその点、まだ自分の魅せ方を完璧に把握していない子が多い。模索しながらひたむきにがんばっている姿がどうしようもなくキラキラして見えるのだ。20代以降のアイドルも、このどうしようもなくキラキラしていた時代を経験して今がある。アイドルは深い。

この10代のどうしようもないキラキラの虜になってしまったら最後。もう年上アイドルには戻れない。求めるキラキラの次元が違ってきてしまうのだ。


そして次、成長スピードの速さ。これも年下アイドルをすきになる理由の大きな要因だ。

先程話したように、高1年生からずっと見てきた中村海人くん、中学2年生から1年ほど見てきた田中洸希くん、高校1年生から現在進行形で見ているラウールくん、私が熱を注いで見てきたのは、垢抜け方が尋常ないでお馴染みの3人だ。

中学1年〜高校3年にかけてはとくに男の子は成長期。もちろんアイドルもとにかく成長スピードが速い。身長だって伸びるし、声もどんどん低くなっていく。それに加えてアイドルは、舞台の場数を多く踏んでいくことになる。歌のスキルもダンスのスキルも、場数を踏むごとにおもしろいくらいに上がっていく。だからたった1ヶ月で、誰?となることも多い。

そして高校を卒業してから。制服から解き放たれた瞬間、彼らはまるで別人になっていく。だからこそ、学生の期間を尊かったなと感じるのもあるのだろう。

この子はかっこよくなるぞ〜伸びるぞ〜と目をつけた子が本当にどんどんカッコよくなっていく様は、見ていて本当に楽しい。快感にも感じられる。
これがまさにラウールくんのいう「成長段階フェチ」というやつなのだろう。


そして最後に、青春とも呼べる貴重な学生の時間を、アイドルになって私たちと共有してくれてありがとう…という尊さがある。

キラキラしていてかけがえのない、決して戻ることのできない大切な青春と呼べる時間を、彼らはアイドルとして活動し、その眩しい成長の姿を私たちに見せてくれている。
普通だったら好きな子ができて、その子と初めて手を繋いだりしたいものだ。部活に必死で打ち込み、友人との絆を深めていくのもいい。しかしアイドルたちは、アイドルという職業を選び、それらの学生生活を捨て、ファンに煌く青春の時間を体現してくれる。

、、、こんなに素晴らしいことがあっていいのだろうか。。尊い以外の何者でもない。

中村くんは、自分の青春とも言える時期とドンピシャだったため、中村くんなしに私の青春は語れない。そのあとの田中くんを見ていたときも、それはもう眩いほどの青春を感じて一瞬一秒を見つめていた。そしていまも、ラウールくんを見ていて、青春を感じているのだ。

一緒に青春を体現して、一緒に夢を懸命に追いかけている。そんなところからまた、彼らに尊さを感じるのだ。


以上3つが、私が年下アイドルをなぜ応援したくなるかの理由、論理だ。

実際、応援すると決めたときはこんな細々したことは考えていない。直感、インスピレーションだ。でも、深く考えてみると、おもしろいロジックが見えた。

私はこれからも、推しとの年齢差を広げていくだろう。



最後に、今回登場した私が応援してきた人物の、過去と今を載せようと思う。

中村海人くん


田中洸希くん


ラウールくん


尊い!!!!!すき!!!!!!

以上!!!!!!!!

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