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2021年1月に読んだ本(14冊)

1ヶ月に1回、前の月に読んだ本をまとめようとしてたんですけど、それは今回でやめようと思います。いきなりですが。
5冊読んだらその時点でまとめて書くということにしようかなと思います。
それで1冊1冊感想を書くことにしようかなと。

ひと月に読める本が予想より多そうで、1月も、12月と同じで14冊も読めてしまったので、タイトルを並べていくのも面倒だし、本当は感想をもっと書きたいけど書ききれない、ってことが起こりそうなのでね。

1冊1冊感想を書くと言ってもたぶんそんなに詳細には書かないですよ。
詳細に書きたいものは書くかもしれないけど。
まあいいか。
好きにしなさいよって話ですね。


じゃあ先月に読んだ本を並べていきます。

1『ザリガニの鳴くところ』早川書房/ディーリア・オーエンズ
2『西洋絵画史入門』美術出版社/諸川春樹
3『ブッダの小ばなし』法藏館 /多田修
4『脳科学からみた「祈り」』潮出版社/中野信子
5『写真上手になるための構図とレンズのきほんBOOK』毎日コミュニケーションズ/WINDY Co.

6『頑張りすぎちゃうお仕事女子の心をラクにする68のこと』あさ出版/服部結子
7『呼吸入門』KADOKAWA /齋藤孝
8『世界一受けたい占い師になる授業』三楽舎プロダクション/ルカ池田博明
9『なんか変! ひょっとしてあなたは発達障害?』飛鳥新社/ロビン・パウク
10『実録マンガ 好きなように生きたくて不動産投資はじめました』アスコム /鈴木優平

11『いつも日本語で悩んでいます ―日常語・新語・難語・使い方』さくら舎/朝日新聞校閲センター
12『生きるのが楽しくなる脳に効く言葉』セブン&アイ出版/中野信子
13『面従腹背』毎日新聞出版/前川喜平
14『ニンプ道』主婦と生活社/たかはしみき


だけが小説なんですけど、これがとても素晴らしかったですね。
2019年にアメリカで一番売れた小説らしいんですが、そりゃ売れるわってくらいとんでもなく面白かったです。
今年の読書初めにこれを読めて良かったなぁと感じました。

オーディブルという朗読サービスで聴いて読んだ本なんですけどね。
普通の再生スピードだと聴き終えるまでに約17時間かかります。
僕の場合オーディブルは外出する時歩きながら聴くことが多いので、たぶん2、3ヶ月かかったんじゃないかと思います。
でも終盤とかは終わらないでくれ、って思うくらいこの物語に愛着を持って、世界観にのめり込んでしまっていました。

過酷な運命を背負わされた少女の成長譚でもあり、ある男の死亡事件に関するフーダニットのミステリーでもあり、差別や家庭問題の要素を含んだ社会派ドラマでもあり、立場の異なる異性への恋心を描いた恋愛小説でもあります。
なかなかのボリュームですが、自信をもって他人にお勧めできる小説でした。

2は美術の教科書みたいな内容でしたが面白かったです。
西洋美術とか全然詳しくないんですけど、これを読んでかなり興味がわいたので、今後もこういう初心者向けの美術の本は読んでいこうと思いました。

4も面白かったです。
「祈り」という利他行動が自分にもたらす効果を、脳科学の視点から解説してくれる本です。
他人のために祈ると自分の脳や精神に良い効果があるんですって。
スピリチュアルではなく科学的にです。
中野信子さんってよくお名前を見るけど著作を読んだことはなくて、でもこれ1冊読んで今後も読んでいこうと決めました。

7も興味深かったです。
最近、自分は呼吸が上手じゃないなと感じていて、呼吸って大事かもと思って読んでみました。
内容的には、呼吸というものが歴史や文化の中でどう扱われてきたか、みたいな記述が多くてあまり実用的ではなかったんですが、まあやっぱり呼吸を意識することは凄く大事なのね、ということはわかった感じです。

11も面白かったですね。
朝日新聞に掲載されている、日本語に関する短いコラムをまとめた本です。
誤用されている日本語の正しい意味や、気になる言葉の起源などを知ることができます。
日本語の奥深さや、言葉の変化に対して柔軟で寛容であることの大切さを改めて学びました。

13は政治っぽい本で難しかったです。
前川喜平さんってニュースで見てて凄く真面目で誠実そうな方だなと思ってて、文部科学事務次官の職を辞するタイミングでこういうタイトルの本を出すの凄いなと思ってて、いつか読もうと思ってて、それで読みました。
面従腹背とは、目上の人に対して表面的には従順な態度を取っておいて、内心では反抗しているという意味です。
加計学園問題に関する告発をした方なんですけど、加計学園のことだけじゃなく、ご自身が体験した政治と官僚に関する諸問題を暴露的に提示する内容で、正直なかなか理解するのが難しかったです。
官僚とか国家公務員とか役人とか天下りとか、全然わかりません、勉強が必要です、頭悪いです。
でも興味深く読んでいけたし、前川さんに対する最初の印象が正しかったのはわかりました。

14はマンガです。にんぷみち、と読みます。
こげぱんのイラストレーターの方が、実際にご本人がご懐妊して出産するまでを描いたドキュメンタリー作品です。
身体や精神の変化を細かく描いてくれていてとても勉強になりました。
妊娠何ヶ月目でこうなるとか、こういうアイテムを買っておくと便利とか、詳細に教えてくれます。
可愛らしくコミカルなイラストですが、出産のシーンとかは壮絶でした。
体験してみないとわからないことだし、男性である自分は一生体験できないことで、でも妊婦さんなんか身近に多く存在する方々なわけで、そういう方達の気持ちや状態をリアルに知っておくのは必要だろうと思って読みました。
むしろ出産を体験できない男性こそが知っておくべき知識ですよね。
月経とかについてもそう思います。
体験しないから知らなくていいんじゃなくて、体験しないからこそその知識や教養を得ておくべきなんじゃないかと。

今後も色んなジャンルの本を読んでいきたいと思います。

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