休職の女、社会復帰への道②
続きました。こんにちは、玉井すあまです。
適応障害で休職している19卒です。詳しくは前記事に載せています。
前回「ガムシャラに働いて暇な時間を消せばメンタルは改善するのか」というテーマで長々書いていましたが、ここ数日もがいてみた結論は「働き始めるにも健康なメンタルが必要」と言わざるを得ません。マイナスの状態で仕事を始めようとしても、労働のスタートラインにすら立てないということが分かってしまいました。
働かなければならないというプレッシャー
1年近く働いていないと、ニートであることに罪悪感を覚えなくなってくるんですよね。病気という立派な建前もありますし、何より無職ではなく正社員としての席は一応あるのですから。そして休職してから始まったミラクル・モラハラ・アヴァンチュールも、終了してから半年経とうとしている今も脳裏に焼き付いて離れず、病状は改善しているとは言い難いのが現状です。今朝も14時過ぎまでベッドから出られませんでした。しかし、貰える傷病手当も無限ではありません。傷病手当の受領期間の満了、良くも悪くもそこがタイムリミットです。そこまでになんとか手に職を付けなくてはいけないという焦り。その焦りが病状を悪化させているのでは?と主治医と話し、結果、抗うつ薬の量が増えました。わたしの主治医の口癖は「焦らずにいきましょう(にっこり)」なんですが、確かにタイムリミットまで少し時間あるし、今焦る必要ないか〜。
「明日から本気出す」ことすら不可能
この女、不甲斐ないですね。「今焦る必要ないか〜」じゃねえんだよ。ただ、不甲斐ないと言いながら、改めて自分の体調を客観視してみると、まあこんなズタボロのメンタルなんだからしょーがねーだろ、と思わない部分もありません。「明日から本気出す」は典型的なニート構文ですけど、わたしの場合、たぶん明日も無理です。明日も昼過ぎまで布団にくるまっていると思います。こればかりは気合いや根性でどうにかなるもんじゃないと自分だからこそ分かるんですよね。残念ながら。一進一退しながら長い目で見て治していくのがメンタルの治療なんだと否が応でも気付かされる日々です。だって彼氏と別れたの半年前なんですよ。わたしの体感としてはつい昨日くらいなんですけどね。逆に一緒にいろんな場所に行ったり一緒に遊んだりして、そういう楽しかった記憶は遠い昔のようです。そして、そういう幸せな記憶って、体感を伴わないんですよ。「あー、そんなこともあったかも」と軽く流せるような、まるで本で読んだような、どこか他人事めいたもの。逆に、人格を否定されたり正論で理詰めされたりして傷ついた経験ははっきりとした体感を伴って、この半年ズキズキと痛み続けています。先日偶然「モラハラ夫と離婚して5年経ちますが未だに傷が癒えません」みたいなネット記事を見つけてうへえとなりました。
焦れば焦るほど逆効果
ミッションレベル1「満員電車に乗ってみよう!」すら困難な状態なの、本来なら恥じるべきだと思います。せめてライフスタイルを一般的な会社員に合わせろ。14時まで寝てるのをやめろ。自分で自分に言い聞かせるばかりです。典型的な根性論。これで治れば世の中のメンタルの病気全部治ってるんですけどねー。
仕事ですが、欲を言えば満員電車に乗らなくてもいい仕事がしたいんです。このコロナ禍に便乗してテレワーク、せめて時差出勤と洒落込みたいところです。しかしわたしの仕事は窓口業務。バリバリの接客。出勤は開店準備に合わせるのが絶対。これはコロナだろうがなんだろうが絶対に変わりませんよ。ある程度融通のきくオフィス業務ならまだしも、テレワークなんて夢のまた夢です。ウゾダドンドコドーン!(冷やし土下座)
前述の通り、焦れば焦るほど悪化するので、今はソロニートライフを満喫しながらゆったり体調を回復させることに専念します。さすれば自ずと未来のワークビジョンが見えてくるであろう……と信じてやまない。
それではさようなら。またいつか。
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