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そもそも町内会っていつからあるの?

私は町内会の集会に疑問を解決しようと参加したのに、結局、嫌な思いをして帰ってきただけだった。

この時の会長の行動や言動に何か引っかかるものがあり、やはり町内会費が正しく使われているのか知るために何度か会長に帳簿等の開示をお願いした。

しかし、毎回「見せてもいいけど、なんであなたが見るの」みたいな返事しかしてこない。逆になんで、そこまで見せてくれないのか?

会費を払っているのだから知る権利はあるし、きちんと町内会費を運用しているなら、堂々と疑ってるなら見なさいよ!くらいの態度で私を撃退できるはず。

ちゃんとやっている事が分かれば、町内会に嫌悪感をそこまで抱くことなく
いれるのに…なんか怪しんだよね。

でも、何もまだ、明らかな証拠が無いのに滅多な事は言えない。

だから、もどかしい。

そもそも、任意の存在の町内会ってなんのために、いつから存在したの?
色々、問題が起きやすい団体だし、時代遅れな事柄も多い。

私は、そんな疑問から、町内会の歴史について調べてみた。


町内会の歴史

その昔、さかのぼる事、戦争時代に町内会の元になるものが作られた。

目的は、住民を団結させて「万民翼賛」を図り、国策を透徹し、経済統制をしやすくすることとあり
日中戦争以降に整備されたのが町内会のはじまり

「町・村」のグループが整備強化されたのは、日中戦争以降
1組10世帯程度でつくられ、回覧板と常会を通じて日々の生活に関わりました。回覧板は、政府の伝達を住民に周知徹底する道具でしたが、住民にとっては、配給などの情報を知る戦時生活の要でもありました。
若い年代は言葉も知らないような戦争時代の日本国民の訓練、竹やり訓練やバケツリレーこれらは「防空」とよばれ、町内会で練習させており、重要視されました。

私たちはみ国を護る戦士です、いのちを投げ出して持場を護ります」という「防空座右銘」のもとに町内の一致団結がはかられ、「全都市の家庭が一燈たりともゆるがせにせぬよう」灯火管制にあたり、爆撃の際は消火につとめるように求められました。 

また、町内会は生活品をコントロールしていた。
昔、戦争時代は食料品が無いうえに勝手に買えるほど豊かではない状態だった。配給制度ってやつだ。

1940年から砂糖とマッチが統制され、「陸軍物資統制規則解説」では、購買票の入手について、「町会ヲ経ルコト」と示しています。

これは、米や食料品全般、例えば糸やタオル、石鹸など購買票というものを町内会に出して、物をわけてもらうシステムだった。

なので、戦争時代の日本は、町内会から抜けるという事は、死を意味する。

または、戦争中の情報漏洩を統制する意味もあったようで、国民が国の不利益になるような事を話したりしないように、見張りあうという感じでしょうか。

まるで、現在のどこかの国のようですね。

それから日本は戦争に負け、町内会はGHQ占領軍により町内会活動を禁止される。

1947(昭和22)年に町内会・部落会は廃止、名称を変えるなど形を変えて生き続けました。
そして、1952(昭和27)年4月、対日講和条約の発効によりこの禁止も解かれ、町内会は地域組織として復活しました。
そして、現在の自治会、町内会の形となる。

アジ歴グロッサリーから抜粋、引用

町内会は、戦争中に作られた、国民の統制のための団体だったという事か。

戦争時代、ちょうど昭和15年生まれの人は現在84才。

なので、この年齢に近いければ、近いほど町内会を抜けるなんて、ありえない、何か起きたら食料や日用品が手に入らなくなる!大変だ!これが幼い時から体に染みついている。

強烈な洗脳だ。

現在の、超高齢化日本は、こんな背景の人達が約713万人ほどいる。
これは、10人に一人が80才以上という事になる。

なので、高齢者が多い私の住んでる地域みたいなところは、町内会に入るのが当たり前、入らない奴は逆におかしい!非国民!村八分にしてやる!

という発想になるんだろうw

なるほどね。
これは、もう町内会に入る理由が1つも見当たらない...

現代において、食料が手に入らないことが、まず無い、食料や生活用品は、スーパー、コンビニ、ネットでいつでも、何でも手に入る。他国に比べて品ぞろえも多く、豊富にストックできる国だ。

もし、食料に困る事が、あるとしたら私が個人的な理由で超貧困状態になり、しかも身内に誰もいなくなり、助けてくれる友人、知人が誰もいなくなった時くらいしか考えられない。

それでも、現在の日本は、セーフティネットもそれなりにある。

なので、現代において村八分にあったところで、困る事は何もない。

情報はスマホで十分手に入る。
何なら、スマホとスターリンクがあれば、どこにいても情報は手に入る。

しかも、家の集会所は、被災用の水、食料さえ用意していない。

もはや昔の役割さえ果たしてない。

もう、時代に合ってない。


よく、町内会の街灯問題を挙げる人がいるが、町の街灯も本来なら税金を払っているんだから、無条件で設置するのが筋。

私道、公道にかかわらずだ、何のために色んな種類の税金を徴収しているの?といつも思う。

日本は、本当に税金の種類が多い。

息してるだけで、市民税。

働けば所得税、会社を作ったら儲かっていようが、いまいが法人
親から家や金銭をもらえば相続、贈与

買い物をしたら消費、酒を買ったら酒税、タバコを買ったら、たばこ

自分の家なのに、ローンと別に固定資産

クルマに乗れば自動車重量税、燃油税 まだまだある。


こんなに国民から、税金をむしり取っているのに、任意なんて都合のいいポジションの自治会を存続させて、町民からまだ、お金を集めるって、やっぱり、おかしい。

そして、もう時代にあってない。










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