ドブネズミ#323

愛知に住むごく普通の事務員です。 日常にあった出来事を綴ります。 なお、旅やちょっとし…

ドブネズミ#323

愛知に住むごく普通の事務員です。 日常にあった出来事を綴ります。 なお、旅やちょっとしたお出かけについては 分身のドブネズミが語るときもあります。

最近の記事

いつも心に。

何かを得るには何かを失わなければならない。 映画やアニメ等でよく聞く言葉だ。 物を手に入れるにはお金を払わねばならないし、お金を手に入れるには時間を労働に費やさねばならない。 その逆も然りだと私は考えている。 昨年の九月。落語家の三遊亭円楽師匠が亡くなられた。祖父母と共に「笑点」を観ているうちに、円楽師匠の社会に切り込む答えや、桂歌丸師匠や林家たい平師匠との軽快なやりとりなどに惹かれていき笑点メンバーで一番好きな存在となった。祖母と母親と地元のホールに落語を聴きに行ったこ

    • 今更。

      こういうことは最初にすべきだ。 といった意見を持たれても仕方がないことを今更ながらにしようと思う。 それは、自己紹介だ。 何故今日やろうと思ったのかは、私でさえも解らない。 名前:ドブネズミ#323 ドブネズミの由来は私自身が出っ歯であることと、姓か名かは言えないが、ネズミに似た名前であるからである。323の由来は秘密。 生まれ年:平成12年 誕生日は内緒だ(表示されているなら意味は無い)が、早生まれではない。 趣味:料理、お酒、映画鑑賞、読書 料理は作ることも食べるこ

      • WARNING

        世の中には似ているものが沢山ある。 「柿」と「杮」 鮃と鰈 クローバーとカタバミ 今回は、私が経験した似ているものに関するとある事件をご紹介しよう。 母は晩御飯の一品に味噌汁を作っていた。祖母にもらったという三葉を消費する為だ。晩御飯ができたと呼ばれた私は、椅子に腰掛け、味噌汁の入った椀を手に取った。味噌汁から嗅いだことのない臭いがした。恐る恐る口にしてみると、食感は三葉だが味が異なっていた。 母に味に異変があることを伝えると、ゴミ箱から三葉の包装を取り出した。なんと祖

        • 暗い朝の明るい始まり

          4時45分。目が覚める。 彼を起こして、シャワーを勧める。 かねてより交際している婚約者と同棲を始めた。ここまで来るまで約1250日。長かった。 今朝はお雑煮を食べた。具は椎茸、長葱、白菜。おつゆは鰹出汁と醤油という至ってシンプルなものだ。私が食べ終わる頃に彼は二杯目に突入していた。 昼食用のおにぎりを作ろうと思い、ラップを手に取って蓋を開けたら。中身がない。彼にストックが有るか問うと、無い、と言った。何故無くなったと分かっているのに新しい物を買わなかったと問うと、あまり使