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下駄はじめました。高松の老舗「黒田商店」さん

近づく夏。足もとも衣替えしました。
といっても常にではないですが。

下駄です。
10年くらい前にしつらえてもらったものを大切に履いております。ちょっとぼやけた写真やけど、ええ色でしょ。

こちらがその黒田商店さん。素敵なお二人のお店です。

店に入ると何百もあるさまざまな鼻緒が目に楽しい。足の形から歩き方、姿勢なんかを見た上で、自分の足にぴったりの下駄を手に入れることができます。

全国にファンが多く、以前は各地のデパートの呉服売り場をはじめ、東京・歌舞伎座や福岡・博多座などを巡ってお客さんの要望に応えていたけど、コロナ禍以降は高松のお店が拠点になってます。

下駄といえば父親も履いてました。若い頃は実家のうどん屋さんの営業が終わると、お弟子さんや取引先の方などと夜の街へ。カランコロンと音を響かせながら、飲み屋街を闊歩してたみたい。ああ、確かに下駄の音、幼少期の父親像とともに頭の奥深くに残ってますね。

自分はというと、徹夜踊りで有名な郡上踊りにこの下駄で参加。あれもまた行きたいな。
あとは夏場の散歩や近所のお祭りとかに履いて行くくらい。下駄慣れしてる足ではないので(でも下駄って体にいいんよね)、今年はもっと普段履きに使っていこうと思ってます。

ちょいと粋な夏になればいいな。

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