違和感

休職中ということで、市役所で用事をしてしまおうと思い、出かけたある日。ふと前のグラウンドを見ると、幼稚園(こども園?)の子たちがズラーっと並んでいました。お、運動会の練習だ、と思いしばらく外から勝手に見させてもらいました。小学校は何となくわかるのですが、幼稚園は今時どんな練習をしているのだろう…と興味津々。

感想は「あれ?」

そこには、今まで散々見てきた運動会の練習が行われていたのです。
きっと、先生方は熱心で、園庭では狭いのか、バスでここまで連れてきています。さらに、フラッグなんて一つ一つラミネートして作っている。(布ではありませんでした。)
様子は↓イラストのような感じでした。

幼稚園の運動会練習

違和感がたくさん…

僕は運動会が好きな方です。秋空の下、子どもたちの頑張りや張り切りが見えて、一喜一憂を楽しめる。普段の授業にはない独特なお祭りのような雰囲気がワクワクさせます。
でも、こんなもん僕の勝手なエゴです。子どもたちを使って、僕が楽しんでいるんです。運動会は意味があるんだよー、こんなに楽しいんだよーと。(意味づけするのは大切だとは思いますが…。)

でも楽しい運動会の思い出や印象なんて、結局「普通」に刷り込まれてきたものだと思います。そうやって育った大人たちはまた、子どもに刷り込みます。それが永遠に続きます。

この幼稚園がしている旧態依然とした練習も、きっと大人たちは「いいもの」にしよう。と思っています。でも、こんな運動会するなら、やらない方がましです。(当然これは日常生活の中から変えていかなければならないでしょう。)

当然僕のように、いい思い出ややりがいを感じる子もいるでしょう。でもそれは、この形でなくてもいいはずです。この形は「じゃない子」を排除してしまいます。ということを感じている先生もいると思うので、僕も模索していきたいです。

でも、まずは男子列、女子列はやめてほしい。(パンツの色が違うのも)

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