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軽井沢移住計画(4)-セカンドハウスローン-

目の前にはふたつの選択肢。

・土地を買って家を建てる(注文住宅)
・完成している家を買う(建売住宅)


いくつかの物件を見て周り思ったことは、建売住宅は無理ということだった。今の住まいも自分たちで(設計士さんと一緒に)設計した経験があり、高い買い物だからこそ、納得行く物件に住みたいという気持ちは譲れない。後々、世の中はそんなに甘くないと知るのだが、、、

ということで、見学した「(3)追分土地」を第一候補に、土地を購入して注文住宅を建てるという目標を立てる。現地に行くことで、具体的なイメージが絞れてきた。

不動産屋さんにその希望を伝えると、次は購入資金の話になった。なにはともあれ、まずはお金である。今回は住み替えではなく、現在の住まいを維持したまま、新たにもう一軒購入する。手持ちの資金が豊富にあるわけではないので、フルローンの予定だ。

ただし、ぼくは今支払っている住宅ローンを返済し終えていない。そして、住宅ローンは基本的に一度にひとりひとつしか利用することができない。並行してふたつの住宅ローンは組めないのだ(住宅ローンは国民が住まいを購入することをサポートする特別な低金利サービス)。

そこで調べてみると、セカンドハウスローンというのがあった。その名の通り、並行して二軒目を購入する際のローンで、住宅ローンほど低金利ではないものの、例えば「別荘を買う」「親のために家を建てる」「子供の家を買う」などに使える。

ただし、提供している金融機関は限られる。

とりあえずネットでセカンドハウスローンを扱う金融機関を調べてみる。オンラインでの相談を受け付けているところもあるので、いくつか事前審査に申し込んでみた。加えて、不動産屋さんからご紹介いただいた地方銀行さんにも問い合わせる。

事前審査とは、その名の通り本審査に進む前の審査。何が審査されるのか調べたところ、

(1) 信用情報
クレジットカードの支払い履歴や自己破産などの情報。

(2) 就労状況
年収や勤める会社、勤続年数など。経営者(事業主)であれば3年間の収入状況。

(3) 借入状況
車のローンやクレジット、カードローンなど、現時点での借入れの状況。もちろん住宅ローンも含まれる。

などなどらしい。

ぼくの場合は、自己破産もないし、カード支払いを遅れたこともない。会社は(細々と)創業以来黒字で、車のローンもない。気になるのは、住宅ローン残債があることと、経営者であること。収入に関係なく、なぜか経営者はローンが組みにくい。会社員のほうが信用があるのだ。

そして、事前審査の結果が届く。結果は?

(続く)

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