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自分に気づくキャリアコンサルティング

7月から、キャリアコンサルタント養成講習を受講することにしたので、その準備として、ハローワークでのキャリアコンサルティングを受けてきました。
その担当の方が、営業37年。
61歳でキャリアコンサルタントになられた、現在66歳のお方。

その共感力の高さ、共感性、人と向き合う温かさに触れて、先日、ある診断を受けて、「対人支援職をするなら、もっと共感性を高めた方がいい」と言われたことを思い出しました。

「あぁ、こういう共感の仕方は自分はしないなぁ」と。

そんなお話を、その方にお伝えさせていただいたところ、

「いやぁ、私も最初は大変だったんですよ」というお話に。



最初のデモを自分が担当することになって、クライアント役の方が、幼少期のことを語り、

「こんなことがあって、悲しかった」

と言われたことに対して、その方は、

「それは、大変でしたね」

と一言。



それに対して、講師の先生が、

「今、何て言いましたか?」

「・・・、えっと、今、『大変でしたね』と言いました」

「それは、あなたの解釈です」

「えっ!?」

「クライアント役は、『悲しかった』とは言いました。

 でも、『大変だった』とは一言も言っていません」

「そうですね」



そんなやり取りが初回からあったので、

「営業のコミュニケーションとは全然違う」

「自分には、これは向いてない」

「辞めた方がいいんじゃないか」

と思われたそうです。



でも、そんな経験があったからこその今。



そして、その後、キャリアコンサルタントとしてのお仕事をスタートしてから最初のお仕事も、

「これをやっていても、社会はよくならない」

「自分は、こういうことをやりたくて、この仕事に就いたんじゃない」

と思わされる環境だったそうで、

「あのまま、もし、会社にしがみついていたら、今の自分はいなかった」

「あの時、辞めてよかった」

とお話されていました。



人生で起こること、すべてに深い意味がある。

今、目の前で起こっている不快な出来事や、悲しいこと、大変なことから、意味を見出して、自分を見つめ、行動を変えていくからこそ、未来はより豊かなものになっていくし、自分自身、愛に溢れた状態で過ごせるようになる。

そんなことを感じた時間となりました。



今日も生きてますね。

今ある命に感謝して、目の前の方とのご縁を大切に、今日も素敵な1日にしましょう!

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