見出し画像

キャリアアドバイザードットコムを事業譲渡しました。

こんにちは。
株式会社RASHISA代表のおかしょーです。
今回は大事なご報告があり記事を書きました。

表題の通り、2019年4月から弊社が運営をしていたキャリアアドバイザードットコムを事業譲渡させていただく事になりました。

なぜ、リリースしたばかりの事業を譲渡したのか?
どんな企業に事業を譲渡したのか?
事業譲渡して次に何をするのか?

そんな事を残せれたらなぁと思っています。

では本題へ。

ピボットを決断した9月5日。

2019年9月5日。
この日、僕は4月にリリースしたキャリアアドバイザードットコムをピボットすることを決断しました。驚いている方も多いかもしれません。
ようやくリリースできたサービス、売上が立ち始めたサービスだったからです。実際にFacebookでは以下のような投稿をしていました。

スクリーンショット 2019-11-18 16.35.26

スクリーンショット 2019-11-18 16.35.17

正確にはピポッドするというより「別の事業をやる」と決めました。
なのでこの時点ではまだキャリアアドバイザードットコムの行く先は決まっていませんでした。

では、なぜその意思決定になったのか。
それは現在、弊社の株主になってくださっている、とある方とのディスカッションです。
その方は親友の紹介でお会いしました。

2.3度ディスカッションする度に『岡本くんが本当にやりたい事は何なの?』と言ってもらいました。
そして9月5日。初めてお会いしてから3度目のディスカッションだったと思います。
彼が背中を押してくださって、『それだったら応援するよ!』という言葉を頂き新しい事業をやる事に決めました。
ただ、その時は『虐待関連の事業をやる』ということだけを決めていて、大事な事業内容は決まっていなかったんです。

ここまで書いたらお分かりだと思うんですけど、
元々「事業売却」しようとは思っていなかったんです。

新しい事業にチャレンジしたい。

元々やっていたキャリアアドバイザードットコムはどうしよう?

①サービスをクローズする
②片手間でサービス運営する
③譲渡する
この3つの選択肢だなぁ。

片手間でできる事業ではない、サービス自体は売り上げも上がっているし、ユーザーもいる。さて、どうするか。


という思考のプロセスでした。
その時にふと0ベースで考えたんですよね。この意思決定において大事なことは何か。
その結果として思ったのが『ユーザーさま』と『クライアントさま』の存在でした。

そこから僕の思考は『どうすればこの事業がスケールするか』に切り替わったんです。


譲渡先は新設される会社です。

2019/11/22
株式会社えらるどヒューマンさまにキャリアアドバイザードットコムを事業譲渡させていただきました。
事業譲渡自体は10月中に決まっていたのですが、クライアントさまやシステムの引き継ぎなどに1ヶ月ほど時間がかかり、2019/11/22付けで事業を譲渡させていただきました。

今回なぜ株式会社えらるどヒューマンさまに譲渡させて頂いたのか。
どんな感じで事業譲渡を行なったのか。

結論から申し上げますと、今回の事業譲渡の件で5社の企業さんが興味を持ってくださいました。そして株式会社えらるどヒューマンさまに事業を譲渡させていただくことになりました。

まず、僕はこれまでに事業譲渡の経験が一度もありませんでした。
なのでどうやったら事業を「売る事ができる」のか分からなかったんですよ。
でもシンプルに考えた時に「買いたい人/企業」を見つければいいなぁと思いました。
そこで行った事は3つです。

①MA仲介会社(サービス)に依頼(登録)をする
②周りの経営者やHR関係の方に相談をする
③直接HR企業に声をかける

この3つでした。
やる事が決まった後は淡々と実行していきました。
そして株式会社ジョブウェブ代表佐藤さんから吉瀬さんという元外資コンサルの方をご紹介いただきました。

最初、吉瀬さんが "個人" で買いたいって仰ってくださりました。
でも僕は正直なところ不安だったんです。
理由は大きく2つ。①まだまだ吉瀬さんの事を知らなかった ②吉瀬さんはHR業界の知識がなくサービスがスケールするか不安だった。
なので初めてのミーティングの時は渋い回答をさせていただきました。

しかし、ミーティングを重ねるたびに吉瀬さんの意志が伝わってきましたし、人柄も伝わってきました。
そして最終的な決め手は「佐藤さんと吉瀬さんで新しい会社を創る」ということでした。

20年ほどHRの領域で事業をやってきた佐藤さんと、佐藤さんのご紹介でお会いする吉瀬さんが共に会社を作るならこれは彼らに託したい。

そう思い、決断をしました。
最後のMTGで見た涙を僕は忘れません。

これから何をやるのか。

では、最後にこれからの株式会社RASHISAのお話しをさせてください。
これまでの会社のミッションを一新して

「ビジネスの力で "世界⼀" 虐待問題を解決する」

というミッションを掲げました。
詳しくはまた書きますが(もしくは何方か取材をして頂けると嬉しいです)、僕は中学時代に叔父からの心理的虐待を受けていました。

また、弟と妹は母からの虐待を受けて、児童養護施設出身です。(弟は今もいます)
上記の背景から僕は虐待問題に関心がありました。

でも今の自分の力ではソーシャル領域の事業はできないと思ったんですよ。なぜなら力がないから。
なので20代で「お金/社会的信用/事業の作り方」この3つを得て(知って)、30代で虐待領域の事業をやろうと決めていました。
しかし、冒頭でお伝えした通り、今から自分の夢に向かおう。と決断をしました。

そして現在立ち上げている事業が2つあります。
1つが過去に虐待を受けた方に特化したインタビューメディアです。(12月1週目にリリースします!)

そしてもう1つが「家庭環境において悲しい経験をした事がある人」に特化した就職/転職エージェントです。
こちらは現在LPを制作中で12月中旬にリリースできます!
現状はこちらを見て頂けたらと思います。

こちらの事業に関してはまた詳しく書かせていただきますね。

最後に

今回の事業譲渡のご相談に乗ってくださった皆様、興味を持ってくださった皆様、そして佐藤さん、吉瀬さん、本当にありがとうございます。

また、現在サービスに登録をしてくださっているユーザーさま、クライアントさま。これからは株式会社えらるどヒューマンさまをお願いします。

ようやくスタート地点に立った感覚です。
自分が生涯かけて登りたかった山に今から登れます。

人生かけて今日もコツコツ頑張っていきます!!

皆様、これからも株式会社RASHISAをよろしくお願い致します。

株式会社RASHISA 代表取締役社長 岡本 翔

現在のRASHISAに関して。

2020/08/01現在、株式会社RASHISAは文字起こし代行事業RASHISAワークスを運営しています。
正社員として働けない虐待サバイバーを対象とした在宅ワーク支援をしつつ、企業様から文字起こしのお仕事をいただいて虐待サバイバーの方にお仕事を発注&サポートをするというビジネスモデルです。

フライヤーはこちらです。

RASHISAワークスチラシ02

また、詳細に関しては以下の記事をご覧くださいませ。

文字起こし代行事業を始めました!!!
イラストでRASHISAワークスを解説してみました!

今後とも株式会社RASHISAをお願いいたします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?