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「私よりもっと苦しい人がいる…」と、苦しみを比較しないで。

RASHISA代表の岡本です。今回は、私が虐待サバイバーの方とお話をするなかで考えたことをお話します。

「他の人に比べたら...」
「私なんて...」
「虐待と呼べるか分かりませんが...」

日々、虐待問題に向き合っているとこのような言葉を耳にします。

自身の経験を他者と比較したり。
自身の経験が酷くないと思っていたり。

“虐待の大小を人と比べる人が多い。”

虐待問題に向き合い始めて感じたことです。

私は思うのです。
人と比べる必要はない。
苦しみを相対的に評価するのではなく、絶対的に感じるものだと。

だからもし、今この文章を読んでいる人でご自身の苦しみを他者と比較している人がいたら、比べることは必要ない。そんなことをお伝えしたいです。

では、なぜ私がこんなことを書いているのか。
ここからはもう少し私の思想、RASHISAの思想を書かせてください。

多くの虐待サバイバーと出会った1年間。

株式会社RASHISAは2019年12月から「虐待問題×ビジネス」に向き合い始めました。事業を行うなかでで多くの虐待サバイバーに出会い、お話を伺う中でどの方もも壮絶な人生を送られていると感じました。
また、多くの人は「他の虐待サバイバーと比較をしている」ということに気がついたのです。
でも私は、話を伺えば伺うほど、「壮絶さを比較する必要はない」と強く思うようになりました。

なぜ比較する必要がないのか。
「他の人に比べたら、苦しいというのはおこがましい」「もっと苦しいひとがいるから」などと、比較してしまうと、「助けて」「困っている」と、助けを求めづらくなってしまうのではないでしょうか。
助けを求めづらくなると、ヘルプをしたい人たちが、その苦しみに気がつくことができず、ヘルプをするのが難しくなります。

苦しみが明るみに出ないと、RASHISAのような、ヘルプをしたい会社が価値を届けるのが難しくなります。
虐待に関わらず、様々な苦しみが世の中には存在します。
その中で、「私は苦しくない方」、「もっと苦しい人がいる」と比較する必要はないのです。
辛いと思ったら、辛いのです。

もし、虐待の後遺症で悩んでいる人がいたら、いつでもご連絡ください。

私たちがあなたの力になります。

RASHISAワークスとは

ソーシャルグッドな文字起こし代行サービス「RASHISAワークス」

RASHISAワークスでは、虐待の後遺症などでで正社員として働けない方に文字起こしのお仕事を届けることで『収入』と『社会との接続』を創っています。

おかしょーさん修正版(背景透過あり)_全体

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読んでくださった皆さま、ありがとうございます。
虐待問題をビジネスで解決する仕組みづくりについて、これからも発信していきます。

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