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3人目のソリューションアーキテクトとして入社しました

はじめまして、2022年9月にMNTSQモンテスキュー株式会社にソリューションアーキテクト(SA)として入社した苅田カンダです。

MNTSQで4社目になります。入社して1ヶ月たったところで、20代のうちに3回も転職したジョブホッパーが、何を思ってMNTSQに入ったのか、何をしようとしているのかを書いていきたいと思います。

これまでやってきたこと

私の最初のキャリアはSEです。ITを使った課題解決をやるんや!と、2015年に新卒で大手SIerに就職し、大規模案件の要件定義から保守運用まで携わりました。

特に記憶に残っているのはデータ基盤の構築で、数ある既存システムのデータ構造に合わせたETLや名寄せの仕様を作成したり、日々数百万単位で積み上がるデータを移行したり、リリース直前までバッチ機能の性能改善をしていました。
日付が変わるまで他のメンバーや顧客と議論・作業する日々でしたが、厳しい状況でもメンバーが一丸となり、前に進む感覚が楽しいと気づけた意味でとても貴重な経験でした(耐性もつきました)。
その中で働いているうち、顧客はどんな経緯でシステムを入れることになったのか?導入したシステムは顧客のビジネスにどう影響を与えているのか?に手触り感を持ちたいと思うようになり、最後にはユーザー目線を持ってITを使った業務改善をやりたいとSIerを飛び出しました。

2社目は外資でBtoCのベンチャーに入り、現場の業務改善を担当しました。 

毎日のように変わる経営戦略に振り回され、関東中の顧客対応に出向いたり、手違いにより倉庫で夜通しピッキング作業したりと、メンバー全員が同じ方向を向いて奔走しながらも、カオスを楽しんでいました。また、システム導入時は現場の肌感覚や利用者の感情と向き合い、結果的に業務効率化された人達が喜ぶ姿を見て、やりたかったことが出来ている感覚を持っていました。
しかし、残念ながら思うようにグロースせず、事業縮小により再度転職することとなりました。次を考えるにあたっては、自分が提案できる技術の引き出しが狭いという課題感から、引き続き現場になるべく近い + より幅広い技術を身につけられる所を探しました。

3社目はまた大手に戻り、内製組織を立ち上げ中の不動産会社で、社内SEとしてシステム導入に取り組みました。

RPAを開発したり、これまで触ってこなかったAWSやGCPでインフラ設計・構築したり、Salesforceを自分達で学びながらアメリカの支社向けに導入したり(ついでに現地に出張できたり)と様々な技術・製品を扱いました。その他にも、IT戦略の策定や組織運営に関わるなど、技術に限らず幅広い経験ができました。

どこも在籍期間は短いですが、ベンダー・現場・情シスと様々な立場でシステム導入に携わったことで、すれ違いがちな各々の考え方を理解できるようになったのは、一種の強みかなと思っています。

転職理由とMNTSQ入社まで

現場の業務を効率化して感謝の言葉をもらえる情シスは、今でも自分に合った働き方だと思います。一方で、今度は視座が少し上がり、企業のシステムはどうあるべきかを考えるようになりました。

スクラッチで作られた業務システムが、エンジニア不足や品質などの理由で、企業成長における負債になりつつあったのです。疲弊していくエンジニア、温度感が上がっていく事業部を見ていると、今後システムを導入する際は、パッケージ・SaaSをベースに検討すべきだと考えるようになりました。
また、こうした状況が他の企業でも起こっているなら、必然的にSaaSが更に勢いを増していきそうだと思ったときに、以下の感情が湧いてきました。

  • SaaS業界に関わらなくて良いのか?

  • もうすぐ30歳、子供も産まれて自由が利かなくなってくるタイミングで、キャリアチェンジするなら今年なのでは

そんなときに、名前だけだと何をやってるかわからない企業から、あまり見かけない職種が記載されたメッセージをもらいました。契約業務のSaaSってあまりピンと来ないなと思いつつ、興味本位で添付されたHPやnoteの記事を見たところ、

  • ただならぬ規模の大手企業が導入している(日を追うごとに増えている)

2022/10/6時点

これはそこらのベンチャーとは違うぞ…と思い、エントリーを押しました。

思い返すと、法務部は特にITの恩恵を受けられていない部署でした。最優先である事業部側のシステム開発にリソースが割かれ、バックオフィス向けの開発の話題がほとんどない中、人事や経理が導入するようなパッケージシステムもない状況でした。反社チェック等、部分的な業務はRPAで効率化していましたが、法務業務の多くを占める契約周りに関してはノータッチでした。

法務部の社員はいつも夜遅くまで席にいたなぁと思いつつ、カジュアル面談、面接へと進んでいったところ、話を聞けば聞くほどプロダクトの優秀さ、将来性が半端ないことがわかり、事業戦略等の懸念点が見事に解消されていきました。
(この解消されていく感覚は中々面白い体験だったので、MNTSQどうなんやと思っている方は、是非カジュアル面談を受けてみてください)

また、面接の中で度々、CEOである板谷の名前が挙がりました。「板谷からめっちゃ熱い話を聞けるよ!是非議論してみて!」と楽しそうに次回予告をする社員の方々、実際に超熱い話をしてくださったCEOを見て、この会社は皆フラットに、また板谷を中心に一丸となって事業を推し進めている企業だと感じました。

これまでのキャリアでも度々感じていた、皆で目標に向かって走っていく感覚をまた持ちたいとも思うようになり、もう一度挑戦するなら今、ここしかない!と入社を決めました。

尚、他の入社エントリにも書いてある通り、MNTSQが与えられるものと苅田に求めるものが、A4用紙3枚に渡って綴られた熱いオファーレターをいただきました。
ここは採用に全力で取り組んでいると同時に、本気で社員の活躍できる環境を用意してくれようとしている会社だと、モチベーションが上がったのを覚えています。

MNTSQのソリューションアーキテクト(SA)とは

私がSAという職種を選んだ理由は、これまでの経験が一番役立ちそうだと思ったためです。

MNTSQのSAは、「大企業のテクノロジー導入による業務変革を、顧客の業務要件整理からプロダクト理解、実導入までサポートする」ことをミッションとしています。
顧客接点において、SalesとCSに跨って活動しており、技術側の立場から商談〜導入支援を横断的に見れることが特徴です。
※詳細は下記を読んでもらえればと思います。私も入社前に読みましたが、実際書かれていることそのまんまでした。

顧客に技術的な安心感、期待感を持っていただき、大企業が持つややこしいシステムの関係性を紐とき、現場が違和感なく運用できるソリューションを提案し、データ移行等が行われる導入プロジェクトの成功をサポートする。
これらの点において、自分の経験やシステム利用者と相対してきた感覚が活きそうだ、是非役立てていきたいと思いました。

さらに、MNTSQには自由と責任の文化があります。全ての情報へのアクセスや全社横断的なコラボレーションが約束される代わりに、それらを活用してベストを尽くす「責任」を負うというものです。実際、先輩SA2人はSRE、CSからスライドしてきており、それぞれ違った角度から、SAの職務範囲を超えて幅広く業務をこなしています。

SAとして入社したのは私が初めてということで、この想像以上に自由な環境を目の当たりにし、自分はどこまで活躍出来るだろうかと困惑はしています。しかし、これから加速度的に顧客が増えていく中で、MNTSQが最大速度で成長できるよう、限界に挑戦しながら自分なりのSAを模索していきたいと思います。

一緒に働きませんか

MNTSQは、最高の契約実務(=ベスト・プラクティス)の実現を目指しており、メンバー全員が全力で取り組んでいます。実際多くのお客様に選ばれるプロダクトになっており、今後更に急成長・急拡大していきます。

もし、これを読んでMNTSQに興味を持ってくれた方がいましたら、是非採用情報を覗いてみてください。カジュアル面談も実施しているので、お気軽にご応募いただけると嬉しいです!

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