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Raspberry Piでテレビをごにょごにょ④ Pi4で全録レコーダーをつくっちゃう!?

の続きデース。

どうせやるならトコトンやってみよー! というわけで、例によってちょっと普通じゃないところまでやってみたよという記録になります。

PLEXのPX-Q3U4とPX-Q1UDという2つのチューナーと、RaspberryPi4を組み合わせて、地上波デジタルx8+BS/CSx4の合計12チャンネル同時録画システムをつくってしまったりするお話です。

※テレビ番組の録画・利用については「ごにょごにょ①」をご参照のこと。また、これらの記事を見てなにがどうなっても当方は一切責任を負いません。ようは自己責任でおねがいします><
※あ、もうひとつ、文中で色々計算してたりしますが、自分用なてきとー計算ですのでしっかり検算をしていません、このままをあまり信用なさらないようおねがいします><

―――


パフォーマンスチェック

RaspberryPi4はPi3よりもパワーアップしている筈なので、どのくらい余裕があるのかな? と、まずは性能の確認をしてみます。

おもむろに動画を4本録画します。

$ recpt1 --b25 --strip 27 14400 27.m2ts &
$ recpt1 --b25 --strip 21 14400 21.m2ts &
$ recpt1 --b25 --strip 22 14400 22.m2ts &
$ recpt1 --b25 --strip 23 14400 23.m2ts &

14400秒、すなわち4時間で、

27:NHK
21:フジテレビ
22:TBS
23:テレビ東京

の4チャンネルを録画するのですが、この各行のコマンドを一時間づつずらして録画を行ってみます。
つまり、一時間目から4時間目までで1時間ごとに負荷が増えていき、また、だんだんと減るというイメージですね。

ロードアベレージモニタ:Monitorix

PCの各種負荷状態をグラフ化してくれる

これを入れてみます。

Monitorixインストール

参考:https://toripiyo.hatenablog.com/entry/2017/06/24/151730

$ sudo apt-get install rrdtool perl libwww-perl \
libmailtools-perl libmime-lite-perl librrds-perl \
libdbi-perl libxml-simple-perl libhttp-server-simple-perl \
libconfig-general-perl libio-socket-ssl-perl

この後は

 $sudo apt-get install monitorix

でOK。

ロードアベレージ監視結果

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システムのロードアベレージグラフです。青い山の手前から、1ch録画、2ch同時、3ch同時、4ch同時で山の頂上になり、その後、3ch、2ch、1chと下っています。

下段の緑と赤のグラフはメモリの使用量。
最初の2ch同時録画している時がメモリの使用量が多くて、その後下がっているのはうまく最適化されているのかしら?

カーネルモニタ

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↑特にこのcontext switch and forkグラフが顕著に表れていますね!(なんのグラフかよくわかんないけどw)
文字どおりの意味で考えると環境の切り替えの回数? CPUのお仕事が切り替わっている回数のグラフでしょうか。

CPU(4コア)それぞれの利用グラフ

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CPUは余裕ありまくりの模様。(^^)v

念のためそれぞれのアップも張っておきます。

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ディスク使用 I/O

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1TのハードディスクをUSB3.0で接続。容量的に問題はなかったけれど、スワップ率が高いまましばらく落ちてこなかった模様。

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Devices interrupt activity

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赤い山は録画中のモノ、最期の青いスパイクは録画したものを再生している時のデータ。デバイスの割り込みアクティビティってなんなんでしょね(わかってないw)
それでも、わかりやすい階段状の負荷のデータになってます。

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