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薪ストーブは良いぞ!「Winnerwell Nomad View」のレビューだったり小技だったり

というわけで薪ストーブのお話です。

いつの日か暖炉か薪ストーブがある別荘が欲しいわあなんて夢を見ているワタクシなのです。が、別荘なんてほいほい構えるわけもないし、そもそも薪ストーブをお家に設置するのもやっぱりハードルが高いので、とりあえずアウトドアで手ごろに使えるやつ、冬キャンで暖をとりつつお料理とかにも使えるやつが欲しい! と、いろいろ探していて見つけたのがコレ。

まずは愛用品のご紹介

Winnerwell Nomad View というタイプのSサイズ。一番小さい奴です。

最近はキャンプブームで窓が付いているアウトドア用の薪ストーブも各社から出ていますが、これはそのはしりぐらいのやつ。
Viewってだけに外から燃えている炎が見れちゃうのが一番のポイント!

私が購入したのはスペシャルパッケージというやつで、煙突やマット、専用のケトルもついて、まとめて専用バッグにコンパクト(?)に収められるのがGood!☆

↑こんなかんじ。ストーブ本体はバッグの真ん中の大きなスペースに、左右のポケットの片方にヤカンをいれ、もう片方はフリースペース。私は金属製の湯たんぽを入れるようにしています。

一応先に欠点も書いておくと

コンパクトなのは良いのだけれど、何しろ小さいので、沢山の薪を入れて燃やすことができません><
小さい薪をちょこちょこ入れて燃やし続けるしかないので、運用はちょっとばかり忙しかったりします。
燃焼室の奥行きが32cmしかないですから、一般的な(よくホームセンターで売っている)35~40cmぐらいある薪だとそのままでは無理><
短めの薪がゲットできたらよいのですけど、そうでない場合、自分でカットしなくちゃいけません。
手動のこぎりでやっていたら数本で腕がパンパンになってしまうので、結局コレを追加で購入しました><

余計な出費があああ!><

あと、細かい点ですが、煙突の径が5cmというのも特殊なようで、専用の煙突を使わないと延長できないってのも要注意。後述するテント用煙突ガードも特殊な専用品が必要になってきます。(中には5cmぐらいにも対応するのモノがありますが、やっぱりちょいお高い)

お高いなら、そう、自分でつくってしまいましょうw

テント用煙突ガードの自作

テント内で使うには、煙突とテントが接する部分にガードが必要です。
煙突は甘く見てるとかなり高熱になるます。簡単にテントが溶けたり燃えたりするのでほんと要注意!
専用品がもちろん安心ですけど、構造だけ見ると結構簡単に作れそうなんですよねー。
ってなことで、れっつDIY! 自作してみます。(もちろん自己責任で!)

参考動画

↑上の動画では、100均(セリア)のアルミラックx2の側面をくりぬいて、ダブルクリップで止めています。

セリアが近所に無かったのでダイソーで似たものを探してきました。

「ワイヤーネットバスケット」というやつx2

ワイヤーネットに取り付けるバスケットです。これ、ネットに取り付けるためにフックが付いてるでしょ、それを交互にひっかければ……

このように一体化します

もっかい分離して

側面の真ん中をカット

いいかんじにひん曲げれば……

ほらばっちり☆

よいかんじですね☆

煙突が煤で汚れているので外の廊下で作ってますw

互い違いにセットして、お互いテンションを掛け合っているので、クリップで止めたりねじ止めしなくても十分これで固定できます。

材料費わずか220えん!(∩´∀`)∩☆

※でもカットするのに使ったダイヤモンドカッターは約二万円したりしてw

※電子基板用カッター。本来の使用法ではありません!><

自作煙突ガードを使ってみる

今回実験に付き合ってくれたテントは、これまた愛用品で、かつこれまた本来薪ストーブ使用可能テントではないテンマクデザインのサーカスTC。二つある出入り口用のチャックの片方を少し開けて、こんな風に組み合わせてみます。

チャックのプラスチック部分が溶けそうで怖い!><

長方形の形なのはこういう挟み込むのにいいかなと思ったのですが、煙突との間隔が狭くなるのですこーし心配。

念のため、焚火台用の耐熱グランドシートでくるみこみます

テントの中から見た図

最近は耐熱シートも100均でうってるのですねぇ(周りの薄いのがそうです)

挟み込んだシートを固定するためにクリップも使ったので、結局全体で500円オーバーにはなっちゃいましたがw
純正品などは8000円オーバーなので、まあいいかなとw

燃えろファイヤー

燃やすぜえ。ちょー燃やすぜえー☆

手前下に落ちてる白い四角いのは一酸化炭素センサーです。これもだいじ!

外は冬の雨。まだやまぬ。ザーザーぶりの中、さむいさむいいいながら薪ストーブの本領発揮。ガンガン燃やして暖をとります。

ほぼ一晩使ってみましたが、煙突ガードは問題なし!
燃焼させながら包んだ耐熱シートにそっと手を触れてみましたがほのかに暖かいぐらいでテントへのダメージはない模様。ばっちりでした!(∩´∀`)∩☆

次の課題は吹き込む雨対策かなー><

薪ストーブはいいぞ!

とゆーわけで、これから寒い季節のキャンプにはぜひ欲しいアイテムなのです。もちろん、繰り返しますがテント火事や一酸化炭素中毒の恐れもある危険があぶない品なのはしっかりと肝に銘じつつ、自己責任で火遊びを楽しみましょう。火遊びは、じゃなかった薪ストーブはいいぞ! なのです☆

それにしても、ゆらゆら燃える炎はホントおちつくます。癒しだわー☆

あったかいしねー☆

オマケ:で、後始末

もひとつ欠点、というか、窓つきの薪ストーブの宿命なのですけれど、燃やした後、窓をみると煤でまっくろ!!><

自慢の大窓がまっくろくろすけ!

これは、窓クリーナーやマジックリンの強力タイプでお掃除です。

マジックリン強力分解タイプ

取り外した窓ガラスに

日蝕観測に使えそうにブラック
マジックリンをスプレーして数分放置

スポンジでガシガシこすれば・・・

ほらこんなにクリヤー☆

組みつけてばっちり!☆

まるでガラスが入っていないようw(はいってますw

これで次回の使用に備えられます☆

オマケのオマケ:据え置き薪ストーブもなんかすごいよ!

最初に書いたようにお家にinする薪ストーブもいいなあとずっと思っていたものでちょいと調べてみましたら、最近はスゴイ進化してるんですねー。

↑詳しくはこちらを参照ください。

二次燃焼や三次燃焼、触媒の効果やら自動温度調節機能まで。自動っていっても電気を使ったりではなく、あくまで薪の燃えるエネルギーと空気の流れで動作しているというけっこう高度なテクノロジー!

まだここら辺のオーバーテクノロジーはキャンプの世界には入ってきていない(と思う)けれど、このままキャンプブームが続いたらそういうテクノロジーを使ったアウトドア薪ストーブも生まれてくるかもしれないわー、なんて、未来もちょっと感じちゃったりしたのでした☆
(そこまでいらない? という説もありますがw)


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