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娘の誕生日について思うこと

先日、娘が誕生日を迎えた。

僕は自分の誕生日には無頓着であり、人様に祝われるのが苦手だ。

しかし、娘の事となれば話は変わる。
その日を迎えるにあたり100円ショップに足繁く通い装飾品を集め、妻子が寝静まった後に夜な夜なコソコソと飾りつけをする日々。

親父の自己満足
ミッフィーが片寄っている

2歳になる娘は、正直なところ自分が誕生日である自覚もなければ、誕生日とは何なのかもよく分かっていない。
たーじょーびーたんじょうびおめーとーおめでとう」などと自画自賛のような祝辞をデカい声で張り上げているが、何がめでたいのかもよく分かっていない。
そしてこれらの記憶は、物心付くころには綺麗さっぱり忘れ去られていると思われる。

とはいえ、忘れ去られるから適当に済ませようか、とはならないのが親の心理。
今この瞬間に彼女が楽しい体験を出来るのならば、たとえ記憶から消されようとも、別に良いのだ。
そして「楽しかった」という経験値は蓄積され、後の彼女の人生にも少なからず影響は与えるだろう。
大人になって写真を見た時、「こんな頃もあったのか」と鼻で笑ってもらえればそれで良い。


前置きは長くなったが、娘を人生初の水族館に連れて行った。
誕生日の記念として。
この日の為にというわけではないが、ダイソーで100円で買った「うみのいきもの」の本で娘も予習済だ。

「まぁ連れて行ってやるか」くらいの気持ちで行ったものの、結果的に一番満喫したのは他ならぬ僕自身だったようだが。


かつて宮城・松島にあったレトロな水族館を引き継ぐかたちで2015年にオープンした、仙台うみの杜水族館
運営は(株)横浜八景島。
横浜・八景島シーパラダイスを運営する会社だ。
こりゃ間違いない。

かくいう僕も仙台に住んでいながら、一度も行ったことがなかった。
娘ともども初訪問。

というわけで写真で何枚か、海の雰囲気をお裾分け。

イワシ達。
こいつらを3枚におろして
南蛮漬けを作りたいが、
一生かけても食べ切れないだろう。
イワシ達とエイ。
エイヒレのエイ。
南蛮漬け食材と娘。
なんか夢に出て来そうな
全く映えない魚と、娘。
木梨憲武捜索中。
室井滋。
室井滋たちと娘。
赤いカニ。
美味そう。
青いカニ。
マズそう。
茹でたら赤くなるのか。
アナゴさん。
なぜそんな狭い所に入りたがるのか。
美味そうには見えないが美味いはず。
THE 水族館フィッシュ
チ〇アナゴ等
パトカーのようなイルカ
シャチではないとのこと
ほぼゴジラ
飛べないぶん可愛さでカバー
ほぼこれが目的。
この子達マジで賢い。

この賢いイルカ達を無視して、娘は僕のバッグに隠された「たべっ子どうぶつ」の強奪に励んでいた。
まぁそんなものだろう。

一方、「連れて行ってやった」はずの僕自身がドハマりしてしまった。
年間パスポート買って仕事サボって通おうかしら。


娘の誕生日、もちろん本人にとってめでたい日だが、僕にとってもそうだ。

ちょうど2年前、自分のような不甲斐ない男を「親」にしてくれたのは紛れもなく娘。
そんな娘が生まれた日なのだから、嬉しくないわけがない。

さて、来年の誕生日はどうやって過ごそうか。

と考える前に、少しは筋トレでもしようか。
水族館内を歩いただけで体力ゲージが激減したのが情けない。

こんなことでは、そのうち連れていきたいと思っている千葉県のネズミ園には到底太刀打ち出来ない。


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