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親から贈られた壮大すぎる冒険とゆう名のパッケージ旅行の話

旅に出たい!旅に出たい!旅に出たい!

とゆう事で。

壮大な景色を見たり自然に触れたりすると、自分のちっぽけさを感じて逆に小さな事で悩んでいたモヤモヤがスッと晴れたり。百人並みの言葉ですが。

何者でもない自分に触れ合える。

旅の醍醐味はそこだなって思っていて、出張でも行ったことがある場所でも、普段の生活とは違う事を体験できる、これからの数日間何が起こるか分からないワクワク感、帰って来た時のまだ知らない変化したであろう自分に出会う前のドキドキ感。

私の中で、いかに自分がちっぽけであるかと同時に、まだ知らない世界が沢山あるとゆう事を知れるのは安心感にも繋がる。

SunnyTimeのProductのコンセプトに"旅"が入っているくらい、旅のそんなところが大好きです。

旅の間だけはミニマリストになれる、そんな自分も好きです。

とは言っても、実際にそんなに世界をバックパックで回って旅をしてるわけではなくて、実際には「旅行」と呼ぶ方が相応しいのかもしれない。

けど、ニュアンスの問題かも知れないけど、この新しい自分に出会いにいくワクワク感みたいなものが"旅"なのかな、とも思っているので、自分の中では経験した事ないワクワクを伴う出張も、"旅"です(出張と言っても私の場合は大抵イベント出店だったり、新しい出会いの場がメインなので)。

東京への帰省も、毎回見える景色は違うので、それも"旅"(いいのいいの、そう言わせて)。

今日はそんな中でもかなり昔の写真を引っ張り出して来て。

2010年〜シリア・ヨルダン〜

そう、例の母によってプレゼントされた中東の旅。

(例の母の詳細はこちら)


と言っても実際はおじちゃんおばちゃんだらけの中、妹と二人でツアーに参加させてもらった。誰が見ても、安心安全無害そうな、パッケージツアー。

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当時私23歳。妹22歳。この頃拠点は既に石垣島。

石垣に住んでいたからとゆうのは理由にならないけど、この頃は湘南の風に合わせてタオルを振り回すのに忙しかったり、バイトを何件もハシゴして自分の生活を回すのにいっぱいいっぱいで、実際シリアもヨルダンも中東の世界情勢も、何も知らないでプラッと参加した。

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もう行けなくなるだろうとゆうタイミングでツアー旅行をプレゼントしてくれた母には感謝しかなくて、実際2011年からシリアに入国するのはかなり厳しい情勢になった。(ツアー参加は2010。にしても本人ですらあんまり違いが分からないわこの姉妹の写真)

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記憶力が浅はかすぎるタイプなので写真をメインに載せていきますが、まず空港から衝撃を受けたのは鮮明に覚えてる。(これは中継地点のドバイ)

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着いたのはとても広大なカラッとした気候の

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空の色がとても綺麗な土地。当時Instagramとかなかったなぁ。


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ここは確かペトラ遺跡の山頂。

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リアルパイレーツオブカリビアンもいて

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崖っぷちで逆立ちしてた。

この後このリアルパイレーツオブカリビアンに連れ回されて、「もう日本には帰れないんだ」と思い詰める程の出来事が起こるのだけど、その前に私がロバにリスペクトを抱いたのもこの時からです。

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ロバって本当凄いの。

そしてこんな世界の反対の山の山頂でなんと、ここに暮らしていると言う日本人のお姉さんにも会いました。いつか不意に「こんな所に日本人」に出演したりしないかなぁと密かに期待してます。

この後、リアルパイレーツオブカリビアンとそのお友達とロバに乗って岩場をトコトコ。

「綺麗な夕日を見せてあげるよ」「やったー!」(実際何語で会話してたのか分からん)的な流れで案内して貰っていたのだけど

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広大な景色に心奪われたのも束の間。

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あまり電気も通っていない知らない土地で、文化の違う人達に囲まれているとどんどん心許なくなり、どんどん疑心暗鬼に。さっきまで意思疎通を測れていたはずだけど、よく考えたら言葉も通じない、沼。

結果として、車でホテルまで送ってくれて、単なる良い人達ではあったんだけど。

その車を取りに行くために、妹と一瞬離れ離れになって彼らの住居に行ったりで、もうすごい悪い人のアジトに見えて来ちゃって。中東の家って、みんな悪い人のアジト感、あるのかしら。そこら辺から銃でも飛び出してきそうな雰囲気が(失礼)。

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そんな状況でも写真撮ってる私(今見ると、中々可愛い家だし)。けど、撮ったのもこの一枚だけだし、我ながら中々余裕がないのが伺える写真。

流石にアウトだなと思ったら、全然アウトじゃなくて、逆に疑って申し訳ない気持ちでホテルへ送り返されたわけだけど。そうだよね、信心深い国だもんね。

けど、やっぱり良い子は真似しちゃ駄目、絶対。

しかしこんな経験があると、人は割と人生あっけらかんと生きられるのかなと思ったり、思わなかったり。

けど、個人的にこんな事件があったとはいえ、その一年後にシリアに入国出来なくなるなんて考えられないくらい、穏やかで素敵な街でした(事件が起こったのはヨルダンだけどね、そして、そもそも事件じゃないけど)。

もちろん観光名所しか行ってないし、現地の人と触れたのもほんの少しだけど。

天使か人間か見分けがつかないような子供達とか、シャイだけど優しいスパイス屋のおっちゃんとか、ちょっと休憩って言ってシーシャ吸い出すバスの運転手さんとか。

スパイスはビニール二重にして持ち帰ったけど、もちろん全ての荷物はスパイシーな香りに包まれてました。そしてその後、数年経って初めて使った。

その後行ったシリアの写真達。

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ここが世界の中心であろう。

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このスタイルは武装ではなく機能性だと悟った。(妹)

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急に探検家。(妹)

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この頃よくラクダに似てるって言われてたので親近感。

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とにかく、広大。

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写真で一言。

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何か陽気なおっちゃん達が沢山もてなしてくれた。

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リアルインディージョーンズ。リアル。

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ホテルでなんかテンション上がったらしい。

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バスのおじちゃん、イカしすぎ。

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平和。

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最後の方無心で載せてました!

10年前、中々良い写真撮ってるじゃないか。いや、場所が素晴らしいんだな。

コロナも世界情勢も、ちっぽけな私からするとなんだか難しいと感じてしまいますが、とにかく世界は広い。

人と人が憎み合う事、恐れ合う事よりも、またいつの日か、こんなに何も考えないで旅をしたいな。

www.sunnytime.net

個人的な思い出へのお付き合いありがとうございます。noteと全然テイストの違うInstagramとHPです。良かったら。

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