報告：読了後もこの本のタイトルを想起できない（認識災害）
冒頭「同一SCPについての複数の報告（ 作者自身が旧Twitterで「SCPじみた怪奇創作」として投稿しておられます）」みたいな感じで始まり、徐々に裏の統一されたストーリーが見えてくるという展開です。SCP財団をご存知の向きには「SCP-001/Kalininの提言」と言えば伝わるかと思いますが、3時間ほどが心地良く消えます。
おすすめ。
これはKindle版について改善を期待したいのですが、こういう「過去の章のエピソードに言及し、伏線を張りながら進む小説」についてはきちんとチャプターで区切って欲しいです。付箋をつけながら進みましたが、たぶん伏線の幾つかをスルーしたように思います。
最終章の意味ありげな描写がわかりませんでした。
そして、これはリアル認識災害なのではないかと思いますが、読み終えたあともこの本のタイトルを想起できないのですよね。
何故か。
今も検索しながらこのnoteを書き終わりました。
なに報告でしたっけ？
［ヘッダー画像："Cookie Clicker"の「ババアポカリプス（Grandmapocalipse）」発生時背景画像］
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