【ダイヤ1達成、ダイヤ帯12連勝】天威勇者スクラップのススメ② デッキ構築について 各カードの採用理由【遊戯王マスターデュエル】
一度ゲームにハマると
ひたすらやり続けてしまいます。
らるです。
今日は、前回に引き続き
天威勇者スクラップのデッキ紹介を
していきます。
今回は各カードの採用理由についてです。
改めて、現状のデッキレシピを貼っておきます。
デッキ枚数
カードの採用理由…と言いつつ
いきなり少し逸れますが、最初に
デッキ枚数を60枚としている理由についてです。
以前にも同じことを言っていますが
デッキ枚数を増加させることで
「無駄な札」を引く確率を下げられるからです。
このデッキには
スクラップゴーレム、リフン、オライオンといった
デッキに居てくれないと困る(引きたくない)カードが
多く存在しています。
そして、これらは「デッキに居ないとギミックが成立しない」
という都合上、2枚は入れておく必要があります。
(1枚にすると8%の確率で初手からギミックが機能しなくなる
2枚にすればその確率は0.6%まで下がる)
40枚デッキでも2枚必要ですし
60枚デッキにしても2枚でいいんです。
40枚中の2枚と、60枚中の2枚なら
60枚にした方が
引く確率は単純に2/3に抑えられます。
この+20枚のところに、つよいカードを
入れて、「引きたくないカード」を
デッキの中で薄める…というのが
このデッキの組み方のコンセプトです。
ですから、例えば
「デッキの中に3枚しかないキーカードを
引かないと弱い」ようなデッキや
「入れて強いカードが20枚も無い」
というようなデッキでは
この組み方は成り立ちません。
幸い、この天威勇者スクラップには
1枚初動のスクラップギミックにアクセスするカードだけで12枚
サブギミックのトマホークへのアクセスや、
単純にモンスターを増やして手数を追加できる
雷仙神、天威(ヴィシュダ、アシュナ)、グリフォンライダー
勇者ギミックカードの
アラメシア、水遣い、運命の旅路、愚かな埋葬…
…と、入れたい強いカードが沢山あります。
だからこそ、60枚デッキでも
成り立つわけです
(また、オマケとして、60枚デッキにしていると
相手の「隣の芝刈り」を実質無効化できるという
メリットもあります)
スクラップギミック
スクラップ・リサイクラー 3
スクラップ・ラプター 3
化石調査 3
スクラップ・エリア 3
スクラップ・ゴーレム 2
スクラップ・ワイバーン 1
スクラップリサイクラーに繋がるカードは
このデッキのメインギミックですので
フル投入です。
もし、デッキ枚数を40枚に近づける…
ということであれば
優先順位としては
化石調査>スクラップ・ラプター(ただし最低1枚は採用)
>スクラップエリア
かと思います。
化石調査は、次の項目で紹介する通り
ギラザウルスを入れているため
既にスクラップを引いていれば
そちらをサーチする…ということが
できるため、優先度が高いです。
例えば、この枠を7枚にしたいのであれば
スクラップ・リサイクラー 3
スクラップ・ラプター 1
化石調査 3
とすることになります。
化石調査のサーチ要員
俊足のギラザウルス 1
私が参考にした動画では
ミセラサウルス+ジュラック・アウロが採用されていましたが
コンパクトなSS要因としてギラザウルスを
採用しました。
もちろん、ミセラサウルス+アウロ採用にも
メリットはあるのですが
アウロ素引きのデメリットが大きいと
考えました。
ただでさえ多い「引きたくない」札を
さらに増やす構築になるのを
嫌った形です。
レベル3ですので
1チューナーと合わせて虹光の宣告者を
作ることもでき、それがメリットに
なるケースもあります。
リイヴギミック
星遺物ー『星冠』 1
星遺物を継ぐもの 1
星鍵士リイヴ 1
これらを採用することで
スクラップギミックが1枚初動になります。
(何度も引用させてもらっていますが
こちらの動画を参考にしています)
もし、採用しない場合には
スクラップ・ワイバーンの効果を使用する際に
破壊する魔法、罠が必要になります。
つまり、2枚初動になってしまう
ということです。
(こちらの動画が分かりやすいです)
このギミックを採用することで
「事故要因」が増えないか?
というのが疑問として
挙がってくるとは思いますが
結論から言うと「事故要因にはなりません」
むしろ、展開を補助するカードになります。
星遺物ー『星冠』 はSSできる機械族ですので
アウローラドンのSSに非常に役立ちますし
滅多にチャンスはありませんが
EXデッキから出たモンスターへの
妨害効果も持っていますので
素引きして余裕があれば
盤面に残しておいても強力です。
星遺物を継ぐもの はリンクモンスターさえ
立てば、実質『死者蘇生』ですので
こちらも展開補助には非常に役立ちます。
そして、星鍵士リイヴ は
とても珍しい「対象にとらないデッキバウンス」
という強力な除去効果を持っています。
ですので、このリイヴギミックは
天威勇者スクラップを使うなら
採用すべきギミックだと考えます。
天威
天威龍ーヴィシュダ 3
天威龍ーアシュナ 2
天威の拳僧 1
ここは、今までの天威勇者と
それほど変わらないところかと
思います。
レベル7をSSする、という役割に
おいては、ヴィシュダもアシュナも
同じですが
ヴィシュダは、拳僧と合わせて
召喚権を使わずに
相手のカードを1枚バウンスできるので
後攻での返しに非常に強力です。
なので、ヴィシュダの方を3枚
アシュナを2枚としています。
多くの天威勇者の場合、アーダラを
採用していて、実際欲しいと思う場面も
あるにはありましたが
「無くても支障なし」と判断して
不採用としています。
天威の枚数は、
「展開」だけを意識する
という視点でなら、最小で
ヴィシュダ2 アシュナ1
としても問題ないと思います。
(ヴィシュダ1 アシュナ1だと
どちらか素引きした時
展開できなくなるため、ヴィシュダは2)
枚数をトータル5枚としているのは
7×2体のトマホーク展開を意識しているためです。
雷仙神や、グリフォンライダーを出す勇者ギミックの
枚数と調整になってきます。
あるいは、この枠の枚数を減らして
それ以外の手札誘発や、バック破壊カードと
差し替える選択肢もあります。
レベル7展開用(雷仙神)
雷仙神 3
ライフコストは安くないですが
レベル7をタイミングを選ばず出せるので
非常に重宝します。
トマホークを作るときは勿論ですが
スクラップラプターや、リサイクラーが
とめられてしまった時に
後から出して、ワイバーンを作りに
行くときにも使いますし
打点も高いので、これでアポロウーサを
処理してから動く…など
使い道は広いカードです。
展開用カード
光竜星ーリフン 2
幻獣機オライオン 2
水晶機巧ーローズニクス 1
ジェット・シンクロン 1
竜星の九支 1
これらは、スクラップ・リサイクラーから
最終展開にもっていくまでに
採用必須のカードになります。
基本的にはあまり引きたくない
カード群ではあるのですが
それぞれに役立つ場面もあります。
・リフン
九支と合わせて引いた場合は
一応、それだけで一妨害になります。
展開ができない事故札のときは
これでしのごうとする場面もあります。
また、天威とリフンだけを引いた場合は
8シンクロで赤霄を立てられるので
これも一妨害になります。
・オライオン、ローズニクス、ジェット・シンクロン
これらのモンスターは機械族です。
ですので、アウローラドンの素材になれます。
そして、手札コストとして切ったり
素材として墓地に送られたときに
もう1体機械族を供給できるカードでもあります。
例えば、
SSできるカード(雷仙神、天威、グリフォンライダーなど)と
ローズニクスを素引きした場合
雷仙神SS、ローズニクスNSで二体でバリケイドベルグを立て
墓地に行ったローズニクスの効果でトークンを出せば
アウローラドンが立ちます。
これで最低限の展開はできるんです。
また、オライオンに関しては
墓地に送ることでレベル3のトークンを
出すことができるので
もし、スクラップ・ラプターが居るのに
ワイバーンの効果が使えなさそうなときに
(ネクロバレーを張られている、など)
何かのコストで切って3トークンを出し
レベル4のラプターと合わせて
ガイザーを出してから動く…というシーンも
極稀にでてきます。
・相剣ギミック
相剣師-泰阿 1
龍相剣現 1
アークネメシス・プロ-トス 1
これらもできればデッキに
眠っていて欲しいカードですが
引いても展開は問題なくできるため
1枚ずつの採用です。
泰阿の方を引いてしまった場合は
展開途中にジェット・シンクロンや
バリケイドベルグの効果で墓地に送ってから
ショウフクの効果で蘇生する…という形で
効果を使っていきます。
プロ―トスは、相剣ではありませんが
龍相剣現で引いてくるカードなので
ここに入れました。
環境次第(闇属性モンスターではなく
伏せカードが多い環境)で
サーチ先を相剣暗転にする手も
あると思いますが、
現状は闇属性が環境に多いことと
プロ―トスは打点にもなりワンキルにも
寄与することからプロ―トスを選択しています。
・勇者ギミック
聖殿の水遣い 1
おろかな埋葬 1
アラメシアの儀 2
騎竜ドラコバック 1
運命の旅路 2
流離のグリフォンライダー 2
スクラップギミックと相性は悪いですが
やはり強いということで
採用しています。
グリフォンライダー、運命の旅路は
1枚ずつでも問題ない枠なのですが
2枚にしています。
グリフォンライダーの方は
7×2体からのトマホークを目指す際に
天威ばかりを増やすと、
天威×2体が来た時に動けないので
グリフォンライダーと枚数を散らしている
…という狙いが主です。
運命の旅路の方は
単純にこれだけを引いても
・レベル7の供給
・勇者トークン+ドラコバックのバウンス
が使えて強力なことと
1枚素引きしてしまった際に
アラメシアの儀の効果がもったいない
という思いで採用しています。
おろかな埋葬に関しては
状況次第で、ローズニクス等の
展開札を落とす場合もあります。
・汎用枠
増殖するG 3
灰流うらら 3
ハーピィの羽根帚 1
ツインツイスタ― 3
墓穴の指名者 2
抹殺の指名者 1
禁じられた一滴 3
この枠の枚数は、
一番調整の必要があるところです。
何を相手として想定するかで
大きく変わってきます。
・手札誘発
うらら3枚は、汎用性の高さと
「増殖するG対策」も考えれば
順当だと思います。
増殖するGは、結局一番強い誘発なので
これを3枚にしています。
「通りが悪い」と考えるなら
抹殺用の1枚だけを残して
他の誘発に変える手もアリです。
・指名者
ここも、増殖するG対策の
意味合いが強いです。
当然、他の誘発にも打てたり
墓穴の方は「赫の烙印」にも打てたりと
活躍の場は広いです。
・禁じられた一滴
ここは手札誘発に変えても
いい枠ではあるのですが
後攻でのドローで引いても
使える…という点と
このデッキが手札に「不要札」を
抱えやすいという特性があること
スクラップギミックなら1枚残れば
それで展開できること
環境から流星の九支が
居なくなっていること
これらの点から、採用しています。
・バック破壊
現状は、モンスターばかりで
妨害してくる…というより
赫の烙印や、相剣暗転、などの伏せを
交えた妨害をしてくるデッキが多い環境なので
手札誘発を減らしてでも入れた方がいいと
考えています。
そしてここはツインツイスタ―が優先です。
速攻魔法であり
魔封じの芳香にチェーンして打てること
先攻を取った際に、ヌメロンのフィールドに対して打てること
がポイントになります。
サイクロン系のカードと比べると、コストはきついですが
コストに関しては一滴でも書いた通り
比較的コストにしても問題ないカードが
多いデッキなので、思ったほどは気にならない印象です。
羽根帚は通れば強いですが
伏せデッキが魔封じを使ってくるので
イマイチ機能しない印象です。
変えるならここかと考えています。
エクストラデッキ
ここまで紹介した以外のカードも含めて
紹介します。
虹光の宣告者 1
源竜星-ボウテンコウ 1
邪竜星-ガイザー 1
輝竜星-ショウフク 1
相剣大師-赤霄 1
幻竜星-チョウホウ 1
フルール・ド・バロネス 1
No.42 スターシップ・ギャラクシー・トマホーク 1
天威の拳僧 1
スクラップ・ワイバーン 1
警衛バリケイドベルグ 2
星鍵士リイヴ 1
幻獣機アウローラドン 2
天威勇者の通常採用カード
源竜星-ボウテンコウ
邪竜星-ガイザー
輝竜星-ショウフク
相剣大師-赤霄
幻竜星-チョウホウ
フルール・ド・バロネス
No.42 スターシップ・ギャラクシー・トマホーク
この並びにはあまり違和感はないでしょうが
強いて言えば、承影が不採用なところが
違いかと思います。
理由は、天威ローズとは異なり
先にバロネスを立ててから
アウローラドンを立てる…という展開が無く
出したい場面が限定されるためです。
一応、アーダラを採用しておけば
トマホーク展開からは出せるのですが
そのためだけに構築を変えるほどの
メリットは見いだせず、採用していません。
もし、入れ替えるとすれば
ショウフクかと思います。
ただ、個人的にはショウフクを優先した方がいい
と考えています。
先行展開においては、ショウフクの役目は
泰阿素引きパターンのケアと
チョウホウに「光属性モンスターの効果発動不可」を
付与するため…ということになりますので
これらを諦めることになります。
どちらも捨てるには惜しいですし
後攻で相手のカードを除去するときにも
2枚のデッキバウンスは非常に強力で
これで勝ちを拾ったゲームも少なくありません。
虹光の宣告者
上振れ展開時に追加するカードです。
トマホーク展開にスクラップを追加すると
成立しますし、墓地にジェットシンクロンが
余っているときに、ギラザウルスを出しても
成立させることができます。
アシュナ効果を使うと出せなくなるので
展開時は少し意識が必要です。
バリケイドベルグが2枚の理由
一目見ると過剰なようにも
思えるかと思いますが
このデッキの場合、
機械族無しでも4体並ぶ=バリケイドベルグ×2を並べて
からのアウローラドンという流れが
それほど珍しくなく起こります。
例えば、
グリフォンライダー G アラメシア …のような
手札の時に
勇者トークン 水遣い グリフォンライダー G と
4体並べて、バリケイドベルグ2体を立てて
アウローラドンを立てる…ということをやるわけです。
バリケイドベルグを1枚に減らせば
承影を入れることはできますが
どちらかというと、バリケイドベルグの
2枚目の方が必要な場面が多いと感じますので
こちらの採用になっています。
とんでもなく長い記事になってしまいましたが
最後までお読みいただきありがとうございました!
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