見出し画像

デッキ枚数を増やしてもいい理由【遊戯王マスターデュエル デュエリストカップ 勇者GS】

こんにちは、らるです。

マスターデュエル初?の
ガチ対戦イベント、デュエリストカップ
いかがだったでしょうか?

私は、勇者GSを使って
こんな感じでした。

勝率63.5% 悪くはない?

元々、10000位以内に入って
とりあえずブロンズ確保できたらなぁ…位の
気持ちでやり始めたので
想像よりは勝てていたと思います。

今回は、私の使っていた勇者GSを紹介します。

キレイな構築とは全く言えません。

ただ、一つの考え方としては
何かの参考にしていただける点も
ある
かと思いますので、紹介します。


芝を狩るわけでもないのに
50枚を超える構築になっています。

遊戯王では
デッキに入っている強いカードを
引く確率を上げるために
デッキ枚数は抑えるのが基本
です。

その基本を無視して
なぜ、こんな構築にしたのか…というと

後攻でも勝負したいと思ったからです。

後攻でも勝負するには
相手の先攻の動きを邪魔する必要が
あります。

デッキ枚数がかさましされているのは
手札誘発が増えているから
、ということです。

ヴェーラー、G、γ、うさぎ、うらら
ロンギヌス、ニビル、夢幻泡影で
合計17枚
あります。

これだけ入れていると、デッキが52枚と言えど
初手1枚以上持っている確率が87.5%
2枚以上が53.3%となり

手札誘発2枚引いていれば
ハリラドンでも、ある程度は止まってくれる

…と考えると

後攻になっても5割の確率で勝負ができる
ということになります。
(実際には、同じ誘発を2枚引いてしまう
…ということもありますので
もう少し確率は低いですが)

コインで勝敗が決まる…とさえ言われる
今の遊戯王で、5割の確率で
後攻でも勝負ができるなら
悪くない
でしょう。

実際、後攻でもそこそこ勝てていました。


デッキを増やして事故らないのか?

後攻で勝負できるようになっても
先行で負けたら意味がないのでは?

そういうツッコミがありそうですが
その点は気になりませんでした。

手札誘発を増やした分
初動枚数も増やしたから
です。

1枚でハリファイバーになれる
クリッターとカーボネドンはフルで
6枚積んでいます。

化石調査も合わせれば9枚体制です。

40枚構築の勇者GSでは
一般的には6枚程度
かと思います。

40枚中の6枚なら初手率57.7%
なのに対し、
52枚中の9枚なら初手率62.9%
なので、むしろデッキを膨らませても
1枚初動を引く確率は上がります

仮に、40枚の枠の中で
初動枚数を増やそうとすると
手札誘発がその分削れていく
ことに
なりますので、
手札誘発を引く確率と
初動を引く確率を両方上げたいなら
デッキを増やすのがよい

ということになります。


デッキ枚数を膨らませた方が
初動を引く確率も
手札誘発を引く確率も上がる
…というと、違和感を覚える人も
多い
と思います。

私も基本的にはそうです。

ただ、このデッキの場合は

・特定のカードを引かずとも
 ハリファイバーさえ作れればいい
(カーボネドン1枚でもいいし
 クリッター1枚でもいい
 増殖するGと緊急テレポート…とか
 ヴェーラーとギラザウルス…とかでもよい)

・デッキ構築上
「引きたくないけど入れないといけない」
カードが多い

という特徴があります。

ユスティア(ガードオブフレムベル)
ヘイカン、リフン、ネメシスコリドー
ドラゴパック、運命の旅路
竜星の九支
あたりはあまり引きたくない
カードかと思います。

これらの引きたくないカードだけで
デッキのうち7枚は確定します。

40枚デッキだろうと、
60枚デッキだろうと
同じく7枚です。

40枚中の7枚と
60枚中の7枚なら
どっちのほうが引いてしまう確率が
高いか
…と言うのは分かると思います。

手札誘発と、初動を増やす
=引きたいカードを増やす と
これらの「引きたくないカード」
を引きづらくする
ことができるというわけです。

先行でも後攻でも弱いカードを引く確率を
下げて、他の強いカードを引く確率を
上げたい…という場合に
デッキ枚数を増やす…という組み方は
有効になります。


デッキ枚数を増やす弱点

特定の引きたいカードを引きにくくなることです。

今回のデッキで言えば
引きたい特定のカードというのは
アラメシア、水使い、墓穴、抹殺あたりの
ハリファイバーを通すために
有効なカードたち
…ということになります。

実際、この計9枚のカードに関しては
私の52枚のデッキだと初手1枚以上引く確率62.9%
40枚デッキなら74.2%なので
10%以上開きがあります。
これは無視はしづらいでしょう。


仮にデッキを60枚まで増やしてしまえば
57.0%と、50%台まで落ち込みます。

ですので、デッキ枚数を増やすとは言っても
弱いカードで増やしては意味がありません。

このデッキ枚数を増やす構築を
試している時に、
いっそ60枚まで増やした方がキレイかな
…とも思いましたが
私なりに「もう増やすカードは無いかな」と
思ったところがこの52枚
でした。


というわけで、デュエリストカップで
使用したデッキで
デッキ枚数を増やした理由について
説明をしました。

40枚デッキがキレイだと感じるのは
私もよくよくわかります。

ただ、デッキの中身を考えて
枚数を増やす という選択も
状況に合わせて選べると
よりよい構築が作れるかもしれません。

何かの参考になれば幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?