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宗教の働きは○○○【宗教の起源①】

こんにちは、らるです。

今日は、宗教についてのお話です。

先日、ロビン・ダンバーさん
新刊が出ましたので
読んでいきたいと思います!

今回のテーマは「宗教」です。

私自身、宗教の働きには
非常に興味を持っています。

前書き、解説を読む限り
ロビン・ダンバーさん
宗教に関する独自の視点を提供した本
であるようなので、今から内容を
楽しみにしているところです。


そもそも、ダンバーさんって?

そもそも、ロビン・ダンバーさんというのは
どんな人かというのを説明しますと

オックスフォード大学の
進化心理学の名誉教授

人類学者でもあります。

特に、集団サイズの上限である
「ダンバー数」を導いたことで
有名な方です

ダンバー数を、もう少し詳しく説明すると
人間が親密な関係を
維持できる集団のサイズを示すもの
です。

この数がおよそ150人とされ、
この150という数字は
脳の新皮質の大きさから導き出された

ものになります。

(この話は以前にノートに書いた
 社会脳仮説の話になります)

つまり、脳の大きさから見て私たちは
約150人の人々としか
親密なつながりを維持できない
という限界がある
のです。


ですが、約1万年前に農耕と牧畜が始まり、
都市が形成されたとき、
人々は大規模な共同体で暮らすようになりました。

つまり、150人以上が集まる状況が生まれた
ということです。

このダンバー数の
限界を超えて集まるために
宗教が一役買った
そうなんです。

この辺りの話も、本書を読んでいく中で
語られると思います。


今回の『宗教の起源』では
3つのテーマが語られるそうです。

①宗教の信仰能力がなぜ人類で進化したのか
(他の動物ではダメだったのか)

②宗教が共同体の結束を強化する働きはなぜ働くか

③現代の主要な世界宗教が特定の時期と地域で発展した理由
(仏教、キリスト教…などが、1500~3000年前の間に
 北半球の亜熱帯地方で集中して出現した理由)

どれも面白そうなテーマで
今から楽しみにしています!

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