徳を身に着けるには○○が必要【ニコマコス倫理学⑧】
こんにちは、らるです。
前回、徳を身に着けるには
徳のある振る舞いを繰り返していけばいい
という話をしました。
とは言っても、
「じゃあ、徳のある振る舞いって、どんなの?」
という疑問が浮かんできます。
今日は、その「徳のある振る舞い」を
知る方法についてです。
徳を身に着けるにはモデルが必要
徳の身に着け方は
「技術」の身に着け方と同じだ
…というのも前回お話しましたが
ここにヒントがあります。
技術を身に着けるには師匠が必要です。
ですから、徳も同じで
その徳を、すでに体現している師匠を
見つけて真似すればいいんです。
おそらく、多くの人の最初の師匠は
親になるでしょう。
親や、近しい人からは、徳も、悪徳も
きっと得てしまっています。
今まで得てしまっているものは置いておくとして
じゃあ、これから良い徳を得たいと
思っている場合はどうすればいいか?
師匠とは言っても、そんなに近くに
立派な人は居ないよ…という人も
いるかもしれません。
ですが、大丈夫です。
師匠は、本でも、YouTubeでもいいんです。
ただ、もちろん一番いいのは
生身の人間であるとは思います。
善き共同体の中に居て
善き師匠を見つけること
それが、徳を身に着ける近道です。
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