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そもそも、会社は何のために存在するか?【マネジメント】

マネジメントには、
3つの役割がある…という話を
先日からしています。

その3つの役割とは。

①自らの組織に特有の使命を果たす
②仕事を通じて働く人たちを活かす
③社会の問題について貢献する

これまで、①②に関しては
記事にしてきましたので

今日は
社会の問題について貢献する

について書いていきます。


会社って誰のためにあるの?

まず、この問いに
あなたならなんと答えるでしょうか?

株式会社でしたら
株主のため、でしょうか。

あるいは、もう少し広げて
利害関係者のためにある
といった感じでしょうか?

私自身も、なんとなく
この2つのイメージをもっていました
…が、実は、ドラッカーは
違うことを言っているんです。

彼の答えは「会社は社会のためにある」です。ドラッカーの有名な言葉に「会社は社会の公器である」という一節がありますが、「会社とは社会から人材や資源をあずかり、社会に必要とされるものを提供する役割を果たすものである」というのが彼の考え方です。

上田 惇生. NHK「100分de名著」ブックス ドラッカー マネジメント NHK「100分de名著」ブックス (p.42). NHK出版. Kindle 版.

会社は社会のためにある

これがドラッカーの答えです。

そもそも、会社が経営できるのは
「社会から人材、資源をあずかっているから
」で
だからこそ、会社は
「社会に必要とされるものを提供する役割」
持っているんだ、というわけですね。

これが、マネジメントの3つ目の役割
③社会の問題について貢献する
ということなんですね。

社会の問題…というのは
ニーズと言い換えることができると
思いますが、

そのニーズに応えることが
マネジメントの役割
なんだ
というわけです。


これを、自分の仕事に
置き換えてみるとどうでしょうか?

私自身としては
全然意識できていなかったな
…と感じています。

人を採用する…というのを
経営陣の立てた計画を満たすように行う
ということだけ
やってしまっていました

もちろん、採用は

会社に対して、経営陣が示したような
適切な人材を採用してきて供給する

という仕事もあるのですが

「社会」向けには
求職者=就活生に適切な仕事を提供する

という面も、当然あると思っています。

もしかすると、
もっとほかのニーズ…
貢献できることもあるのかもしれません。

改めて、私の顧客が誰なのか
そのニーズは何なのか

という問いを考えていこうと思っています。

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