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そもそも、会社は何のために存在するか?【マネジメント】
マネジメントには、
3つの役割がある…という話を
先日からしています。
その3つの役割とは。
①自らの組織に特有の使命を果たす
②仕事を通じて働く人たちを活かす
③社会の問題について貢献する
これまで、①②に関しては
記事にしてきましたので
今日は
③社会の問題について貢献する
について書いていきます。
会社って誰のためにあるの?
まず、この問いに
あなたならなんと答えるでしょうか?
株式会社でしたら
株主のため、でしょうか。
あるいは、もう少し広げて
利害関係者のためにある
といった感じでしょうか?
私自身も、なんとなく
この2つのイメージをもっていました
…が、実は、ドラッカーは
違うことを言っているんです。
彼の答えは「会社は社会のためにある」です。ドラッカーの有名な言葉に「会社は社会の公器である」という一節がありますが、「会社とは社会から人材や資源をあずかり、社会に必要とされるものを提供する役割を果たすものである」というのが彼の考え方です。
会社は社会のためにある
これがドラッカーの答えです。
そもそも、会社が経営できるのは
「社会から人材、資源をあずかっているから」で
だからこそ、会社は
「社会に必要とされるものを提供する役割」を
持っているんだ、というわけですね。
これが、マネジメントの3つ目の役割
③社会の問題について貢献する
ということなんですね。
社会の問題…というのは
ニーズと言い換えることができると
思いますが、
そのニーズに応えることが
マネジメントの役割なんだ
というわけです。
これを、自分の仕事に
置き換えてみるとどうでしょうか?
私自身としては
全然意識できていなかったな
…と感じています。
人を採用する…というのを
経営陣の立てた計画を満たすように行う
ということだけやってしまっていました
もちろん、採用は
会社に対して、経営陣が示したような
適切な人材を採用してきて供給する
という仕事もあるのですが
「社会」向けには
求職者=就活生に適切な仕事を提供する
という面も、当然あると思っています。
もしかすると、
もっとほかのニーズ…
貢献できることもあるのかもしれません。
改めて、私の顧客が誰なのか
そのニーズは何なのか
という問いを考えていこうと思っています。
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