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仕事のスピードを上げる方法 目標の法則【仕事の教科書②】

仕事はスピードありきでやっています。
らるです。

先日は
「仕事が早い人」になる方法を紹介しました。

こちらは、実際には
「早さそのもの」ではなく
「タイミング」を早くする
という話で
「周りの人の助けになる」
「仕事が早いと思ってもらえる人」になる方法

…ということでした。

今日は、根本的なスピードアップの話です。

またこちらの本から紹介していきます。


目標→行動→計画

まずは「目標を立てよう」という話です。

そんなの当り前じゃない?
…と思うかもしれません。

ですが、「仕事を早くするには?」と聞かれたら
あなたならどう答えるでしょうか?

「知識を身に着ける」とか
「行動して、経験を積む」とか
そんな風な答えが出てきませんでしょうか?

もちろん、知識も経験も大事なのですが
それも目標ありきです。

目標なしの知識や行動は
ゴールがわかっていないのに
走り出してしまったマラソンのようなもので
全く見当違いの方向に
行ってしまう可能性があります。

「その仕事を達成する速さ」という意味においては
非効率的になってしまいます。


そして、目標を立てるときのポイントが
その目標を、他人に立ててもらうのではなく
自分で立てる

ということです。

もちろん、最初は上司や先輩が設定したものを
追いかけることになることもあるでしょうが
いつまでもそのままでいてはいけません。

自分で目標を設定することを
忘れないようにしましょう。

実はそれが、仕事を楽しむということにも
つながっていきます。


最近読んでいたアランの幸福論では
こう言われています。

仕事は、あらゆるものの中で最高のものであり、最悪のものでもある。自分から進んで自由に働くのであれば最高、逆に、そこに自主性がなければ最悪である。

アラン. アランの幸福論 エッセンシャル版 (ディスカヴァークラシック文庫シリーズ) (p.137). 株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン. Kindle 版.

仕事において「最高」と「最低」を分けるのは
「自主性」
なんです。

自分で進むべき方向を定めてやることです。

この楽しさは唯一と言えるレベルで高いものであり
だからこそ、いくらお金を持っていても
仕事をし続ける人がいるのでしょう。

 仕事は唯一の楽しいことであり、それだけで完全な満足感が得られるのは仕事しかない。
 もちろんここで言っているのは、自分で自由に選んだやりたい仕事のことであり、自分の能力を発揮するだけでなく、そこからまた新たな能力が生まれるような仕事のことである。
 ここでも、おとなしく言われるままになるのではなく、自ら行動することが重要なのだ。

アラン. アランの幸福論 エッセンシャル版 (ディスカヴァークラシック文庫シリーズ) (p.134). 株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン. Kindle 版.

「仕事は唯一の楽しいこと」という
アランの言い分は、ちょっと極端なようにも
感じますが、続く文章を読むと納得できます。

自由に選んだ
やりがいのある
自分の能力を発揮でき
新たな能力も生まれる

こういう仕事なら、確かに楽しそうだな
…と思いませんでしょうか?

こうしていくためのカギが
「自分で決める」「自分で行動する」こと
なわけです。


まとめ

仕事のスピードを上げるには
まず「目標」を「自分で」立てる

この「自分で」やるということは
「仕事を楽しいもの」にするカギでもある

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