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「徒然草」に学ぶ:成功への四つのステップ

こんにちは、らるです。
今日は先日に引き続き
「徒然草」の話をしていきたいと思います。

今回は兼好法師が提唱する
「道を極める」ための四つの大切なこと
ご紹介します。

確かになぁ…と思いつつ
出来ていないなぁ…とも感じたので
自戒の意味も込めての紹介です。


大事な4つのことというのは…

ハウツー本的に兼好が主張している趣旨をまとめると、大きく以下の四つのことに集約されます。「優先順位をつけよ」「恥を捨て人前に出よ」「真似でも行動せよ」「環境を整えよ」です。

荻野 文子. NHK「100分de名著」ブックス 兼好法師 徒然草 NHK「100分de名著」ブックス (p.60). NHK出版. Kindle 版.

①優先順位をつけよ
②恥を捨て人前に出よ
③真似でも行動せよ
④環境を整えよ

この4つです。

順番に見ていきます。

まず、「優先順位をつけよ」です。

人間というのは、ついつい大事なことを後回しに
してしまうものです。例えば試験勉強の時、
部屋の掃除をしたくなること、ありますよね。
でも、人生は短いのです。
逃げていると、時間はどんどんなくなります。
一番大事なことをしっかりやること
が重要です。

次に、「恥を捨て人前に出よ」です。

上手くなってから人前に出るという考え方は、
一見まともなようで
実は一芸も習得できない原因になります。

未熟なうちからでも、上手な人の中に混じって
恥ずかしがらずに練習する
ことが大切です。
人前に出ることで、必死になり、
上達への道が開けます。

三つ目は、「真似でも行動せよ」です。

できない言い訳を考えるよりも、
まず形から入ってしまいましょう。
格好だけでも整え、その気になることが
上達の秘訣
です。真似でも行動することで、
次第に本物になります。

最後に、「環境を整えよ」です。

人は環境に大きく影響されます。
集中するための条件を整えることが重要です。
例えば、勉強部屋が騒がしかったり、
誘惑の多い場所では集中できません。

作家が締切前に缶詰にされるとかけるようになる…
という話もあるように
自分にとって最適な環境を作ることが大切です。

これらの四つのポイントを実践することが
道を極めるためには大きなポイントに
なっていきます。

私もこの教えを胸に、日々の生活を
より充実したものにしていきたいと思います。

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