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小学生でもわかる!『大衆のあおり方』【アドルフ・ヒトラー『我が闘争』より】


こんにちは、らるです。
『我が闘争』読み進めています。

第六章 戦時宣伝より
「大衆扇動」の方法を要約します。

コレを読んだ皆様が
今後、望まぬ方向に煽動されずに
済むことを祈っております。

冷静に読んでいただけるよう
必要以上に平易な表現を
用いて書きます。

1,ねらい

「大衆」(たくさんの普通の人たち)
をあおって思い通りに動いてもらう。
(ただし、頭の良い人には効かない)

2,やり方

①知識が少ない人にも
 わかる言葉を使う

大衆は難しい言葉を
理解できません。

大衆を動かしたければ
使う言葉のレベルを
下げる必要があります。

極端に言ってしまえば
知識がないとわからない言葉は禁止です。

この点には、いくら注意しても
注意しすぎということはありません。

②主張は短く。何度も何度も繰り返す。
(いろんな角度から説明するのは○
 
でも、必ず「主張」は全く同じにする)

大衆は、理解する力が弱く
忘れる力がとても大きいです。

なので、
一番簡単な言い方で
何度も何度も言わないと
覚えてくれません

だから、
短い言葉で
何千回も繰り返して

教えてあげましょう。

3,やってはいけないこと

①バレるウソはダメ

バレたとき、
逆効果になってしまうから
です。

こんなことがありました。

ドイツの偉い人たちは、戦争中に
敵の国をバカにするマンガを
書いて、大衆に読ませました。

「敵なんてたいしたことないんだ」と
大衆たちは思いました。

しかし、実際に戦ってみると
敵の国は手強かったのです。

大衆たちは
「敵がたいしたこと無いなんて
 ウソじゃないか!」と思い
偉い人たちを信じられなくなりました

そして、もともと持っていた
「国を守りたい」「戦って勝つんだ」
という気持ちが、弱くなってしまい
結局、戦争に負けてしまいました。

②他と比べちゃダメ

自分の国を守るために
戦争をするときに

「自分の国にも、
 こういう悪いところがあるよ」
「相手の国も、
 こんなところが正しいよ」

という話をされると
大衆は迷ってしまいます。

大衆は、迷うと
不安になったり、
疑いをもちます。

すると
動く力を失ってしまうのです

なので、①で書いた
「バレるウソ」にならない限りは、
余分なことは、
一つも言わないほうが
良いのです

他と比べることはせず
大事な「伝えたいことだけ」を
ひたすら繰り返しましょう。

4、まとめ

「大衆」をあおるときには
①知識が無いとわからない言葉は
 使わないようにしましょう
②主張は短く、何度も繰り返しましょう

このとき、次のことに気をつけましょう。
①バレるウソをついてはいけません
②他の話をして
 大衆を迷わせてはいけません


いかがでしたでしょうか。

とてもシンプルな方法ですが
「考えること」を放棄した人は
引っかかってしまいそうな
気がしませんか?

とは言え、全てのことを疑って
考えるのは大変です。

ですので、
重要でないことに関しては
「大衆」でいるほうが
楽でいい
と思います。

しかし、
本当に大事なこと、
自分の人生に
重大な結果をもたらすことだけに
関しては、


「大衆」として流されるのではなく
自分の頭で考えて
物事を決めるようにしないと、
大きな後悔をする
ことになります。

最後まで読んでいただき
ありがとうございました!

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してもらえると、
めっちゃやる気が上がります!

毎日更新していきますので、
今後とも宜しくお願いします!

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