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まず、あなたが始めるべきだ【嫌われる勇気】

他人、環境のせいだ…と
考えがちでした、らるです。

今日は、『嫌われる勇気』
私がとても印象に残っているフレーズ

そして、厳しいながらも
動き出す勇気をくれるフレーズを紹介します。



誰かが始めなければならない。他の人が協力的でないとしても、それはあなたには関係ない。わたしの助言はこうだ。あなたが始めるべきだ。他の人が協力的であるかどうかなど考えることもなく。

『嫌われる勇気』 P212

これは、『嫌われる勇気』の後半で
アドラーが実際に言ったこととして
紹介されている言葉です。

これ自体はアドラー心理学のキーワード
「共同体感覚」の問題についての
言葉だといわれていますが

個人的にはあらゆることに通じてくる
思っています。


他人や、周りの状況次第で
物事のうまくいく、いかない…は
左右されるでしょう。

ですが、自分が「今の状況を変えたい」と
思うのなら、やれることはまさに

「自分が始める」こと以外に何もないんです。

それこそ、他の人が協力的でなかったとしてもです。


もっと言えば、”今の”自分が始める ということです。

過去の自分がどうしてきたか
未来の自分がどうするか

それも関係なく

今、この瞬間の私ができることは
今、この瞬間に私が始めること

それだけなんです。

とても単純ですが、
私にとっては忘れがちなことでした

「今まではこうだったから…」
「きっと、もっと先にはなんとかなる…」

そんな風に、漠然と思って
今は流すだけ…になりがちでした。

…というより、今も気を抜くと
そうなってしまいます。


そういうとき、この言葉を思い出して
「今、ここから、私が頑張ろう」
と思いなおすんです。


先ほどは

他人も、環境も
過去も、未来も 関係なく…

という話をしましたが

まず、「今の私」が真剣に行動し始めることで
状況は変わっていきます。


真剣に頑張っている人を、人は自然と応援したくなります

過去に悪いと思っていたことも、
今がよくなれば、
「あれがあったから今の私がある」と
肯定できるようになります

そうなれば、未来もより自分にとっていいものに
向かっていけることでしょう


決めるのは、昨日でも明日でもありません。「いま、ここ」です。

前掲書、P276


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