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企業は、顧客の満足だけでなく、○○を満足させなければならない【マネジメント】

今月は、『マネジメント』を
読んでいこうと思います。

マネジメントに関しては
先月、一つ記事を出しました

この記事のポイントをまとめると

『マネジメント』は経営学の本というより
人間を感動させ、幸せに導くために書かれた本

マネジメントの役割は
「自らの組織に特有の使命を果たす」
②「仕事を通じて働く人たちを生かす」
③「社会の問題について貢献する」
という3つ。

1つ目の「自らの組織に特有の使命を果たす」とは
得意な本業に集中しろ、という話で
それ以外のワクワクしない仕事に
取り組むべきではない
止めてしまったほうがいい

といったところです。


この視点で、改めて、今の自分の
採用の仕事を振り返ってみると

「ワクワクが無さ過ぎる」
いうことに気づきました。

これは、変えなければならない
…と思い、もう少しマネジメントを
読んでみようと思ったわけです。


②仕事を通じて働く人たちを生かす

というわけで、前回のnoteに続いて
マネジメントの3つの役割の
2つ目を見ていきます。

単に仕事を人々に提供するだけでは、企業は役割を果たしたことにはならない。それぞれの人の得意とする分野を見極めて、責任ある仕事を与えて、成果を出したならばそれに対するフィードバック情報を与える。さらには、みんなが安心して働けるための環境を整備する。

上田 惇生. NHK「100分de名著」ブックス ドラッカー マネジメント NHK「100分de名著」ブックス (p.39). NHK出版. Kindle 版.

ドラッカーは、カスタマー・サティスファクション(顧客の満足=CS)と、エンプロイー・サティスファクション(従業員の満足=ES)の二つが両立できてこそ、会社としての存在意義があると考えたわけです。

上田 惇生. NHK「100分de名著」ブックス ドラッカー マネジメント NHK「100分de名著」ブックス (p.41). NHK出版. Kindle 版.

企業は、顧客を満足させればいい
…というわけではなく
従業員の満足も両立しなければならない

そのために
・安心して働ける環境を整備する
・従業員の得意分野を見極める
・責任ある仕事を与える
・成果に対してフィードバックを与える

こうして書いてみると
もっともな話…と思えますが
実際には、こうなっていない企業も
多そうに思います。

私自身の職場だと
「安心して働ける環境」以外は無い
…と感じますね。


また、逆に、私が主導して行う
仕事の場合…すなわち
私がマネジメントをする場合に
この4つができていたか…というと
それもできていなかったように思います。

4つともを達成するには
マネジメントする立場からは

・メンバーと向き合い、よく知ること

・仕事そのものを深く理解して
 「どの部分が、誰の得意分野に当てはまるか」
 を考えること

・仕事ぶりをよく見て
 めんどくさがらずにフィードバックすること

これらが必要になってくるでしょう。

こうしてみると
やっぱり、コミュニケーションが大切
ということが改めて見えてきますね。


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