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会社が「ESに書いて欲しい」こと

就活と、学校のテストは違う
…ということに学生時代全く気づきませんでした
らるです。

今の日本で「普通」のルートをたどると
高校や大学では
ペーパーテストの入試があり

それぞれ学校に入った後も
基本的にはペーパーテストで
評価が決まります。

要は「先生の言った通り」
「教科書通り」にどれだけできたか

で、いい評価がつくかが決まります。


そして、大学生活が残り2年を切ると
「就活」が始まってくるわけですが
そのとき初めて、就活という
「評価軸の違う試験」に出会う
わけです。

私自身、この「評価軸の違い」に気づくまでに
とても時間がかかった(…というより
最後の1社を受ける直前まで気づかなかった)
ので、全く偉そうなことを言えないのですが

「お手本の通りならOK」とか
「間違えなければ100点」とか

そういう「ペーパーテスト的価値観」で
就活も見てしまっていました。

実際には、これは全くの間違いなので
「ペーパーテストでいい評価をもらってきた」人ほど
「全く違う」ということを
体感して理解してほしいな…と思います。


ESには何を書けば正解ですか?

ペーパーテスト的価値観でいくと
ES、履歴書に書くような
自己PRとか、学生時代力を入れたこと…なんかにも
いわゆる「正解」がある気がしてしまいます。

当たり前ですが、
正解なんてありません。

自己PRも、学生時代力を入れたことも
一人一人答えが違って当たり前なので
ペーパーテストのように
これを書けば100点…なんてものは
無い
わけです。


じゃあ、何を書けばいいのか

これもまた、当たり前の話なのですが…

 あなた自身の言葉であなたのことを語ってくれること。そしてそれがその企業やお客様にとってどう役立つかの説明です。華々しい成果や突飛なエピソードでなくてもかまいません。
 読んだ人が「吹奏楽で、希望の楽器じゃなかったのにチューバにはまって一〇年の、あの学生さんか」「デパ地下でお惣菜の新商品を全部試した子だ」というように印象に残してもらえるよう、自分らしさを描いてみてください。

遠藤美穂子. 元気が出る就活のヒント130: 就職活動を始める時、行き詰まった時、不安になった時、将来に迷った時に読んでください (p.52). Kindle 版.

自分の言葉で、自分のことを語ってください。

個人的には、これが全てだと思います。

「それで落ちたらどうするの?」

と言われてしまうかもしれませんが
それは単に「縁が無かった」ということです。

就活は婚活と同じです。

どんなにイケメンで、高身長で、高年収だろうと
相手から「好みに合わない」と
思われたら、結婚はできません。

それと同じです。


ですから、
しっかりと自分を開示して
それで一緒にやっていけるかどうかを
見てもらいましょう。

自分を隠して、仮に一緒になっても
(入社できても)
後で苦労するのはあなたです。



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