見出し画像

大きなことをやる人間は「大ぼら」を吹く

ウソをつくと心が痛むので
私自身のためにウソはつきません
らるです。

ウソ…というと
基本的には悪いイメージ

あると思います。

ただ、こういうパターンでなら
その時点では根拠のないウソ
だったとしてもいいのでは?

という話を今日はしていきます。


大ぼら3兄弟

 名経営者は、多くの場合、名プレゼンターです。有名なところでは、ソフトバンクグループの代表取締役会長兼社長執行役員の孫正義さんが、神がかり的なパフォーマンスで知られています。未来をどう変えるのか、その妄想が聞いている人を惹きつけるそうです(孫さんは妄想ではなく「大ぼら」と呼んでいます)。ある投資家から聞いた、2001年頃の話です。孫さんは、投資家向けの説明会のステージ上で、大きな手ぶりと共に「皆さん、ブロードバンドは普及します」という言葉を繰り返し繰り返し訴えかけたそうです

市川 祐子. ESG投資で激変!2030年 会社員の未来 (Kindle の位置No.911). 日経BP. Kindle 版.

名経営者が名プレゼンターというのは
よくわかります。

沢山の人を惹きつける力が
確かにあるように思います。


じゃあ、何が人を惹きつけているかと言えば
「未来をどう変えるのか」という「妄想」なわけです。

孫さん自身はその「妄想」を
「大ぼら」と呼んでいるそうです。

実は、この「大ぼら」吹き
他にもいます。

日本電産の会長兼最高経営責任者の永守重信さんと、ファーストリテイリングの会長兼社長の柳井正さんと孫さんの3人は、ご自身らを「大ぼら3兄弟」と呼んでいるとのこと。どなたも稀代の経営者、ふつうの人には見えない目的地の景色が、大海原の先に見えているのでしょう。

市川 祐子. ESG投資で激変!2030年 会社員の未来 (Kindle の位置No.922). 日経BP. Kindle 版.

小型モータで世界一のシェアを誇る
日本電産の永守さん

ユニクロ、ジーユーを傘下にもつ
ファーストリテイリングの柳井さん

ここに孫さんを加えた3人は
ご自身らを「大ぼら3兄弟」
呼んでいる、とのこと。

名経営者の3人が
自分たちのことをこんな風に
呼んでいる…というのは
驚きですね。


幻想が全てを作る

以前に、ル・ボンの『群集心理』から
noteを書いていました。

ここから引用すると…

思想、芸術、文明
『幻想』を原動力にして作られた

今回の「大ぼら3兄弟」が
それぞれの会社を大きく成長させられたのは
周囲の人を惹きつける「幻想」を
「大ぼら」によって作り出せたからこそ

だと、私は思います。


集団をリードするなら
この「大ぼら」力が
きっと試されるのでしょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?