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個人配信♡新レーベルを準備中φ(.. )

「沙羽の女王~夢幻恋人~」
稀企画・レアノベル
著 日向唯稀
イラスト 水綺鏡夜先生
分価・配信 2024/07/中旬予定

 人生八十年として、年齢的にも完全に折り返したな――と思い始めた頃から、どうやったら物書きをし続けられるかな?
 今の読者さん(一緒に年齢を重ねていく)に読み続けて貰えるかな?
 ――などと考え始めました。

 当時は家事・育児・両親の介護があり、特に両親にかかる費用が高額だったために、毎日三時間睡眠でとにかく執筆(年間・文庫で7~8冊平均発売)し続けていたのですが――
 たまに、ポンと一週間~10日くらいの時間ができたときに、息抜きに自著の番外同人誌なんかを書いておりました。

 すると、「どうして息抜きで書くの!?」と知人に言われましたが、「え? 好きだから」としか答えようがなくw
 ただ、必要最低限の外出しかできなかった時期なので、引き籠もりでも楽しめるのは、やっぱり物書きしかないもんな――と、今なら思います。
(今は観劇や推し活で外に出られるようになったので!)

 そして、日々衰えていく両親を看ているうちに、いつかは自分もこうなる日が来るんだろうな――と、自然に思いました。

 そうなったときは、どうする?
 まず、生活に大金がかかる!
 ここはもう、働いて少しでも貯めておくしかない!

 でも、生きる上で、自分を楽しませられるのって、結局は書いて、出して、読んでもらってしか、自分にはないよな?
 仮に、寝たきりになっても、正常な頭と視力と両手、または片手があれば、文字は打ち込めるんだし。
 まって! そうしたらKindleなんかの電子配信って、ノーパソ一台と操作できる自分がいれば、最期までやれるんじゃない?
 書く側にできるんなら、読む側にだってできるはずだし、今は音声入力も読み上げ機能もある。
 よし! 同人枠をKindleにも広げよう!!
 いまから準備すれば、最期までいけるはず!

 ――考えていくうちに、こうなりました(^^;)

 え!? たんに執念深いだけなんじゃwww
 見ようによっては、そうですよね。
 私もそう思いますww

 けど、これを大真面目に考えて、わずかな隙間時間に企画を立てて、そのために「Rareplan+稀企画+」という個人サークル名&オフィシャルBlog名に変えて、少しずつですが邁進してきました。

 そうして2013年に父が他界してから、翌年には愛犬が、2015年には母が他界。まだ育児は残っていましたが、下の子は大学生になっていました。
 さすがに少し休もう――と思い、仕事予定に間を開けて時間を作りました。
 そして、適応障害になりました(^^;)
 忙しくしていないと調子が狂う、死んでしまうクジラタイプらしいです。

 なので、主治医からのアドバイス通り、翌年からは少し仕事量を回復させて、同人誌もポチポチ書いて、観劇や推し活にも力を入れて――♡
 疲れ果てていた自分を回復させつつ、Kindle配信の準備もしていきました。

 ――で、奇しくもコロナ禍。
 2020年からKindleで個人配信をスタートしました(*^_^*)
 多分この時点で、思い付きから十年近くかかった気がします。
 何せ、すべてが隙間時間作業なので……。

 稀企画から「RareNovel」という名前で、まずは既存同人誌の配信から始めました。
 Kindle登録に四苦八苦し、データを作り直して、入稿して――KindleからOKが出れば、いよいよ配信です。
 スタートできたときは「毎日イベントみたい!」と感動したものです。
(いや、これは今も思いますが♡)

 そうしてシステム自体になれてきたのもあり、次なるステップへ進めたいな――そう思って取り組み始めたのが、今回のイラスト付きで版権切れかつ現在は配信もされていない商業誌を改稿・配信することです。

 以前、一度「前以て試してみたいので、お願いします」と、商業でシリーズの担当をしてくださっていたレーター様に引き受けてもらったことがあったのですが、その時点でもう――画像データに対する取り扱いが素人すぎて、知識不足すぎてww
 そこもまた、ちまちまと勉強しつつ――で、気がついたら2024年になってしまったんですけどね(^^;)

 それでもコツコツ、ちまちまと進めていく持久力(しつこさ? 執念?)だけはあるので、今日のnoteに始めて「進行φ(.. )」を書くことができています。
 
 いずれは紙本でイベント参加が難しい年齢・体調になってくるとは思いますが、目指すはハッピーな話を書きつつ、先のプロットを立てつつ、ピンピンコロリで「我が人生に悔いなし!」です。

 そのためにも、まずは心身の健康にも気をつけねば!!
 なのですが(*^_^*)


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