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患者さんに生かされているということ

珍しく、暑中御見舞いただきました。

精神科通院の患者様は、生活的に困窮されてる方も多いので、頂き物は滅多にしないけど。

三年前から診ていて、転職してもついてきてくれた唯一の患者さん。

あのときは、主治医交代しろ、舐めてるのか、云々、物凄く攻撃されました。

あの時、病気と、患者さんと、しっかり向き合って、攻撃されても、へこたれず、関係性構築にこぎつけられたから、今の信頼関係があります。

今では、あのときは、こんなこといって、ボコボコに私を攻撃しましたよね、と、診察室で笑い合える関係。

攻撃されても、味方でいる姿勢を諦めず、続けられて、患者さんから理解してもらえたとき、普段は報われることが少ない、精神科医の醍醐味があります。

つくづく、この仕事を選んでよかった。

頂き物より、そのお心がありがたいです。

患者さんに生かされてることへの感謝。

先生が転勤するなら、全国日本国内なら、どこでもついていきます、と

そう言ってくださったときは涙を堪えるのに必死だった。

ほんとは頂き物はしない方がいいことは、あるけれど、お気持ちをお断りするのも、かえって申し訳ないので、ありがたくいただきます。

娘と、お夕飯に早速頂きます^_^

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