見出し画像

【関西旅行記1】薄皮シリーズにたまごとナポリタンを見つけて衝撃を受ける。

忘れないうちに旅行記を書いていく。


夜行バスから梅田に到着。ホテルは大阪だが、今回は京都観光を目的として来た。前回同じメンバーで関西を観光したときは大阪と神戸を回った。奈良にはいつ行くんだろう。このメンバーで大仏を見て回るイメージが全くつかない。鹿のフンを嫌がって騒いでそう。じゃあ行かなくていいか。

地元組との合流までに時間があるので、我々関東組は先に京都入りする。偶然にも2月10日は平安蚤の市の開催日。骨董市だが、どの骨董市も早く行かないと面白いものが無くなってしまう。せめて午前中に行かないと、出店者が次々に店を畳んでしまう。よって、骨董市は近所に住んでいないと行けないものと思っていたのだが、今回は夜行バスで到着後移動できる。これは近所に住んでるよりも気持ち的に行きやすい。こんなこと一生に一回だろうな。ラッキー!

三条駅から平安神宮まで歩く。途中でデイリーヤマザキを見つけて入る。五個から四個入りになった薄皮シリーズにたまごとナポリタンを見つけて衝撃を受ける。絶対に美味しいじゃんこんなの。たまごの方を買う。店内をぐるぐるしてたら、男性がものすごい勢いでカールを六袋くらい掴んで攫って行った。ビビった。


着くと画像で見た通りの骨董市。それなりの規模ではあるが、一つ一つがあまり大きくないので回りやすい。大江戸骨董市の方ががっしり店を構えている感じがする。あと大江戸は店の配置が細長くて回りにくい。平安は東京蚤の市の気合を三分の一した感じ。歩いているだけで楽しい。

ずっと菓子型を探していて、今回初めて「これはー!」となったものがあったけど値段を見てやめてしまった。菓子型は基本的に高い。ずっと探している印判皿をこの時も探したけど、やっぱりない。これからもしぶとく探していきたい。戦前の白磁八角小皿を見つけて買う。戦前の白磁が着々と集まっていく。

白磁のうぐいす盃が大量に並んでいるのを見つけて飛びつく。ひとつ二百円というのも素晴らしい。柄が一切入ってないのも素晴らしい。傷がついてないのも素晴らしい。おそらくデットストックだろう。良いうぐいす盃があったら欲しいと思っていたのを思い出して、つまりはその物欲を忘れていたんだけど物を見たら思い出して、買うスイッチが入った。ひとつ買うかふたつ買うか数秒間悩み、二人で日本酒を飲みながら「ピョーー」と鳴らすのって絶対楽しいじゃんとなり、ふたつ買った。近いうちにやりたい。


平安蚤の市は平安神宮でやっているので、見終わったら平安神宮を散歩する。なんとなく回って、なんとなくおみくじを引く。末吉。一緒にいた友人が中吉で、そっちの方が良い目かと思っていたのだが、文章を読んだら私の方が運勢は良さそうだった。紙のみのおみくじだったが二百円した。いつもの二倍。観光地価格。

それから近くの蹴上インクラインへ。同居人におすすめを聞いたら返ってきた場所。友人が写真をいっぱい撮りたいというし、フォトスポットに行くのが良いなと思って。作って持ってきたウエストポーチを中心に写真を撮ってもらう。


疲れて近くのカフェへ。軽食を摂る。フレンチトーストとミルクティー。あんまりご飯食べてなくてお腹空いた〜とか思ってたけど、バスの中でパンひとつ、デイリーヤマザキで買ったパンひとつ食べてるから、今考えたらそれなりに食べてた。

夜ご飯の話や翌日の話をして、なんとなく計画を立てて、ホテルのある大阪まで戻ることに。途中でケーキ屋に寄る。いきしなに気になっていたケーキ屋で、合流する時間ギリギリだったけど、地元組より遅くなっても少しくらい待たせとけばいいやろと私が言って、イートインしていくことにした。ちょっと発生した待ち時間くらい一人でも潰せる年齢でしょ、みんな。


私はショートケーキを、友人はチョコケーキを頼む。ショートケーキ、色々とちょうど良くてペロリだった。初めて入る店ではショートケーキを頼むという自分のスタンスを褒めてやりたい。友人のチョコケーキはビターチョコと書いてあったのがかなり甘くて苦しんでいた。甘いのをそんなにたくさん食べられないからビターなら良いかなと思ったらしい。最後の方「もう無理です」という顔をしていたから助け舟を出して残りを食べた。確かに全部食べたらミルクの板チョコ二枚食べたようなの口の中になりそう。

美味かったな〜。店の雰囲気が好きだったから、他のも食べてみたさある。シュークリームくらい買って帰れば良かったか。


続き↓


めでたし、めでたし。と書いておけば何でもめでたく完結します。