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古着リメイクだけで全身コーディネートする

古着が好きだ。くたびれた生地、レトロな模様、宝探し感、独特の雰囲気。何より最高なのは価格が安いことだ。中にはびっくりするほど高いものもあるが、びっくりするほど安いものもたくさんある。その安さは1着数百円で服が買えてしまうほど。

さて、今回はその古着をまとめ買いして、さらにリメイクを施し、全身コーディネートを完成させようと思う。

実はリメイクは初心者である。これまでも古着リメイクをしたいと思っていたものの、大胆に形を変えるのは勇気がいるため、ワンポイント刺繍や裾直し程度に止まっていた。

しかし、1着300〜500円程度の服であれば容赦なくハサミを入れられることに気がついた。失敗しても「てへぺろ」で済むからだ。1000円くらいのだと三日は落ち込むだろう。

安ければOKと気がついて、手始めにパーカーをリメイクしてみた。

矢印の部分がリメイクした箇所

これがとても楽しかった。「こういう服欲しい」と思っていたのを自分で作れる喜び。何かを作っている充実感。楽しすぎて、完成後からリメイク欲(リメイクをしたいという欲求のこと)の高まりがすごい。もはや全身コーディネートもできる!今なら!今しかない!今でしょ!と勢い付いた時に思いついたのが、今回の「古着リメイクで全身コーディネート」である。


素材選び

「古着は4点ほどあれば足りそうだよな……」というざっくばらんな計画とお金だけを持って、古着屋に入店。どのような仕上がりにするかを全く決めずに選び始めた結果、レジに行くまでに1時間20分もかかってしまった。目標を立てる大切さを学ぶ。

だがなんとか購入した。購入品は以下の通り。

左上から、ワンピース、大きめズボン、メンズワイシャツ、ロングスカート。ベルトを添えて。

ワンピースを選んだ時点で全身コーディネートが完成した感はあるが、布は多いほうが装飾に使えるのと生地が扱いやすそうなのと色や素材が調和しそうなのを基準に選んだ結果だ。


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いざリメイク

リメイクの過程はストーリーズにて。完成したのを早く見たい人は動画4つ分スクロ〜ル。

※スクロ〜ルした方へ※
ワイシャツはワイシャツに、ズボンはズボンに、ワンピースはベストに、ロングスカートはミニスカート風腰巻エプロンになりました。


全身コーディネートになっているのか?

できた〜!着るぞ〜!

・・・?

微妙だ。明らかにアイテムが多い。

#思ってたんとちゃう #まだ早かったか #そういうこともある

こういう顔にもなる。

なんというか、「頑張って書いたからこの文章残しておこう」と削らなかった結果、読みにくい文章が出来上がっていた時の気持ち。

うむ、素直に余分なところを削りましょう。

#腰巻取った #コーデがまとまった気がする #日傘かわいい
#たのしそう #暑くて #長袖着るのキツかった #顔に出てない #えらい
#いい写

腰巻を取ったら色が減ってまとまった。
今度はフリフリのベストを脱ぎ、腰巻を再び身につける。

#スタイリッシュ #職人っぽい #わるくない #リュック見切れてる
#スカートのポケットそのまま使える #水も入る #手ぶらで歩きたい時に便利かも

全部着るよりも少し減らしたほうが良いコーディネートになった。4つの古着から4つのアイテムを作ったが多かったようだ。というのも、元々「4着買おう」と決めた時の想定では、「Tシャツ2着を半分ずつ使って1着にする」のようにリメイクによって、買った数より出来上がる数の方が少なくなるはずだったのだ。買い物に行く前に目標を立てていれば、きっとこうはならなかった。目標って大事だ。

メモ:目標を立てることは大切。


ふりかえり

勇気を出して言おう。全身コーディネートは失敗した。ッ・・・(ダメージを受け止めている)。

しかし、リメイクには満足だ。

フリフリベストのセーラー襟も、

ズボンのお尻の変形も、

袖と裾をゴムや紐でクシュクシュっとしたのも、「こういうのを作りたい」と思って加工した、思い入れのあるパーツである。

やりたいことをやった。次はもっと冷静になって、上手なコーディネートが出来ると思う。またいつか。



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おまけ

全部別々で手持ちの服とコーディネート組んだ結果。

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普通に良い組み合わせができてしまった。裁縫では「普段使いできるレベル」を目指しているのだが、今回のリメイクはその基準を満たした。嬉しい。

あとベルト使うの忘れてた。

布はロングスカートの余り


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