正しいことの線引きが、まっすぐな線じゃなくてぐねぐねなんだ。

COTEN RADIOのブラッティメアリー、メアリー一世の回を聞いて思ったんだが、異教徒(カトリックとプロテスタントは異教徒と言って良いのか?なんて呼べば良いんだ?)を処刑するのはキリスト教的にOKなの?っていう。キリスト教の始まりから色々一人歩きをして、新たな決まりごとが出来ているし、その線引きはどこの誰がやったんだろう?正しさの基準になりうる人とは?

カトリック以外にも、日本では絵踏をやっているし、思想の異なる人間がいると困るというのはどこでもそうなんだろう。ただ、追い出す方法が処刑っていうのは、倫理的にセーフなんだろうか。心荒まない?人を殺すのに「信じてるカミサマが違うから」を理由にするのやばくない?

政治のためにうまいこと利用しているんだろうが、宗教上のタブーを犯しているわけじゃないのかなあ。こういうのに詳しい人いるかな。

正しさの基準がしっかりあるのに、明確に矛盾した行動を取ることってよくあるんだろうな。正しいことの線引きが、まっすぐな線じゃなくてぐねぐねなんだ。でも本当は正しいというラインはどこにもなくて、無理やり引こうとするからそうなるんだろう。線は引きたいのよね、そっちのが判断しやすいから。


通勤で通る道にある一軒家で「ご自由にどうぞ」をやっていた。絵本だった。思わずしゃがんで選んでしまった。『あついあつい』『はぐ』の二つに惹かれ、絵本を読む子供のいる家庭に譲るべきなんだろうけど、もらってしまった。大事にします。

『あついあつい』は、自分の心の声が出たんかと思ったから思わず手に取ってしまった。あついあつい、(日差しが)痛い痛い、眩しい眩しいだ。最終的にみんなで海に飛び込む話。

『はぐ』は絵が可愛い。ワニとペンギンがはぐしている時のイラストにやられた。会えた嬉しさにはぐをする動物たちが良い。読み終わった後に子供が「はぐ!」って抱きついてくるところまで想像した。可愛すぎる。キュンキュン。

どちらも福音館書店で、ぐりとぐらやだるまちゃん、ばばばあちゃんなどを出している出版社だ。サイトへ飛んだら、月刊誌を発行しているらしく、月一で一冊絵本が送られてくるサービスがあるという。年齢に合わせてシリーズを選べるのだが、これを毎月用意しているのがすごい。他の絵本の出版社もやってるところあるのかな。

知らない世界があるもんだ。絵本好きだけど、書店に並んでいるのを見るだけだから、こういうことを知らずにいる。名入れ絵本みたいな有益な情報を、みんなはどこから仕入れてくるんだろう。口コミ?


めでたし、めでたし。と書いておけば何でもめでたく完結します。