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むかーし読んだ本について話してみたよ

幼少期に読んだ物語の話をね、2日前に書きたいと思っていたのに、部屋の模様替えやら買い出しやらしてたら時間が無かったのよ。毎休日時間が足りなくて仕事の時より忙しい。

そんなわけで幼少期に読んだ物語をものがたらむとす。


おしいれのぼうけん

めっちゃ怖かった。おばあさん?みたいのが怖くてずっと覚えてる。多分メインはそっちじゃないんだけど、そっちばっかり覚えてる。聞くところによるといまだに子供達に恐怖を与え続けているらしい。


三枚のお札

これも怖かった。ドキドキしながら読んでた。山姥の存在を知ったのはこれが初めてだと思う。大きくなって姥捨山とか知ってからは山姥にも色々あるんかなって思ったり。今考えると和尚さんがクレバーすぎる。ギリギリ助けられるラインのお札の枚数渡してるのすごい。


道成寺

なんかどっかのお寺で祖母が貰ってきた紙に書いてあった物語。安珍清姫のやつ。あれを小学生の時に知って、歌舞伎の娘道成寺で再会した。多分大学の授業だと思う。昔に知った話ってなんでか分からないけど、理解しやすいよね。疑問を持たないんだろうね。

これも小さい時は、清姫が蛇になって追いかけてきて、鐘ごと熱して殺すなんて怖いなって思ってたけど、今考えるとどっちの立場にも立てない感じ。

調べたら最後が腑に落ちないんだけどコレは。

安珍が焼死、清姫が入水自殺した後、
住持は二人が蛇道に転生した夢を見た。
法華経供養を営むと、二人が天人の姿で現れ、
熊野権現と観音菩薩の化身だった事を明かす。

コレならどうして安珍は清姫を拒絶したのか説明がつかなくない?せめて、”そういうことだったんだけど、寺院がどういう対応をするか試したんだよ”って言ってくれれば良いのに。そういうことじゃなさそう。誰か紐解いてください。


おやゆび姫

なぜか印象的。蛙の背中に乗ったりしてないっけ。浦島太郎とか桃太郎とかかぐや姫とかは、コレよりずっと前に知ってたからハマるとか無かったけど、おやゆび姫はなんか好きだったな。読んだ絵本の挿絵が可愛かったんだな。


ダレン・シャン

叔母さんがくれた本。1巻がピークだと思ってる。なぜなら一番内容を覚えているから。サーカスに忍び込むところとか、体がヴァンパイアになっていく過程で足が速くなるところとか、ドキドキしながら読んだ。今読んでも面白いんじゃないかなあ。みんなが通る道、ダレン・シャン。あとかいけつゾロリ。


五木寛之のエッセイ・小説(生きるヒントシリーズ、『旅の終わりに』等)

何度も言ってるけど、これが一番私の人生に影響を与えたと思う。小学4年生の時に、ピアノ教室の近くの本屋で漫画じゃない何か難しい本を読んでみたいって思って、手に取ったのが『旅の終わりに』。前すぎて内容忘れちゃったけど、そこから五木さん縛りが始まった。

お金がないからBOOK OFFで買い揃えてた。筆者しか見てないから、蓮如物語を手にしてたり。この時の本はまだ実家にある。自分の意見を持つようになったのは、ここがスタートだと思う。


自分の意見を持つという点では、いつだかの先生に「”楽しかった”だけじゃなくて、”どのように楽しかったか”を言うようにするのよ」って言われたのも大きいと思う。確かにそうだな〜って思って、それからは理由をつけて感想を述べるようにしている。

漠然と楽しかった時もあるだろうけど、自分が何を好きか、どこが刺さったか知るために”どうして”を探るのは大切なんじゃないかと思う。好きなことって嫌いなことより漠然としているから。

「好き」って「嫌い」より書く時バランスとるの難しいんだよね。これ小学校高学年か中学生くらいの時に気が付いて、プラスの感情の方がマイナスの感情よりグラグラしやすいのと同じだなあとか思ってたな。名は体を表す。



そんな感じだった。絶対にもっと色々読んでる。何ならちゃお・りぼん・少コミ・たまに別マを通ってきたような漫画大好きな人だった。後ジャニーズもAKBも好きだった。

漫画といえば、りぼんを買ってきたその日に3回くらい読むじゃん。そしたら、前から順に掲載作品とその内容・台詞を完全に暗記できるっていう特技があった。当時は何とも思ってなかったけど、この能力めっちゃすごくない?今はもう無理。天才だったんだよな、そういうとこだけ。楽譜は全然覚えられなかったのにね。



今回の出題者ーーーーーーー

ありがとうございます!

めでたし、めでたし。と書いておけば何でもめでたく完結します。